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FPタックス・相続プランニング 2単位   経済 2年以上 経営 2年以上
2年以上        
海宝 賢一郎 後期1コマ クラス: 2級FP技能士を目指す学生を優先
実務経験 内容 CFP(R)および1級ファイナンシャル・プランニング技能士として、ファイナンシャルプランニングに関する相談・提案業務等の実務経験を積んだ。
授業との関連 ファイナンシャルプランナーとしての経験をもとに、パーソナルファイナンスの理論を教授する。また、CFPおよび1級ファイナンシャル・プランニング技能士の立場からタックスプランニングに関する実践的知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

 経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。本講義は、金融リテラシーを基礎として、パーソナル・ファイナンス・プランニングの専門家である「2級FP技能士」に求められる専門的な知識を身につけ、さらに評価分析・提案能力の向上を図ることを授業目標とする。

【到達目標】

 国家検定試験の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定・個人資産相談業務の実技科目のうち、D分野:タックスプランニングおよびF分野:相続・事業承継に関する知識の7割程度理解できる。また、AFP認定者に求められるFP提案書に関連する基礎的な技能について理解できる。
1.タックスプランニングに関する専門用語について説明できる。
2. 相続・事業承継に関する専門用語について説明できる。
3.ファイナンシャルプランニングにおけるタックス・相続プランニングの基礎的な考え方が理解できる。


【授業計画】

【講義方法】
 この講義は原則として対面講義を基本としますが、新型コロナの感染状況によってZoomでのオンライン講義を行います。オンラインの場合、課題は講義掲示版を使用して行いますので、PC・スマートフォン等の通信端末を用意してください。
 なお、オンライン講義の場合には、Zoomの接続URL等は前日に講義掲示版にてお知らせします。

※原則として「タックスプランニング」および「相続・事業承継」の授業を履修していること

【授業計画】
1.ファイナンシャルプランニングとタックスプランニング、相続対策(総論)
  事前学修:教科書 第1章・第2節を読み、不明点を整理しておくこと
  事後学修:タックスプランニングの重要事項についてノートにまとめること

2.退職金の運用、源泉徴収票の見方などに関する事項の理解
  事前学修:教科書 第2章−5・9を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

3.公的年金・個人年金と税金に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第2章−3・4を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

4.資産の譲渡と税金に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第2章−6を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

5.演習I:給与所得、退職所得、一時所得・譲渡所得に関する計算演習
  事前学修:給与・退職所得・一時所得・譲渡所得の計算等についてノートを整理しておくこと
  事後学修:演習問題について重要事項をノートに整理しておくこと

6.事業所得・不動産所得と青色申告、損益通算に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第4章−4・5を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

7.所得控除に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第4章−6を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

8.所得税の税額控除と確定申告に関する事項、贈与税の基礎事項の理解
  事前学修:教科書 第4章−8を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

9.贈与税額の算出方法、相続時精算課税制度などに関する事項の理解
  事前学修:教科書 第6章−1・2を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

10.相続税の算出方法に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第6章−6を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

11.相続税の特例、申告に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第6章−7を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

12.演習II:相続税額の計算演習
  事前学修:相続税額の計算についてノートを整理しておくこと
  事後学修:演習問題について重要事項をノートに整理しておくこと

13.財産評価(宅地)に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第6章−8を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

14.財産評価(金融資産)、相続・事業承継対策に関する事項の理解
  事前学修:教科書 第6章−10を読み、不明点をノートにまとめること
  事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

15.演習III:財産評価に関する計算演習
  事前学修:宅地の評価などの計算についてノートを整理しておくこと
  事後学修:演習課題について重要事項をノートに整理しておくこと


【予習・復習】

講義を受けるに際して、予習1.5時間、復習2.5時間を取ること
・予習 1.5時間:授業のテーマについて教科書の全文を読み、不明点をノートにまとめること
・復習 2.5時間:講義内容、小テストについて教科書等を使って復習すること

※毎回、WebClassで自主課題(予習課題)を課しますので、指定された期限までにレポート提出、課題への回答を送信してください。


【授業関連科目】

「FPリスク・リタイアメントプランニング」、「FP金融資産・不動産運用設計」の同時履修を推奨


【成績評価方法・注意】

※定期試験が中止になった場合には、授業評価方法が変わります。第1回目の講義(ガイダンス)で説明します。

成績評価方法:課題、演習問題、定期試験

 原則として毎回授業終了時に課題を出題し、定期的に演習問題を実施する。演習問題については模範解答を配布して解説し、採点して返却する。また、定期試験は計算問題、記述問題等によるテストを実施する。課題、演習問題に70点、定期試験に30点を配点する。

※セキュリティシートにより出席管理を行うのでスマートフォン等を持参すること

※原則として「タックスプランニング」および「相続・事業承継」の授業を履修していること


【教科書】

著者:家計の総合相談センター 書名:FP技能士2級・AFP最速合格ブック'22→'23年版 出版社:成美堂出版


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段        
学習目標(比率) 60% 20% 5% 5% 10%
評価手段(比率) 試験 25% 10 10 5
小テスト 55% 40 5 5 5
レポート 20% 10 5 5
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
       

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