研究演習2年 | 4単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
杉本 敦 | 通年1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | 2年以上 | |||
備考 |
この演習では、様々な情報の中から自分で「問い」を立ててじっくりと突きつめる、このような「考える力」とそれを「表現する力」を鍛えることを目的とする。課題に対する答えを効率的に探すのではなく、多種多様な「他者」と出会った際の自分自身の「感覚」に目を向け、そこから「問い」を見いだす練習をしてもらうつもりである。それを通し、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献する。
授業の目的に基づいて、以下への到達を各自の目標とする。
・様々な問題に対する自らの「実感」に目を向け、深く考えることができるようになる。
・「他者」について知ることを通して、「自分」についても捉え直すことができるようになる。
・読み手を意識して、「おもしろい」文章を書けるようになる。
大学は、様々な「他者」に出会う場である。出身地や文化的背景の異なる学生、「変わった」考え方を持つ教員、地域の人びとといった人間のみならず、身の回りの動植物、初めて学ぶ学問分野、本や芸術作品なども、広い意味で「他者」である。こうした「他者」は自らを映す鏡でもあり、それらについて知ることは自らの偏見や思い込みに改めて気づく機会にもなる。
この演習では、特定のテーマについての受講生同士の議論やグループワーク、初歩的な野外観察(フィールド・スタディ)、簡単なインタビュー、文献調査といった形で「他者」との出会いを用意する。毎回の「出会い」の後には、新たに知り得たことや考えたことについて自分の言葉で記述してもらい(小レポート)、検討する時間を設ける。
※ 授業計画は仮のものであり、受講生の人数や興味に応じて、順序・内容を変更する場合もある。
※ 基本対面で行うが、学校閉鎖の措置が取られた場合は、Zoomなどによる遠隔授業を実施する。
1.オリエンテーション(1):演習の進め方について
事前学修:シラバスを熟読し、演習の内容について確認しておく。
事後学修:興味のあるテーマや研究方法について考えておく。
2.オリエンテーション(2):自己紹介と質疑応答
事前学修:興味のあるテーマや研究方法について考え、書き出しておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、上記を手直しする。
3.「他者」との議論・グループワーク(1)-1:伝統、日本らしさ、県民性
事前学修:課題について読んでおく。
事後学修:議論・グループワークを踏まえて小レポートを作成する。
4.「他者」との議論・グループワーク(1)-2:小レポートの検討
事前学修:小レポートを作成し、発表できるようにしておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
5.「他者」との議論・グループワーク(2)-1:移民、海外支援
事前学修:課題について読んでおく。
事後学修:議論・グループワークを踏まえて小レポートを作成する。
6.「他者」との議論・グループワーク(2)-2:小レポートの検討
事前学修:小レポートを作成し、発表できるようにしておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
7.「他者」との議論・グループワーク(3)-1:男らしさ女らしさ
事前学修:課題について読んでおく。
事後学修:議論・グループワークを踏まえて小レポートを作成する。
8.「他者」との議論・グループワーク(3)-2:小レポートの検討
事前学修:小レポートを作成し、発表できるようにしておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
9.「他者」との議論・グループワーク(4)-1:平等・不平等
事前学修:課題について読んでおく。
事後学修:議論・グループワークを踏まえて小レポートを作成する。
10.「他者」との議論・グループワーク(4)-2:小レポートの検討
事前学修:小レポートを作成し、発表できるようにしておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
11.「他者」との議論・グループワーク(5)-1:人種差別、容貌差別
事前学修:課題について読んでおく。
事後学修:議論・グループワークを踏まえて小レポートを作成する。
12.「他者」との議論・グループワーク(5)-2:小レポートの検討
事前学修:小レポートを作成し、発表できるようにしておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
13.「他者」との議論・グループワーク(6)-1:少子化、晩婚化、核家族
事前学修:課題について読んでおく。
事後学修:議論・グループワークを踏まえて小レポートを作成する。
14.「他者」との議論・グループワーク(6)-2:小レポートの検討
事前学修:小レポートを作成し、発表できるようにしておく。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
15.前期のまとめ
事前学修:前期の内容を整理しておく。
事後学修:夏季休業中の課題を確認し、取り組む。
16.インタビュー(1):受講生で組になり、インタビューを行う。
事前学修:インタビューのポイントについて調べておく。
事後学修:インタビューの内容を報告書にまとめておく。
17.インタビュー(2):報告書の検討
事前学修:インタビュー内容を報告書にまとめておく。
事後学修:インタビューと報告書の内容の違いについて整理しておく。
18.データの取り方
事前学修:野外観察の方法について調べておく。
事後学修:授業内容を整理し、必要な備品の準備をする。
19.公園観察(1):観察の報告と質疑応答
事前学修:公園で定点観察を行い、その様子を記述し、報告の準備をする。
事後学修:質疑応答を踏まえて、報告書を手直ししておく。
20.公園観察(2):観察の報告と質疑応答
事前学修:公園で定点観察を行い、その様子を記述し、報告の準備をする。
事後学修:質疑応答を踏まえて、報告書を手直ししておく。
21.一日フィールドスタディ(1):準備と心構え
事前学修:現場について事前に調べておく。
事後学修:「発見」した事柄についての報告書を作成しておく。
22.一日フィールドスタディ(2):「発見」したポイントの報告と質疑応答
事前学修:「発見」した事柄についての報告書を作成しておく。
事後学修:「発見」した事柄について、さらに調べておく。
23.一日フィールドスタディ(3):報告書の検討
事前学修:報告書を作成しておく。
事後学修:質疑応答を踏まえ、報告書を修正する。
24.事実を書く(1)-1:テキストを読む
事前学修:テキストを読んで、要約を作成する。
事後学修:議論を踏まえ、要約を修正する。
25.事実を書く(1)-2:自分のことを事例とする(小レポート発表:出席番号前半)。
事前学修:テキストの内容に応じた事例についての小レポートを作成する。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
26.事実を書く(1)-3:自分のことを事例とする(小レポート発表:出席番号後半)。
事前学修:テキストの内容に応じた事例についての小レポートを作成する。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
27.体験を書く(2)-1:テキストを読む
事前学修:テキストを読んで、要約を作成する。
事後学修:議論を踏まえ、要約を修正する。
28.体験を書く(2)-2:自分のことを事例とする(小レポート発表:出席番号後半)。
事前学修:テキストの内容に応じた事例についての小レポートを作成する。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
29.体験を書く(2)-3:自分のことを事例とする(小レポート発表:出席番号前半)。
事前学修:テキストの内容に応じた事例についての小レポートを作成する。
事後学修:質疑応答を踏まえて、小レポートを修正する。
30.後期のまとめ
事前学修:後期の内容を整理しておく。
事後学修:興味を持ったテーマや課題を明確にしておく。
予習(2時間程度):授業で扱う資料の読了、課題への取り組み
復習(2時間程度):小レポートの作成、手直し
地域づくり論1、地域づくり論2、テーマパークデザイン論
課題の発表内容(30%)、議論やグループワークへの参加状況や内容(30%)、小レポートの内容(40%)などから総合的に判断する。提出した小レポートは、授業内で発表してもらい、内容を検討する。
プリントを配布する
著者:松村圭一郎 書名:はみだしの人類学 出版社:NHK出版
著者:阿部紘久 書名:文章力の基本 出版社:日本実業出版社
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ | ○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
学習目標(比率) | 10% | 10% | 25% | 15% | 25% | 10% | 5% | ||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 40% | 5 | 5 | 15 | 5 | 10 | |||||
成果発表 | 30% | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | |||||
受講態度 | 30% | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | |||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |