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研究演習3年 4単位   経済   経営  
3年以上        
高林 宏一 通年1コマ クラス: ファイナンシャルプランニング生のみ
実務経験 内容 総合ファイナンシャルコンサルティング企業に主席サーティファイドファイナンシャルプランナーとして勤務し、ライフプラン提案書ソフトの開発、相続事業承継の実施、民間医療機関の財政立て直しと新たな施設建築の提案に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 個人・関与先企業への資産設計提案業務を行ってきた経験をもとにパーソナルファイナンスに係る実務6分野について言及し、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の観点から理論的・実践的知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

 経営部商学科(FPコース)の研究演習3年次科目で、「パーソナルファイナンス」をテーマにして実証的な研究をするための基礎的な力を養うことを目指し、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

 本授業では、パーソナル・ファイナンシャル・プランニングの専門知識を習熟すること、グループ研究を通して提案書執筆とプレゼンテーション作成および発表が行えることを到達目標とする。そのため次の4点ができるようにする。
(1)先行研究や国民生活基礎調査等データにもとづいた議論ができるようになる。
(2)家計や小規模事業者の資料を要約し質疑や回答ができるようになる。
(3)パーソナル・ファイナンシャル・プランニングに関する実証的な研究を行ない、基本的な提案ができるようになる。
(4)他者の発表や主張を批評できるようになる。


【授業計画】

第1回 オリエンテーションとグループ分け
 ・事前学修:「家計構造資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第2回 先行研究の輪読1:継続的な家計プランニング
 ・事前学修:「ライフプラン上の意思決定資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第3回 先行研究の輪読2:継続的な家計プランニング
 ・事前学修:「家計企業資料を配付」。
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第4回 グループ発表会1:継続的な家計プランニングについて・A班C班
 ・事前学修:発表資料の確認等
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第5回 グループ発表会2:継続的な家計プランニングについて・B班D班
 ・事前学修:発表資料の確認等。
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第6回 テキストの輪読1:金融ジェロントロジー。
 ・事前学修:教科書「ヘルスケアとウェルスケアの時代 12〜28頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第7回 テキストの輪読2:金融ジェロントロジー。
 ・事前学修:教科書「高齢者の資産管理のあり方を考える 160〜177頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第8回 テキストの輪読3:金融ジェロントロジー。
 ・事前学修:教科書「意思決定とは何か、他 61〜150頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第9回 先行研究の輪読3:金融ジェロントロジー
 ・事前学修:「現役所得水準に応じた老後の生活設計資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第10回 グループ発表会3:金融ジェロントロジーについて・A班C班
 ・事前学修:報告型レポートの発表準備
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第11回 グループ発表会4:金融ジェロントロジーについて・B班D班
 ・事前学修:報告型レポートの発表準備。
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第12回 テキストの輪読4:高齢者の働き方と健康。
 ・事前学修:教科書「高齢者の社会参加・役割と健康 123〜134頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第13回 先行研究の輪読4:資産運用の課題
 ・事前学修:「国民生活基礎調査他資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第14回 先行研究の輪読5:資産運用の課題
 ・事前学修:「家計の資産選択と住宅資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第15回 先行研究の輪読6:資産運用の課題
 ・事前学修:「岡山県統計年報資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第16回 個人発表会1・B班3名
 ・事前学修:発表準備、研究テーマの検討(1)
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第17回 個人発表会2・C班3名D班1名
 ・事前学修:発表準備、研究テーマの検討(2)
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第18回 個人発表会3・D班1名A班2名
 ・事前学修:発表準備、研究テーマの検討(3)
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第19回 テキストの輪読5:グローバル化の中での日本の高齢化問題
 ・事前学修:「世界の大きな流れの中で日本の健康問題を考える 180〜186頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第20回 テキストの輪読6:グローバル化の中での日本の高齢化問題
 ・事前学修:教科書「壮大な社会実験に取り組む日本 187〜190頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第21回 テキストの輪読7:グローバル化の中での日本の高齢化問題
 ・事前学修:教科書「将来への希望と機会 191〜194頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第22回 テキストの輪読8:グローバル化の中での日本の高齢化問題
 ・事前学修:教科書「4.将来の日本と世界の共栄のために 195〜200頁」
 ・事後学修:輪読の内容を整理しておく
第23回 個人学外活動報告・A班2名B班1名
 ・事前学修:各自のリサーチクエスチョンの報告書準備
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第24回 個人学外活動報告2・B班2名C班2名
 ・事前学修:各自のリサーチクエスチョンの報告書準備
第25回 個人学外活動報告3・C班1名D班2名
 ・事前学修:各自のリサーチクエスチョンの報告書準備
第26回 ゲストスピーカー講義1
 ・事前学修:「講義資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第27回 グループ発表会5:講義1について・B班D班
 ・事前学修:発表準備、就活状況の報告準備。
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第28回 ゲストスピーカー講義2
 ・事前学修:「講義資料を配付」
 ・事後学修:配付資料の内容を整理しておく
第29回 グループ発表会6:講義2について・A班C班
 ・事前学修:発表準備、就活状況の報告準備
 ・事後学修:発表内容の整理をしておく
第30回 上位者発表会(発表者へは個別に連絡する)
 ・事前学修:上位者資料の整理、就活状況の報告準備
 ・事後学修:発表者などとの違いを整理しておく


【予習・復習】

・予習1.5時間:該当箇所を精読し用語、疑問点等をノート等に整理しておく。また、グループワークの作業等に参加を求める。
・復習2.5時間:課題や演習の整理をレポートやワークシートで作成すること。


【授業関連科目】

FPコース選択必修科目。特にFPリスク・リタイアメントプランニング、FP不動産運用設計、FPタックスプランニング、FP相続・事業継承、FP技能論1.2他。


【成績評価方法・注意】

・提出されたレポートを次回ゼミで返却し修正箇所や注意点などのコメントを行う。
・前、後期30回のレポート等の習熟度(内容・姿勢)に60%を配点し総合的に評価する。
・学外活動、報告会・プレゼンテーション等の貢献度(参加・態度)に40%を配点し相対評価する。
【注意】
・準備や活動が週末に行われることもあるが積極的な参加を求める。
・学生で共同するグループを組成するため問題等あれば個別に相談すること。


【教科書】

著者:編著者清家篤 書名:金融ジェロントロジー 出版社:東洋経済新報


【参考書】

著者:編著者石井大一朗、霜浦森平 書名:はじめての地域づくり実践講座 出版社:北樹出版


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段        
学習目標(比率) 50% 20% 10% 10% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 60% 50 10
成果発表 30% 10 10 10
受講態度 10% 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
       

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