税法III | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 2年以上 | 商 | 2年以上 | |||
2013年度以前入学生 | |||||||||
近成 彰彦 | 前期1コマ | 法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 2年以上 | 商 | 2年以上 | |
備考 | |||||||||
実務経験 | 内容 | 開業税理士としての税務会計実務の経験がある。 | |||||||
授業との関連 | 法が実務でどう機能しているか、実務において法がどのくらい重要かを実経験から講義することができる。 |
税法学分野の学修を通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。
本講義の目標は、本講義の受講後に受講生が主に下記のことをできるようになることである。
1.租税法律主義など税法の基本的考え方について概説できること。
2.納税者と国が何を論点にして争っているか、それに対して裁判所がどのような判断をしたかについて概説できること。
3. 自分を当事者の立場に置き換えて、「自分だったらどうか」をイメージして自分の考えを述べられるようになること。
例えば野球のルールを覚えるのに、ルールブックを全ページ机にかじりついて熟読するより、実際の試合をみる方が何倍も楽しいし身につきそうな気がしますね。本講義では毎回ひとつの裁判例を取り上げ、それにまつわる法律規定など税の仕組みを説明することで、税法の仕組みがより理解しやすくなるアプローチを目指しています。
対面での講義を予定しているが、状況に応じてzoomを用いて開講することがある。
(1)信義則と租税(最高裁昭和62年10月30日第三小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(2)パチンコ球遊器事件(最高裁昭和33年3月28日第二小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(3)脱税工作資金は経費になる?(最高裁平成6年9月16日第三小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(4)他人の納税義務を?私が?負うの?(最高裁平成18年1月19日第一小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(5)遡及立法と租税(最高裁平成23年9月22日第一小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(6)長崎年金二重課税事件(最高裁平成22年7月6日第三小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(7)NTTドコモ減価償却事件(最高裁平成20年9月16日第三小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(8)武富士事件(最高裁平成23年2月18日第二小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(9)弁護士夫婦事件(最高裁平成16年11月2日第三小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(10)ハズレ馬券事件(最高裁平成29年12月15日第二小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(11)大嶋訴訟(最高裁昭和60年3月27日大法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(12)倉敷青果荷受組合事件(最高裁平成27年10月8日第一小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(13)親子歯科医師事件(東京高裁平成3年6月6日判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(14)多様な"家族"に税法はどう向き合うべきか(最高裁平成9年9月9日第三小法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
(15)年末調整制度で得する人損する人(最高裁昭和37年2月28日大法廷判決)
事前学修:事前に判決文に目を通す。。
事後学修:配布資料と講義内容を再確認する。
予習(1時間)
上記の授業計画を参考にして、次回の講義で学修する内容について調べたり、テキストを読んだりして、疑問点を整理しておくこと。なお、毎回の講義において、次回の講義に対する予習内容を具体的に指示する予定である。
復習(3時間)
テキストや講義の板書を読み返すなどして、毎回の講義の内容を自分なりに整理する。復習時に生じた疑問点や新たに関心を持った項目等については、次回の講義において質問するなどすること。
成績は原則として毎回の小テストの成績と受講態度で評価する。小テストは各講義の最後に行い、回答回収後に解説の掲示などを行う。毎回の出席確認はセキュリティーシートと各自のスマートフォンを用いて出席登録する方式で行うので、スマートフォンを持参すること。なお、欠席が多い場合は、試験の点数に関わりなく、単位を取得することはできないので注意すること。
本講義の履修に簿記会計の知識は不要である(もちろんあるに越したことはない)。
プリントを配布する
参考書を使用しない
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ |
【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
学習目標(比率) | 20% | 30% | 30% | 20% | |||||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | 80% | 20 | 30 | 30 | |||||||
レポート | |||||||||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | 20% | 20 | |||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ |