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アクティブラーニング社会学展開編 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上 1年以上
2013年度以前入学生
岡崎 大輔 後期1コマ 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上 1年以上
備考 集中講義(2月8・9・10・12日、初日3限まで、他は4限まで)
実務経験 内容 事業会社における人事担当の経験を踏まえ、企業の若手・中堅・幹部社員を対象とする研修プログラムの開発・実施している。プログラム内ではファシリテーターとして、受講者同士のコミュニケーションを促進する役割を担っている。
授業との関連 コミュニケーションを促進する環境づくり、ファシリテーションについて、企業内人材育成の実務経験をもとに、大学内外問わず活用できる具体的な方法について指導する。
シラバス1

【授業の目的】

アート作品の対話型鑑賞を通して、他者とともに生きるために必要なコミュニケーション能力と、ひとつの正解がない問題に取り組む意欲、すなわち、生きる力を養う。

【到達目標】

1.自分とアート作品のみならず、他者、キャリア、社会事象など、あらゆる物事との関係性に対して問いを立て、自分なりの解を導くことができる。
2.他者の思考を促す問いかけやディスカッションを円滑に進めるコツを理解している。
3.身の回りで生じる物事を他者とともに扱うことで、一人で行うより質の高い問題発見・解決につながることを理解している。

【授業計画】

初日3コマ、2日目〜最終日4コマの集中講義となります。全回出席を前提としてください。基本的にグループでコミュニケーションを取りながら授業を進め、1日の最後にはレポートを提出していただきます。

【講義方法】
全日程、対面授業による実施となります。大学閉鎖時にはzoomで対応する予定です。

■初日
 1.オリエンテーション
 2.ワークショップ1
 3.ワークショップ2

 授業の目的や目標を共有し、他者との協働によって学ぶことを
 理解するワークショップを行います。

■2日目
 4.作品鑑賞 1
 5.作品鑑賞振り返り 1
 6.作品鑑賞 2
 7.作品鑑賞振り返り 2

 教員がナビゲイターを担当しアート作品を鑑賞します。
 その後、全体で鑑賞を振り返り、ファシリテーターの問いかけなど、
 ディスカッションを円滑に進めるコツを取り出し、共有します。

・事前学習:アート作品の鑑賞を自分なりに行い、気づいたことをノートにまとめておく。
・事後学習:授業を踏まえ、ファシリテーションのコツをノートに整理しておく。

■3日目
 8.ファシリテーター基礎 1
 9.ファシリテーター基礎 2
 10.ファシリテーター基礎 3
 11.ファシリテーター基礎 4

 グループワークを通して、ファシリテーターとしてディスカッションを
 円滑に進める実践を積み、コツの理解を深めます。
 
・事前学習:2日目に取り出したファシリテーターのコツをノートに整理しておく。
・事後学習:体験したグループワークで、事前に整理したコツが活かされていたか、振り返る。

■最終日
 12.ファシリテーター実践 1
 13.ファシリテーター実践 2
 14.ファシリテーター実践 3
 15.講義全体の振り返り

 受講者全員を対象としたファシリテーターを体験し、相互に
 フィードバックを行います。
 講義全体も振り返り、今後の大学生活への活用方法を考えます。

【予習・復習】

復習・予習1時間:各日ともレポートを提出していただきます。復習・予習として、各回の講義内容を振り返り、発見と疑問の整理をしてください。次の講義時、全体で共有する時間を設けます。

【授業関連科目】

アクティブラーニング社会学基礎編を受講していることが望ましい。

【成績評価方法・注意】

成績は到達目標に照らし、レポート(40%)と成果発表(30%)、受講態度(30%)で評価します。レポート・成果発表ともにコメントを返します。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する