【授業の目的】

　対応するディプロマポリシー：
DP2　一般知識　DP3　思考力　DP4　判断力　DP5 会話・文章力　DP6意欲・責任感，DP7 協調性　DP8　持続性
　本講義は，経営学部経営学科の教養科目として，本学の教育目標の1つである「幅広い学習機会の提供」に貢献することを目標としています。

【到達目標】

岡山商科大学では全学を通じて「教養演習」を初年次教育科目とし、学生の受入方針（アドミッションポリシー）に掲げる学力の３要素を入学後さらに伸長することを目的に、シラバス１に到達目標を、シラバス２にカリキュラムポリシーおよびディプロマポリシーの項目ごとの評価（手段）方法、学習目標（比率）等を記載する。

　本演習は，以下のようなことができるようになることが到達目標です。
　目標1　大学生として必要な基本的なスキルを身につけることができる。具体的には，ノートの取り方，レポートの書き方，資料収集などの基本的知識を身につけることができる。
　目標2　在学中も含めて，将来社会の中で活躍できるためのソーシャル・スキルズを身につけることができる。具体的には，モチベーションアップ・レセプションや学生同士，学生と教員との親睦等を通じて学生生活で必要なスキルや社会の中で必要なスキルを身につけることができる。

【授業計画】

本演習は対面講義で行います。
対面時でも，レポート回収は「講義掲示板」を使います。
また，本学が閉鎖された場合には，オンライン講義（講義掲示板＋ZOOM）を行います。
連絡事項は，前日までに「講義掲示板」を経由して伝達します。

授業の位置づけ（対応するディプロマポリシー）：主体的に行う態度
授業形態:演習　授業方法：問題解決型
1　時間割作成・検印・自己（他己）紹介　教科書：プロローグ
　事前学修：学生便覧を読んで時間割を作成しておくこと。
　事後学修：時間割について指導された内容を反映させること。

2　高校の授業と大学の講義の違いはどこにあるのか　教科書：プロローグ
　事前学修：与えられた課題の調査。
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

3　ノートの取り方を理解しよう　教科書：第1章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

4　将来のために大学で何を学ぶべきなのか　教科書：第1章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：マインドマップを見て自分の考えを再整理する。

5　色々な大学の教員と接してみよう〜モチベーションアップ・レセプション〜　教科書第1章
　事前学修：在学中にやりたいことや将来の目標について考えてみること。
　事後学修：自分の目標を達成するためにはどうすれば良いのかを再度考えてみる。

6　図書館の使い方を学ぼう
　事前学修：図書館に行ってみて自分で気になる本を探してみる。教科書第2章
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

7　図書館で本や資料を探そう　教科書第2章
　事前学修：図書館のＨＰから本や資料を探してみる
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

8　テーマを決めて実際に調べてみよう−導入編−　教科書：第2章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

9　テーマを決めて実際に調べてみよう−発展編−　教科書第2章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

10　テーマを決めて実際に調べてみよう−まとめ−　教科書第2章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

11　文章を読んでみよう−導入編−　教科書第3章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

12　文章を読んでみよう−作者の主張していることの把握−　教科書第3章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

13　文章を読んでみよう−パラグラフを見分ける−　教科書第3章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

14　文章を読んでみよう−まとめ−　教科書第3章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

15　前期のまとめ　教科書第3章
　事前学修：前期で行った講義内容で苦手な箇所を把握すること。
　事後学修：前期の講義を踏まえて苦手だった箇所を復習すること。

16　後期時間割作成・前期の成績について　教科書第3章
　事前学修：講義概要をもとに時間割を作成しておくこと。
　事後学修：前期の成績を踏まえて後期の目標を立てること。

17　議論をしてみよう−導入編−　教科書第4章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

18　議論をしてみよう−実際の議論を体験してみる−　教科書第4章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

19　議論をしてみよう−議論を振り返ってみよう−教科書第4章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

20　レポートを書いてみよう−導入編−教科書第4章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

21　レポートを書いてみよう−レポートを書く手順を知ろう−教科書第5章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

22　レポートを書いてみよう−正確な文章を書くために必要なことは−教科書第5章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

23　経営学科の2年演習コース説明会　教科書第5章
　事前学修：講義概要を読んで経営学科の3つのコースについて把握しておくこと。
　事後学修：コース説明会やシラバスを読んで自分の行きたいコースを選択すること。

24　プレゼンテーションをやってみよう−導入編−教科書第6章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

25　プレゼンテーションをやってみよう−班の設定とグループワーク−教科書第6章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

26　プレゼンテーションをやってみよう−課題の作成−教科書第6章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

27　プレゼンテーションをやってみよう−課題の作成−教科書第6章
　事前学修：与えられた課題
　事後学修：講義内容を復習しておくこと。

28　プレゼンテーションをやってみよう−課題の報告−教科書第6章
　事前学修：報告で必要なことは何だったのかを再度確認しておくこと。
　事後学修：報告で足りなかったことは何だったのかを確認しておくこと。

29　プレゼンテーションをやってみよう−課題の報告−教科書第6章
　事前学修：報告で必要なことは何だったのかを再度確認しておくこと。
　事後学修：報告で足りなかったことは何だったのかを確認しておくこと。

30　1年のまとめ教科書第6章
　事前学修：後期で行った講義内容で苦手な箇所を把握すること。
　事後学修：次年度の研究演習2年に向けて必要なスキルを確認しておくこと。

以上はあくまで予定です。状況に応じて随時変更します。
年間を通して「文章を読む」「議論する」「レポートを書く」「プレゼンテーションをする」を指導する。
教学行事と並行して，学問修得に向けた動機付け等の取組を行う。
学生生活における時間管理を指導する。

【予習・復習】

　予習：3時間　講義で与えられた課題の調査や発表の準備
　復習：1時間　各回の内容の整理

【授業関連科目】

研究演習2年，3年及び4年

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：レポート（50％），成果発表（30％），受講態度（10％）及びその他（（10％）
各回で提出されたレポートやプレゼンテーションは，その場ないし次回講義においてコメント等を行います。
ＰＣは，教室では一切使用しないが，レポート作成のためにも早めに購入しておくことが望ましい。

【教科書】

著者：専修大学出版企画委員会編　書名：『新・知のツールボックス　新入生のための学び方サポートブック』　出版社：専修大学出版

【参考書】

参考書を使用しない