【授業の目的】

授業の位置づけ(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP2一般知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5会話・文章力、DP6意欲・責任感、DP7協調性、DP9倫理観

教育実習は、教員免許取得に必要な全教育課程の総仕上げとして位置づけられている。
・学内においては学習指導案の作成や模擬授業ならびにその反省を行う。
・教育現場である高等学校において２週間、教師の多様な教育実践、実習など教育実習生として各種の教育活動に携わる。

【到達目標】

・教職の社会的意義を認識し、将来教職に就く者としての資質を養うことができる。
・模擬授業に加え、高校現場で教育実習を行うことにより、商業科教員として生徒を指導できる力を身につけることができる。
・教員採用試験に挑戦し、合格できるよう実力が身につく。

【授業計画】

授業の位置づけ(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識、CP2一般知識、CP3思考力、CP4判断力、CP5会話・文章力、CP6意欲・責任感、CP7協調性、CP9倫理観
授業形態：講義、模擬授業、教育実習
授業方法：受動型、能動型（アクティブラーニング）、問題解決型（ＰＢＬ）

１　教育実習について
２　模擬授業と反省・批評会（１）
　　「ビジネス基礎　第2章　経済と流通の基礎」
３　模擬授業と反省・批評会（２）
　　「ビジネス基礎　第3章　ビジネスの担い手」
４　模擬授業と反省・批評会（３）
　　「簿記　第8章　現金・預金の記帳、第9章　商品売買の記帳」
５　模擬授業と反省・批評会（４）
　　「簿記　第10章　掛け取引の記帳、第11章　固定資産の記帳」
６　模擬授業と反省・批評会（５）
　　「情報処理　第2章　情報通信ネットワークとセキュリティ管理」
７　模擬授業と反省・批評会（６）
　　「情報処理　第3章　ビジネス情報の処理と分析」
８　教育実習の事前指導
　　心構え及び諸注意
９　高等学校における教育実習（１）
　　　教科指導、特別活動等に関すること
１０　高等学校における教育実習（２）
　　　　教科指導、特別活動等に関すること
１１　教育実習の反省
　　　　教育実習日誌のまとめ、報告書の作成
１２　教育実習の事後指導（１）
　　　　教科指導に関すること
１３　教育実習の事後指導（２）
　　　　特別活動及び生徒指導、進路指導に関すること
１４　教育実習の事後指導（３）
　　　　商業教育をめぐる諸課題について
１5　まとめ
　　　　自己実現に向けて

　※授業で与えられた課題の調査、模擬授業や発表の準備など予習に2時間はかけること。また、授業後は、復習に2時間かけ振り返りをすること。

【予習・復習】

・毎時間学習指導案や補助プリント等を作成し授業に参加すること。
・模擬授業をしたのち反省会における意見を参考にし、模擬授業の振り返りと学習指導案の修正と見直しをすること。
・教員採用試験の勉強を毎日取り組むこと。自主勉強会に参加すること。

【授業関連科目】

商業科教育法１・２、教育実習指導を履修していること。

【成績評価方法・注意】

・授業態度、模擬授業、提出物、高等学校における教育実習の成果により評価する。
・高等学校商業科教員免許状の取得希望者を対象とする。
・高等学校での実習は、4年前期で行うことを原則とする。

【教科書】

著者：岡山商科大学教務課　書名：教育実習日誌　出版社：岡山商科大学

【参考書】