印刷する
中国ビジネス入門 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
渡邉 憲二 後期1コマ   経済   経営 2年以上 2年以上
備考 定員40名
シラバス1

【授業の目的】

中国ビジネス入門を通して、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目的とする。
授業の位置付け:DP1 専門知識,DP2 一般知識,DP3 思考力,DP5会話・文章力,DP7協調性

【到達目標】

受講にあたって、下記のことが到達目標である。
1.中国経済の現状を客観的に把握することができる。
2.中国に関する基礎知識や日本企業のビジネス展開を理解することができる。
3.日本型ビジネスモデルについて理解することができる。

【授業計画】

授業の位置付け:CP1 専門知識,CP3 思考力,CP4 判断力,CP5 会話・文章力,CP7 協調性
授業形態:講義
授業方法:受動型,アクティブラーニング

本講義では、1970年代末以降における現代中国に焦点を当て、中国経済のについて説明する。
中国の経済成長の動向や中国ビジネスに関わる基本的な知識を習得、さらには中国ビジネスの全体像を理解してもらうように、講義を進める。
講義スケジュールに関して、前半では、中国経済の現状と基礎知識を把握する。後半では、日本企業のビジネス展開や日本型ビジネスモデルについて説明する。
なお、受動型の講義だけでなく、アクティブラーニングを用いたグループ活動を行う。

1.導入 
2.中国の経済成長1(GDPの推移、世界の工場、世界の市場)
3.中国の経済成長2(社会主義市場経済、産業構造)
4.経済成長の諸問題(地域格差、所得格差)
5.人口変動と労働市場の形成(都市化、人口転換、高齢化)
6.グループ活動1
事前学修:データ資料収集
  事後学修:報告資料の作成
7.グループ活動2
事前学修:データ資料収集
  事後学修:報告資料の作成
8.グループ活動3
9.中国の対外開放政策(外資導入、外貨獲得、二重貿易体制、経済特区、貿易構造)
10.地域開発政策の展開と産業集積の形成
11.日本企業の中国進出とビジネス展開
12.中国のビジネス環境とリスク(ビジネス環境、リスクマネジメント)
13.日本型ビジネスモデルの中国展開
14.日本企業の事業展開と対応(事業環境の変化、事業戦略の再構築、地域展開・移転、撤退)
15.全体のまとめ(レポート内容を含む総括)

なお、グループ活動では、パソコンを用いたアクティブラーニングを行いますので、設備の関係上、定員40名です。

【予習・復習】

講義を受講するに際して、予習2時間・復習2時間を取ること
 予習内容:上記のスケジュールに従って、キーワード検索や関連書籍を読むこと
      新聞や雑誌などで中国関連の記事に目を通すこと
 復習内容:配布資料を見直し、参考書を読むことで理解を深めること

【授業関連科目】

経営学関連科目

【成績評価方法・注意】

アクティブラーニングは、グループワーク、プレゼン、ディスカッションを行います。
評価方法:レポートと成果発表(グループ活動を含む)による評価とする。
毎回、出席票を兼ねたペーパー(講義内容に関する設問・意見などを書く)を提出する。
提出物、グループ活動、およびレポートから成績評価を行う。
(提出物・グループ活動40%、レポート60%)

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する
著者:丸川知雄 書名:現代中国経済 出版社:有斐閣
著者:箱崎大・日向裕弥 書名:2020年の中国と日本企業のビジネス戦略 出版社:ジェトロ