印刷する
刑法IV(各論2) 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済   経営    
2013年度以前入学生
加藤 摩耶 後期1コマ 2年以上 経済   経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

財産犯以外の個人的法益に関する罪、社会的法益に関する罪、国家的法益に関する罪について学ぶ。

【到達目標】

財産犯以外の個人的法益に関する罪、社会的法益に関する罪、国家的法益に関する罪について重要判例と学説を理解する。
個別具体的な事案について判例と学説をふまえて、独自の見解を示し、論証できるようになる。

【授業計画】

授業形態:講義
授業方法:受動型
※コロナ禍等により大学が閉鎖された場合、オンライン授業(youtubeによるオンデマンド)となる。

1,生命に対する罪・総説、殺人罪、堕胎罪  テキスト2〜15頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

2,遺棄罪 テキスト34〜37頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

3,身体に対する罪・総説、暴行罪、傷害罪、凶器準備集合罪・結集罪  テキスト 16〜27頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

4,危険運転致死傷罪、過失傷害罪・過失致死罪  テキスト28〜33頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

5,脅迫罪、強要罪、逮捕・監禁罪  テキスト38〜47頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

6,性的自由に対する罪、住居侵入罪  テキスト50〜67頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

7,秘密に対する罪・名誉に対する罪・信用および業務に対する罪(1)  テキスト68〜95頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

8,秘密に対する罪・名誉に対する罪・信用および業務に対する罪(2)  テキスト68〜95頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。


9,公共危険罪総説、放火罪・失火罪  テキスト234〜245頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

10,騒乱罪、往来を妨害する罪、そのほか  テキスト246〜249頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。


11,文書偽造の罪、印章偽造の罪(1)  テキスト250〜274頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

12,文書偽造の罪、印章偽造の罪(2)  テキスト250〜274頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

13,風俗に対する罪 テキスト276〜285頁 
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

14,国家の存立に対する罪、国家の作用に対する罪(1)  テキスト286〜295頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

15,国家の作用に対する罪(2)  テキスト322頁〜349頁
予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること。

16,期末試験

※ 1回限り、講演会に変わることがあり、その場合はレポートを課す。

【予習・復習】

予習においてはテキスト該当箇所の判例の事案を読んでくること(2時間)。
復習においては、授業中にとったノートを参照し、レジュメの事案について独自に考え、論証を書いてみること(2時間)。

【授業関連科目】

刑総法論・刑法各論2・刑事訴訟法・刑事政策・現代刑事法

【成績評価方法・注意】

期末試験と小テストにて評価する。期末試験は1問出題し、配点は50点である。
小テストは第3回、第9回、第14回に行う。各回20点満点で、50点を上限として成績評価に算入する。
小テストの解説を講義案内システム掲示板によって配信し、都度個別にスコアを開示する。
期末試験においては教科書の持ち込みは許可しない(ノートの持ち込みは可)。
期末試験・追再試験終了後に解答のポイントを掲示板に掲示する予定である。
レポートを課した場合、出来によって期末試験に加算する(上限30点)。レポートの返却はしないが、特筆すべき内容については、事後の講義において紹介・解説を行うことがある。
毎回スマートフォンでQRコードを読み取って出席登録をしてもらうので、スマートフォンを持参すること。
※コロナ禍等により大学が閉鎖された場合、オンライン授業(youtubeによるオンデマンド)となる。
※コロナ禍の影響により期末試験が実施できなくなった場合は、小テストの総計を5/3したものを総点とする。

【教科書】

著者:井田良・城下裕二 書名:刑法各論判例インデックス 出版社:商事法務

【参考書】

適宜指示する
著者:西田紀之・山口厚・佐伯仁志 編 書名:別冊ジュリスト 刑法判例百選2 出版社:有斐閣
著者:島伸一 編 書名:たのしい刑法2 出版社:弘文堂
著者:井田良 書名:入門刑法学・各論 出版社:有斐閣