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商業科教育法I 2単位   経済   経営 3年以上
3年以上        
吉田 信 前期1コマ クラス: 教職科目(2018年度以前入学の教職コース生のみ),3年次生のみ
実務経験 内容 38年間にわたり関西高校、笠岡商業高校、玉野商業高校、岡山商業高校、岡山東商業高校で教師として教壇に立ち、そのうち岡山東商業高校、笠岡商業高校で5年間教頭として勤務、その後笠岡商業高校、津山商業高校、岡山東商業高校で7年間校長として勤務し高等学校教育に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 38年間高等学校に勤務し商業に関する授業を担当した経験をもとに商業教育について言及し、商業教育(ビジネス教育)の観点から理論的実践的知識や技術を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

1.商業教育の必要性を認識し、「教科専門に強い教師」「心豊かな教師」を目指す。
2.高等学校の商業科教員としての資質を養い、商業教育の全体像や商業各科目の目標、内容等について理解を深める。

【到達目標】

この授業は、高等学校教諭免許状「商業」を取得しようとする学生を対象にしている。
1.高等学校学習指導要領(商業科)の歴史およびその変遷について理解することができる。
2.平成30年7月告示の高等学校学習指導要領に基づき、高等学校における商業教育についてそのねらいや内容、指導計画の作成、指導方法等を習得し学習指導案が作成できるようになる。


【授業計画】

【授業方法】
 この講義は対面講義で行います。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、オンライン授業「ZOOM」に切り替えることがあります。

1.高等学校学習指導要領及び高等学校学修指導要領解説「商業」、商業教育の必要性とその意義
  ・事前学修:高等学校学習指導要領解説「商業編」P1〜P5を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
2.学習指導要領改訂の趣旨、我が国の商業教育の歴史と商業教育の動向、岡山県の商業教育
  ・事前学修:高等学校学習指導要領解説「商業編」P6〜P13を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
3.商業科の目標
  ・事前学修:高等学校学習指導要領解説「商業編」P14〜P18を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
4.各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱
  ・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P159〜P164をまとめてくる
  ・事後学修:ノートづくり
5.高等学校学習指導要領 総則に関する事項
  ・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P165〜P170を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
6.各科目の学習内容とそのねらい(1) 基礎的科目と総合的科目
  ・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P19〜P38を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
7.各科目の学習内容とそのねらい(2)マーケティング分野、マネジメント経済分野
  ・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P46〜P88を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
8.各科目の学習内容とそのねらい(3)会計分野
  ・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P89〜P123を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
9.各科目の学習内容とそのねらい(4)ビジネス情報分野
  ・事前学修:高等学校学修指導要領解説「商業」P117〜P154を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:ノートづくり
10.学習指導要領「ビジネス基礎」の目標と学習内容、学習指導案作成
  ・事前学修:別紙資料集「教師になろう」を参考に学習指導案を作成
  ・事後学修:学習指導案の完成
11.「ビジネス基礎」の模擬授業と振り返り
  ・事前学修:模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
12.学習指導要領「簿記」の目標と学習内容、学習指導案作成
  ・事前学修:別紙資料集「教師になろう」をを参考に学習指導案を作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
13.「簿記」の模擬授業と振り返り
  ・事前学修:模擬授業の準備
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
14.学習指導要領「情報処理」の目標と学習内容、学習指導案作成
  ・事前学修:別紙資料集「教師になろう」をを参考に学習指導案を作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業の振り返り
15.「情報処理」の模擬授業と振り返り、まとめ
  ・事前学修:模擬授業の準備
  ・事後学修:
16. 定期試験

※ 教科書及び参考書については、「商業科教育法1」で購入したものを後期の「商業科教育法2」・「教育実習指導」、4年生で履修します「教育実習2」でも引き続き使用します。


【予習・復習】

講義を受講するに際して予習を2時間、復習を2時間取ること。
予習内容:授業で与えられた学習指導案作成や課題の研究、模擬授業や発表の準備
復習内容:授業の振り返りをすること。また、教員採用試験の勉強に毎日取り組むこと。
教員採用試験対策自主勉強会に出席すること。


【授業関連科目】

マーケティング概論1、ビジネス概論1、簿記1・2、情報処理概論1


【成績評価方法・注意】

・授業への参加、宿題・レポート、学習指導案の作成、模擬授業、発表、試験により評価する。
 宿題やレポートは授業中発表したり、提出物として評価をしていきます。
・コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い試験が実施されなくなった場合は、ZOOMによるオンライン試験を実施します。
・模擬授業では、パソコンや書画カメラ等ICT機器も活用し授業展開をすること。
 模擬授業、学習指導案は実施後すぐに反省会を持ち意見交換し評価していきます。
・日商簿記検定3級および2級、または全商簿記検定1級未取得者は取得すること。
・情報処理検定にも挑戦し全商1級またはITパスポート、基本情報技術者試験を取得すること。


【教科書】

著者:青島矢一・粕谷和生他、高橋則雄・小林猛他、軽部大・古瀬公博他 書名:ビジネス基礎(商業701)令和4年度用新刊、ビジネス・コミュニケーション(商業704)令和4年度用新刊、ビジネス・マネジメント(商業706)令和4年度用新刊 出版社:実教出版、実教出版、実教出版
著者:安藤英義・粕谷和生他、並木道男・安藤孝司他 書名:新簿記(商業709)令和4年度用新刊、最新情報処理(商業715)令和4年度用新刊 出版社:実教出版、実教出版
著者:文部科学省 書名:高等学校学習指導要領(30年告示)解説(商業編)  出版社:文部科学省


【参考書】

著者:実教出版 書名:商業701教科書準拠 ビジネス基礎 準拠問題集 出版社:実教出版
著者:実教出版 書名:商業704教科書準拠 ビジネス・コミュニケーション 準拠問題集 出版社:実教出版
著者:実教出版 書名:商業706教科書準拠 ビジネス・マネジメント 準拠問題集 出版社:実教出版

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
     

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 65% 10% 5% 10% 5% 5%
評価手段(比率) 試験 50% 50
小テスト
レポート 10% 10
成果発表 20% 10 5 5
受講態度 20% 5 5 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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