特別演習 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
田中 勝次 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 商 | |||
備考 | 金V |
講義の到達目標は、マクロ経済学の基礎知識を基に、より高度なマクロ経済学の専門知識を習得し、大学院入試あるいは公務員受験に対する必要な専門知識の取得を目的としている。
受講する学生がマクロ経済学の基礎知識を身につけ、モデルを数式・フローチャート・グラフで表現できること、そして大学院入試の過去問題を解くことができることを目標としている。
1 マクロ経済学のための数学的基礎
事前学修:全微分、数列、行列
事後学修:練習問題の解答
2 国民所得の決定
事前学修:国内総生産、国内総所得、国民所得、45度線分析、注入・漏出分析
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
3 乗数
事前学修:乗数プロセス、投資乗数、政府支出乗数、租税乗数、外国貿易乗数
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
4 消費関数
事前学修:ケインズ型消費関数、消費関数論争
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
5 貯蓄関数
事前学修:消費関数、時間選好率、2期間分析、ライフサイクル理論
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
6 投資関数
事前学修:ケインズの投資理論、加速度原理、新古典派の投資理論、資本ストック調整理論
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
7 貨幣市場
事前学修:貨幣の機能、貨幣の保有動機、流動性選好理論、貨幣数量説
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
8 労働市場
事前学修:古典派の第一公準、古典派の第二公準、非自発的失業、賃金の硬直性
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
9 中間試験
事前学修:試験の準備
事後学修:理解不足箇所の再学習
10 IS・LM分析
事前学修:IS曲線、LM曲線、財政金融政策の効果、流動性の罠、貨幣の中立性
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
11 AD・AS分析
事前学修:AD曲線、AS曲線、財政金融政策の効果、流動性の罠、貨幣の中立性
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
12 インフレーションの理論
事前学修:デマンド・プル・インフレ、コスト・プッシュ・インフレ、フィリップス曲線
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
13 マンデル=フレミング・モデル
事前学修:資本移動、固定相場制、変動相場制、財政金融政策の効果、トリレンマ
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
14 経済成長モデル
事前学修:投資の二重効果、ハロッド=ドーマー・モデル、ソロー・モデル
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
15 重複世代モデル
事前学修:2期間モデル、リカード等価定理、バローの中立命題、年金
事後学修:大学院入試の関連する過去問題
授業を受けるに際しては、予習および復習の時間にそれぞれ2時間および3時間程度の学習が必要である。
経済学、マクロ経済学、国際経済学、経済数学
(評価方法)
記述式の試験問題を作成して期末試験を実施し、その結果に基づき評価する(70点満点)。また、毎回課題レポートを課し、レポート内容が到達目標に近づいたものは成績評価に加点する(30点満点)。なお、次回の授業で、優れた着眼点は披露し、誤解についてはコメントする。
(注意事項)
講義時間を延長する場合があることを了承しておくこと。なお、ノート提出を単位認定の必要条件とすることに留意すること。
プリントを配布する
参考書を使用しない