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財務諸表論III 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 3年以上  
2013年度以前入学生
吉良 友人 後期1コマ   経済   経営 3年以上  
備考  
シラバス1

【授業の目的】

 本講義では、財務会計を通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標としている。

【到達目標】

財務会計の論点のうち次の項目について、日本基準と国際会計基準(IFRS)、および双方の特徴的な違い(これは全ての論点についてではない)を理解できる。

○概念フレームワーク
○公正価値測定
○組織再編
○無形資産
○減損会計
○金融商品会計
○当期純利益と包括利益

【授業計画】

<講義方法>
この講義は対面授業で行う予定です。
対面授業では、単元ごとにレジュメを配って授業を行います。
成績は中間試験(30点)と期末試験(70点)で評価します。

ただし、学校閉鎖になった場合などは以下のように対応します。
・Youtubeにて講義動画を配信します。
・毎回、URLとレジュメを講義案内システムを通してお送りします。
・出席については、出席ワードを動画の中のどこかでお伝えするので、学科、学年、学籍番号、氏名とともに講義案内システムにログインして各回のURLお知らせメールへ返信する形でお知らせください。
・成績評価については、オンラインに合わせた形式の中間課題・期末課題にて、それぞれ30点・70点の配点で評価します。

<注意事項>
 財務会計の中でも難解な論点を多く扱っているので、「財務諸表論1」「財務諸表論2」や日商簿記検定2級程度の知識を有していることを前提として講義を行う。目安レベルは日商簿記検定1級程度である。

第1回 :オリエンテーション、IFRSの概要と歴史
事前学修:日商簿記検定2級程度の内容をあらかじめ習得しておく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第2回 :概念フレームワーク(IFRSとの違いにも焦点をあてる)
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第3回 :公正価値測定
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第4回 :組織再編1−合併
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第5回 :組織再編2−株式交換、株式移転、分割
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第6回 :無形資産(IFRSとの違いにも焦点をあてる)
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第7回 :減損会計(IFRSとの違いにも焦点をあてる)
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第8回 :理解度チェックと解説
事前学修:これまでの学習内容の復習をしておく。
事後学修:解けなかった問題の復習をしておく。

第9回 :金融商品会計1−金融資産(IFRSとの違いにも焦点をあてる)
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第10回:金融商品会計2−金融負債
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第11回:金融商品会計3−デリバティブとヘッジ1
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第12回:金融商品会計4−デリバティブとヘッジ2
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第13回:当期純利益と包括利益(IFRSとの違いにも焦点をあてる)
事前学修:事前に配布したプリントを読んでおく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第14回:総復習
事前学修:これまでの学習内容の復習をしておく。
事後学修:授業中に理解できなかった箇所を読み直す。

第15回:理解度チェック2と解説
事前学修:これまでの内容を復習しておく。
事後学修:解説を聞いて理解できなかったところは復習をするか、質問して解決するようにする。

【予習・復習】

予習(2時間程度):次回の内容について、配布プリントを読む。
復習(2時間程度):授業で説明した内容を再確認して理解度を高める。

【授業関連科目】

簿記論、財務諸表論などの会計関連科目

【成績評価方法・注意】

<成績評価方法>
中間試験(30%)、期末試験(70%)

<各内容のフィードバック>
テストは終了後に解説をする。

<スマートフォンについて>
セキュリティシートで出欠管理をするので、各自スマートフォン等の読み取りができるものを持参すること。持っていない場合は要相談。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する
著者:桜井久勝 書名:財務会計講義 出版社:中央経済社