教員プロフィール
- 氏名:
- 田中 勝次
- カナ氏名:
- タナカ カツジ
- 所属:
- 大 学:経済学部 経済学科
大学院:経済学研究科 - 学位
- 経済学修士
- 役職
- 教授
担当科目(大学) | 国際金融論,開発金融論,特別演習,研究演習3年前期,研究演習3年後期,研究演習4年前期,研究演習4年後期,研究演習4年前期(サブゼミ),研究演習4年後期(サブゼミ) |
---|---|
担当科目(大学院) | 国際経済学特殊講義,研究演習1年前期,研究演習1年後期,研究演習2年前期,研究演習2年後期 |
研究室 | 学生会館3階 |
オフィスアワー | (水)12:20〜13:10 |
E-mail: | k-tanaka@po.osu.ac.jp |
ホームページ: |
教育テーマ: | 簡単なモデルを用いて現実の経済現象を複眼的視点から分析 |
---|
研究テーマ: | 1.中央銀行の最適外貨準備保有 2.グローバルバリューチェーンの分析 |
---|---|
略歴: | (学歴) 1975年3月 香川大学経済学部卒業 1978年3月 香川大学経済学専攻科修了 1980年3月 神戸大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士) (職歴) 1983年4月 岡山商科大学商学部助手 1985年4月 岡山商科大学商学部講師 1988年4月 岡山商科大学商学部助教授 1991年4月 岡山商科大学法経学部助教授 1992年4月 岡山商科大学附属経営研究所次長(1994年3月まで) 2005年4月 岡山商科大学経済学部助教授(2006年3月まで) 岡山商科大学入試部次長(2007年3月まで) 2006年4月 岡山商科大学経済教授教授(現在に至る) 2007年4月 岡山商科大学教学部副部長(2008年3月まで) 2013年4月 岡山商科大学大学院経済学研究科長(2015年3月まで) 2015年4月 岡山商科大学経済学部長(2019年3月まで) 2021年4月 岡山商科大学国際交流室長 2022年4月 岡山商科大学経済学部長・大学院経済学研究科長 更新 2023年5月1日 |
業績: | (著 書) 1)エマージング市場経済における通貨危機の分析 単著 平成17年3月 西日本法規出版 (学術論文) 1)国際ポートフォリオ・セレクション 単著 平成元年 5月 岡山商大論叢,第25巻第1号 2)取引コストと媒介通貨−理論的考察− 単著 平成6年 6月 岡山商大法経学部創設記念論文集 『現代経済学の諸相』中央経済社 3)農業保護と貿易政策 単著 平成6年 8月 岡山商大論叢,第30巻第2号 4)韓国の経済危機 −金融危機を中心として− 共著 平成11年10月 岡山商大社会総合研究所報,第20号, 共同研究『アジア経済危機と国際企業経営に関する研究 −日韓比較を中心として−』第1章 5)金融危機に関する最近の理論 単著 平成14年2月 岡山商大論叢,第37巻第3号 6)資本市場と開放経済の不安定性 単著 平成16年6月 岡山商大論叢,第40巻第1号 7)エマージング経済における通貨危機と金融政策 単著 平成16年10月 岡山商大論叢,第40巻第2号 8)対外債務の通貨構成と金融政策 単著 平成17年6月 岡山商大論叢,第40巻第3号 9)岡山県津山市における農業・林業振興政策に関する産業連関分析 共著 2020年3月 井尻昭夫・江藤茂博・大崎紘一・三好宏・松本健太郎編 『大学と地域 持続可能な暮らしに向けた大学の新しい姿』第8章 ナカニシヤ出版 10)ノンサーベイ法による地域間産業連関表の作成と活用 ―岡山県における農業振興を事例として―』 共著 2021年3月 井尻昭夫・大崎紘一・三好宏編著 『「寄り添い型研究」における地域価値の向上』 第11章 大学教育出版 Application of Interregional Input-Output Tables Using Non-survey Method ― A Case Study of Agricultural Development in Okayama Prefecture ― 共著 2021 in Ijiri, Akio et al. eds., Enhancing the value of the region through "research of the snuggle type" pp.158-172 [Abstract] In this paper, the intra-regional input-output tables for Okayama City, Kurashiki City, Tsuyama City, and Setouchi City were created by the non-survey method from various statistical data such as the input-output tables and the economic census in Okayama Prefecture. It is known that the economic spillover effects measured using the interregional table can be larger than those obtained using the intra-regional table due to the bouncing-back effects. In this paper, for example, we show quantitatively that the economic spillover effects of a one-unit increase in final demand in arable agriculture in Okayama City is 1.27 units when using the within-region table for Okayama City, but 1.46 units when using the between-region table for Okayama Prefecture. We also estimated the economic spillover effects for all industries in Okayama Prefecture using the interregional table, and found that the average spillover effects were about 17% larger than that using the intraregional table. 更新 2023年5月1日 |
教育・研究・社会活動・その他
(1)分野 | 国際金融 |
---|---|
テーマ | 中央銀行の最適外貨準備保有 |
説明 | アジア通貨危機を契機としてアジアのエマージング諸国における外貨準備保有の積み増し現象がみられる。エマージング諸国の外貨保有水準は経験則的な保有水準をはるかに上回っていることから、中央銀行の外貨準備保有行動を内生的に取り扱う必要がある。そのための方法として、資本の自由化の下で通貨・金融危機に対する保険的動機による外貨準備の保有が考えられる。他方、通貨危機の他国への波及効果を考慮すれば、外部性の要因を考慮する必要があることからバンドワゴン効果的な保有動機も検討する必要がある。 |
(2)分野 | 国際経済 |
---|---|
テーマ | グローバルバリューチェーンの分析 |
説明 | これまで地域間産業連関表におけるレオンチェフ逆行列を地域内乗数効果、スピルオーバー効果、そしてフィードバック効果に関する数学的構造について検討してきた。付加価値貿易統計が整備されてきていることから、国際産業連関表を用いた前方連関と後方連関の側面から分析することができる。国際産業連関表と国民経済計算を整合的に取り扱うことが可能となる。 |
(3)分野 | |
---|---|
テーマ | |
説明 |