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氏名:
小浦 美保
カナ氏名:
コウラ ミホ
所属:
大 学:法学部 法学科
大学院:法学研究科
学位
修士(法学)
役職
准教授
担当科目(大学) 刑事訴訟法I,刑事訴訟法II,現代刑事法,刑事政策,研究演習3年,研究演習4年,基礎演習
担当科目(大学院)
研究室  
オフィスアワー 事前に連絡のある場合には,下記時間外でも対応します。 (水)12:00〜13:00
E-mail: m-koura@po.osu.ac.jp
ホームページ:
教育テーマ:  
研究テーマ: 刑事証拠法
特に、違法収集証拠排除法則について。
略歴: 2005年3月  熊本大学大学院法学研究科(修士課程)修了
2009年3月  北海道大学大学院法学研究科(博士課程)単位取得退学
2009年4月   岡山商科大学法学部 講師
2013年4月-  岡山商科大学法学部 准教授
業績: 「市民による裁判と報道の影響―イギリスの法廷侮辱を素材として―(1)」北大法学論集59巻5号175頁(2009)
「同(2・完)」北大法学論集59巻6号205頁(2009)
「警察官作成のメモ・備忘録の開示」岡山商科大学法学論叢18号71頁(2010)
「イギリスの警察および刑事証拠法78条による証拠排除―とくに、わなや詐術を用いて収集された証拠について―」岡山商科大学法学論叢19号31頁(2011)
「イギリスにおける証拠排除と手続法違反」岡山商科大学法学論叢20号1頁(2012)
「飲酒運転事例と証拠排除―イギリスの道路交通に関する法と証拠排除の検討―」法政理論45巻4号(2013)

教育・研究・社会活動・その他

(1)分野 刑事訴訟法
テーマ 違法収集証拠と不公正証拠の排除
説明 イギリスのコモン・ローにおいては、証拠物の獲得過程に違法が介在していたとしても、その証拠物の持つ証明力には何ら変質はないから、証拠獲得過程の違法が直ちに証拠排除を導くものではない、との理解がなされてきた。他方、証拠獲得過程において「不公正(unfair)」さが介在する場合には、これを、裁判官の裁量において排除するという方法も取られてきた。この様な裁量排除が発達した過程と、ここにいう「不公正」が何を意味するものであるかにつき、証拠内容と獲得方法の両面から研究をしている。
(2)分野 刑事訴訟法
テーマ 法廷侮辱
説明 もし、市民が参加する裁判の中で、市民が裁判外から得た情報に影響を受けて評議をしてしまったとしたら、公平な裁判は到底期待できない。このことについて、イギリスでは特に報道との関係で、法廷侮辱(contempt of court)の制度を発展させてきた。法廷侮辱は裁判外の影響を排除することを目的の一つとする制度ではある。他方、本来裁判は証拠に基づいて行われるべきものであり、他の影響は排除されなければならない。この原則を補完することも、法廷侮辱の制度の大きな役割の一つである。
(3)分野  
テーマ  
説明