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研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
3年以上 経済   経営    
2013年度以前入学生
加藤 摩耶 通年1コマ 3年以上 経済   経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

ディプロマポリシー:思考力・判断力・表現力
刑法総論・各論に関する問題について、毎回1人の報告者が指定テキストの中から題材を選び、レジュメを作成の上報告し、それについて全員で討論を行う。参加者各人の興味に応じた題材を全員で掘り下げることにより、より偏りのない理解に到達することを目指す。

【到達目標】

パソコンを使用してレジュメを作成することができる。
問題について論点を把握し、それに対する自分の見解を論理的に示すことができる。
他人の意見を批判的に検討することができる。

【授業計画】

※新型コロナウィルス感染拡大の影響により、対面での実施が出来ないこととなった場合は、ZOOMで実施する。

参加する学生の興味・関心をあらかじめ聴取した上、テキストを複数選択し、その中から毎回のテーマを設定する。
裁判所傍聴・刑事施設見学・模擬裁判制作等を企画する。

例として、以下のような各テーマにつき検討するスケジュールを提示する。
〔前期〕
(1) ガイダンス
事前学修:自分の興味を持っているテーマを考え、概要を調べておく
事後学修:自分の興味を持っているテーマについて、資料を収集し、読む

(2) 刑法総論 ── 因果関係論
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(3)      ── 不作為犯論
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(4)      ── 正当防衛
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(5)      ── 被害者の同意
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(6)      ── 錯誤論
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(7)      ── 過失犯論
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(8)      ── 責任能力
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(9)      ── 不能犯
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(10)      ── 中止犯
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(11)      ── 共犯論 (1)共犯の処罰根拠
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(12)            (2)共謀共同正犯
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(13)            (3)そのほかの諸問題
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(14) 刑務所見学のために ── 刑罰論
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(15)           ── 犯罪者の処遇について
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる



〔後期〕
(1) 刑務所見学
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる

(2) 刑法各論 ── 生命の保護
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(3)      ── 身体に対する罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(4)      ── 財産罪総説
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(5)      ── 窃盗罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(6)      ── 詐欺罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(7)      ── 強盗罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(8)      ── 横領罪・背任罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(9)      ── 公共危険罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(10)      ── 文書偽造罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(11)      ── 賄賂の罪
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(12) そのほか ── 安楽死・尊厳死問題
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(13)      ── 脳死・臓器移植問題
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる


(14)      ── 薬害
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる



(15)      ── 医療過誤と刑事規制
事前学修:教科書等、関係資料を読む
事後学修:議論した内容を整理し、まとめる





【予習・復習】

※予習・復習について
 当然のことながら報告担当者は事前にテキストを熟読し、不明点については図書館などで調べ、自分なりの見解を準備しレジュメを作成する。そのほかの者はテキストを読み、疑問点などを整理しておく。
 ゼミ修了後、報告担当者は議論の内容をまとめておく。(期末にレポートとして提出してもらう。コメントをつけて返却する。)
〔予習復習にかける時間(目安):4時間(勿論報告担当者の場合は、4時間ではすまないはずである。)〕

【授業関連科目】

刑法、刑事訴訟法、憲法

【成績評価方法・注意】

受講態度(積極的に議論に参加しているか否か・プレゼンテーションの準備をきちんと行っているか)により評価する。正当な理由のない欠席・遅刻は認めない。
半期に5回以上欠席した者、3回連続して無断欠席した者、および無断欠席した報告担当者には単位を与えない。
刑事施設見学に行く場合、単位取得のためには参加が必須である。
ゼミの報告はパワーポイントで行うか、レジュメを作成し、それによって行う。したがってパソコンを所有していることが望ましい。
※コロナ禍等により大学が閉鎖された場合、Zoomによるオンライン授業となる。

【教科書】

プリントを配布する
著者: 書名:適宜指示する 出版社:

【参考書】

適宜指示する
著者:専修大学出版企画委員会 書名:新・知のツールボックス 出版社:専修大学出版局
著者:横田明美 書名:カフェパウゼで法学を 出版社:弘文堂