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倫理学概論I 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済 1年以上 経営    
2013年度以前入学生
鈴木 亮三 前期1コマ   経済   経営    
備考 教職科目(2017年度以後入学の教職コース生のみ)
シラバス1

【授業の目的】

倫理学の基本的かつ本質的考え方について理解し、現代世界に流通する倫理的思考の由来について洞察する。

【到達目標】

西洋倫理思想の倫理学を中心にその核心部を読解することで、倫理学の基礎的な知識を学習するだけでなく、現代において、倫理的課題がどこにあり、どのようなものであるかを知り、それを文章にする力を養う。

【授業計画】

第1回 ガイダンス 倫理学とは何か

第2回 西洋の古代倫理学の基本姿勢(1);自然哲学・ソフィスト・ソクラテス

第3回 西洋の古代倫理学の基本姿勢(2);プラトン・アリストテレス・ヘレニズム思想

第4回 中国の思想:儒教と道家・インドの思想:バラモン教と仏教

第5回 キリスト教の倫理思想

第6回 イスラム教(その他の分野含む)

第7回 ルネサンスと宗教改革・フランスモラリストの思想、近代科学の誕生

第8回 イギリス経験論と大陸合理論・社会契約説
・事前学習:これまでの復習を行う
   ・事後学習:高校指定の教科書などに基づいて、次回以降の予習を行う
第9回 ドイツ観念論:カントとヘーゲル

第10回 功利主義・プラグマティズム・実存主義

第11回 日本の仏教、儒学・国学

第12回 近世日本思想

第13回 近代日本思想 

第14回 現代社会の課題と倫理        

第15回 倫理学の展望
   ・事前学習:講義ではいふされたプリントをもとに、総復習を行う
   ・事後学習:講義で指示される高校倫理の要点を再度点検し、実習に備える  

【予習・復習】

予習一時間:教科書の指定はないが、倫理学や哲学一般の書物を手にとり、実際に読んでおくことが望ましい。
復習一時間:講義で配布した資料を再度自分で読み直すことが望ましい。

【授業関連科目】

倫理学、哲学等

【成績評価方法・注意】

小レポートを適宜作成してもらう。これについては、どのような意見が出たかについて次の講義で紹介し、フィードバックとする。小レポートの評価も受講態度として成績評価に加える。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する