シラバス1
【授業の目的】
経済学部経済学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」にもなる。
【到達目標】
社会政策は、労働や生活の分野における様々な問題を解決するための、政府の諸政策を研究する学問です。経済学、法学、社会学、政策学など多くの学問分野からのアプローチがあり、その守備範囲も非常に広い。本講義では、社会政策の学問としての特徴、取り扱うテーマ、日本で長年研究されてきた労働政策を中心に解説する。
到達目標は次のようなことが理解でき、説明できるようになること。 (1)社会政策とは、どのような学問であるか。 (2)様々な社会問題に対して、政府はどのような対応をしてきたか。
【授業計画】
この講義は対面で行う予定ではあるが、学校閉鎖等のオンライン対応時にはZoomを使った遠隔授業を行う。講義日の前日までに具体的な指示を「講義掲示板」から送信します。
1.社会政策とは 事前学習:労働問題、社会保障に関する新聞記事を検索する。 事後学習:講義の復習をする。
2.帝政ドイツの社会政策理論 事前学習:新歴史学派について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
3.日本の社会政策理論 事前学習:生産力説について調べる。 事後学習:講義の復習をする。 4.労働時間規制と長時間労働 事前学習:工場法、労働基準法について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
5.労働時間規制と働き方 事前学習:働き方改革について調べる。 事後学習:課題についてレポートにまとめる。
6.賃金の決定 事前学習:最低賃金制度について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
7.労働組合 事前学習:団体交渉、ストライキについて調べる。 事後学習:講義の復習をする。
8.労働問題から生活保障への転換 事前学習:生活問題について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
9.社会保障の歴史的展開 事前学習:エリザベス救貧法、ビスマルクのアメとムチ政策について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
10.貧困の再発見 事前学習:相対的貧困について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
11.福祉国家 事前学習:ベヴァリッジ報告について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
12.戦後日本の社会福祉 事前学習:生存権について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
13.高齢化と高齢者雇用 事前学習:高年齢者雇用安定法について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
14.年金改革 事前学習:年金について調べる。 事後学習:講義の復習をする。
15.男女共同参画社会 事前学習:ジェンダー問題について調べる。 事後学習:期末試験対策をする。
【予習・復習】
予習(1時間程度)授業終了前に、次週講義のキーワードを発表します。 分からない単語は、インターネットや参考書を利用して調べてくること。 復習(3時間程度)ノートをもとに問題点を整理すること。 分からないところは自分で調べるか、オフィスアワーに質問に来ること。
【授業関連科目】
経済史概論I・IIを履修していることが望ましい。
【成績評価方法・注意】
レポート(20%)、期末試験(80%)をもとに、総合的に評価する。 試験は、穴埋め問題と○×問題、記述問題を出題する。
レポートについて、基準を満たさないものは「講義掲示板」を通じて各人にフィードバックする。 また、期末試験については模範解答を公開する。
毎回、講義開始時にセキュリティシートを用いて出席を取る。スマホを持参すること。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:石畑良太郎・牧野富夫 編著 書名:『よくわかる社会政策 第2版』 出版社:ミネルヴァ書房
著者:駒村康平・山田篤裕・四方理人・田中総一郎・丸山桂 書名:『社会政策‐福祉と労働の経済学-』 出版社:有斐閣
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
|
|
|
|
|
|
|
|
【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
|
|
○ |
|
|
【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
学習目標(比率) |
80% |
|
20% |
|
|
|
|
|
|
評価手段(比率) |
試験 |
80% |
80 |
|
|
|
|
|
|
|
|
小テスト |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
レポート |
20% |
|
|
20 |
|
|
|
|
|
|
成果発表 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
受講態度 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
|