シラバス1
【授業の目的】
ヨーロッパ近代史の学習に続いて現代史の検討に入る。現在の私たちに直接つながる20世紀とはどんな時代だっただろうか。ホブズボームの著書に学びながら、多面的に考察してみたい。社会事象を的確にとらえられるよう、歴史に関する基礎的かつ巨視的な知識を身につけ、思考力と表現力をつちかうことを目的とする。
【到達目標】
1.20世紀という時代を大局的に理解すること。 2.20世紀前半の破局的様相を理解すること。 3.各自の設定するテーマにつき学習を進め、中間報告を重ねながら卒業レポートを完成させること。
【授業計画】
この講義は対面で行う予定であるが,オンライン対応時には講義掲示板を使って課題を送信する。各自でテキストを読み込み,メールなどで課題に応答してもらう。
1.イントロダクション 教科書:序文 事前学修:序文を読んで「20世紀の十大事件」を各自で考えておく。 事後学修:自分が見落としていた「事件」を調べてみること。 2.20世紀・大局的な見方 教科書:「20世紀を俯瞰する」 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 3.全体戦争の時代 教科書:1章−1、2 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 4.全体戦争の時代 教科書:1章−3、4 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 5.世界革命 教科書:2章−1、2、3 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 6.世界革命 教科書:2章−4、5、6、7 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 7.経済の奈落へ 教科書:3章−1 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 8.経済の奈落へ 教科書:3章−2 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 9.自由主義の没落 教科書:4章−1、2 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 10.自由主義の没落 教科書:4章−3、4、5 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 11.共通の敵に抗して 教科書:5章−1、2、3 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 12.共通の敵に抗して 教科書:5章−4、5、6、7、8 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 13.芸術 教科書:6章 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 14.帝国の終焉 教科書:7章 事前学修:教科書の該当個所を読み込む。 事後学修:教科書を再読し、重要な論点の理解を深める。 15.前期まとめの討論
後期(16回から30回)には各回2名の受講生に順番で卒業レポート作成に向けて中間報告をしてもらう。 各自が設定したテーマについて、学んできたことを資料にもとづき発表する。他の受講生からの質問に答えられるよう準備しておくこと。教員からは随時質問・アドバイスを行い、呼び出し・個別指導も行う。卒業レポートの完成をもって研究演習の修了となる。
【予習・復習】
各回につき予習2時間・復習2時間程度を要す。教科書の精読、語句調べ、内容のまとめ、など。
【授業関連科目】
日本史、西洋史、経済史概論、日本経済史、西洋経済史など。
【成績評価方法・注意】
試験は行わず、発表内容と受講姿勢から評価します。 受講学生には順番でテキスト内容の要約発表をしてもらいます。その発表に基づいてゼミ全体で討論となります。その際、発表者には、何らかの問題提起を必ず行うこと、他の学生からの質問に答えることが求められます。教員は、理解度を確認するため随時質問し、発表内容について講評を行います。
【教科書】
著者:E. ホブズボーム 書名:20世紀の歴史(上巻) 出版社:筑摩書房
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
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○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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○ |
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○ |
○ |
○ |
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学習目標(比率) |
50% |
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20% |
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10% |
10% |
10% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
70% |
40 |
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20 |
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10 |
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成果発表 |
10% |
10 |
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受講態度 |
20% |
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10 |
10 |
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その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
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○ |
○ |
○ |
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