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日本語特別演習I 1単位 2014年度以後入学生
3年以上 経済 3年以上 経営 3年以上 3年以上
2013年度以前入学生
蘇 君業 前期1コマ   経済 3年以上 経営 3年以上 3年以上
備考 留学生のみ履修可能
シラバス1

【授業の目的】

経営学部経営学科に係る専門科目において、本学の教育目標である「専門学術の振興」「幅広い学習機会の提供」「社会的人材の養成」に貢献するという趣旨で、特に大学院進学を志す留学生を対象に、専門的な学術学習や大学院進学に必要となる高度な日本語能力を育成することを目的としている。

【到達目標】

1.「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能について、日本語能力試験N2級レベル
  の高度な日本語能力を身につけることができるようにする。
2.幅広い話題について書かれた文章・新聞や雑誌の記事・解説、評論などを学修して、    
  日本語の理解力、表現力、運用力など高度な日本語コミュニケーション能力を高める
  ようにする。

【授業計画】

この講義は対面・オンラインに関わらず、「講義掲示板」で資料配布や宿題回収などを行う。オンライン時対応には、zoomで対面時と同じように講義を進めること。その時、個人のPCが必要となる。

1.第1課 虻蜂取らず P6−13 第2課 鼬の最後の屁 P14−19
事前学修:P12読解文章:「千曲川のスケッチ」
事後学修:第1、2課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

2.第2課 鼬の最後の屁 P20―21 第3課 馬の耳に念仏  P22−29
事前学修:P20読解文章:「朝日新聞」の記事(攀枝花)
P28読解文章:「朝日新聞」の記事ブラジルでの出来事
事後学修:第2、3課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

3.第4課 海老で鯛を釣る P30−37 第5課 鬼に金棒 P38−42
事前学修:P36読解文章「朝日新聞」の記事(自動車ブーム)
事後学修:第4、5課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

4、第5課 鬼に金棒 P43−45 第6課 鴨がねぎをしょって来る P46−53
事前学修:P44読解文章 夏目漱石「こころ」
P52読解文章「朝日新聞」の記事(漢字の進化)
事後学修:第5、6課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

5.第7課 狐と狸の化かし合い P54−61 第8課 腐っても鯛 P62−67
事前学修:P60読解文章「朝日新聞」の記事(連結性)
事後学修:第7、8課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

6.第8課 腐っても鯛 P68−69 第9課 犬猿の仲 P70−77
事前学修:P68読解文章 芥川龍之介「杜子春」
P76読解文章「朝日新聞」の記事(植樹祭)
事後学修:第8、9課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

7.第10課 虎視眈々 P78−85 第11課 鯖を読む P86−91
事前学修:P84読解文章「朝日新聞」の記事(骨董品店)
事後学修:第10、11課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

8.第11課 鯖を読む P92−93 第12課 蛇の道は蛇 P94−101
事前学修:P92読解文章 梶井基次郎「檸檬」
P100読解文章「朝日新聞」の記事(初心に帰らねば)
事後学修:第11、12課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

9.第13課 雀百まで踊り忘れず P102−109 第14課 前門の虎、後門の狼 P110−115
事前学習:P108読解文章「朝日新聞」の記事(米国の底力)
事後学修:第13、14課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

10.第14課 前門の虎、後門の狼 P116−117 第15課 象牙の塔 P118−125
事前学修:P116読解文章 志賀直哉「小僧の神様」
P124読解文章「朝日新聞」の記事(南米ペルーでの見聞)
事後学習:第14、15課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

11.第16課 立つ鳥跡を濁さず P126−133 第17課 蝶よ花よと P134−139
事前学修:P132読解文章「朝日新聞」の記事(代謝酵素)
事後学修:第16、17課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

12.第17課 蝶よ花よと P140−141 第18課 月とすっぽん P142−149
事前学修:P140読解文章 太宰治「走れメロス」
P148読解文章「朝日新聞」の記事(取材)
事後学修:第17、18課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

13.第19日 天高く馬肥ゆる P150−157
事前学修:P156読解文章「朝日新聞」の記事(新居探し)
事後学修:第19課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

14.第20日 鳶が鷹を生む P158−165
事前学修:P読解文章 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
事後学修:第20課の解答ミスをもう一回確認し復習すること。

15.N2文型のまとめ
事前学修:N2文型の総まとめのプリント
事後学修:講義中にまとめた文型を復習すること。

【予習・復習】

講義を受講するに際して、予習1時間・復習1時間を取ること。
シラバスの通りに、毎回講義の前に教科書の読解文章を1時間をかけて予習しておくこと。講義の後、1時間をかけて教科書の問題解答や学習項目におけるポイントをもう一度確認し復習を行うこと。

【授業関連科目】

総合日本語演習1

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:受講態度、レポートや宿題、小テスト。
講義中の勉強意欲、質問に対する理解や解答などの受講態度は20%、レポートや宿題は30%、小テストの成績は50%をそれぞれ占めている。不明点や疑問点等については授業中にコメントする。レポート、宿題、小テストについて、添削後、次回の授業で返却し解説する。

【教科書】

著者:国書日本語学校 書名:日本語能力試験20日で合格 N2 文字・語彙・文法 出版社:国書刊行会

【参考書】

適宜指示する