FP提案書概論II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 2年以上 | 商 | 2年以上 | |||
2013年度以前入学生 | |||||||||
高林 宏一 | 後期1コマ | 法 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 2年以上 | 商 | 2年以上 | |
備考 | AFP資格を目指す学生を優先 |
授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5会話・文書力
経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することが授業目標である。他学部の学生にとっては,「幅広い学習機会」になる。
本講義では、代表的な「ライフイベント別例題」をもとに専門的なFP知識を修得しつつ、問題点の洗い出しと分析、解決策を顧客の希望に沿って実施できる「FP提案書」の作成・提案できるだけの基本技能を修得することを目標とします。
受講生が以下のような技能を身につけることを到達目標とします。
(1) 面談により、定性的情報の明確化と、定量的情報の数値化を順序立てて整理できること。
(2) それぞれの情報を各制度などに基づいてシミュレーションし、問題点の把握ができること。
(3) 何らかの解決策が提示でき、再分析の結果、問題を回避できる提案ができること。
(4) 相談者の立場で「FP提案書」を作成し、わかりやすく説明できること。
第1回 住宅取得計画の策定1、教科書第2部第2章第1.2節住宅の意義と資金計画他
:ライフイベント表、バランスシート、キャッシュフロー表の作成
事前学修:ライフプラン上の主要な生活目標やライフデザインを明確化、数値化するツールに
ついての該当箇所を読み不明点や用語を調べてくる。
事後学修:教科書24.25頁の事例1からライフイベント表ほか2表を作成する。
第2回 住宅取得計画の策定2、教科書第2章第3.4節自己資金の作り方
:ライフイベント情報の収集とキャッシュフローシミュレーション演習
事前学修:住宅取得資金に関する貯蓄、融資、贈与制度についての該当箇所を読み不明点や用
語を調べてくる。第1回講義中に資料は配布する。
事後学修:教科書15〜20頁の事例1から通年のキャッシュフロー表を作成する。
第3回 住宅取得計画の策定3、課題レジュメ第2章事例1
:住宅贈与、取得控除を加味した住宅取得マネジメント計画の立案、例題を用いての演習
第4回 住宅取得計画の策定4、課題レジュメ第2章事例2
:金融資産運用、生存リスク対策のシミュレーション演習
第5回 住宅取得計画の策定5、課題レジュメ第2章事例3
:キャッシュフローシミュレーションの実施と問題点の整理、解決へのアプローチ
第6回 住宅取得計画の策定6、課題レジュメ第2章事例4
:解決策立案のプロセスと再シミュレーション演習演習
第7回 住宅取得計画の策定7、課題レジュメ第2章事例5
:FP提案書のプレゼンテーション演習
第8回 老後資金計画の策定1、第3部第1章第1.2節高齢者とジェロントロジー他
:ライフイベント表、バランスシート、キャッシュフロー表の作成
第9回 老後資金計画の策定2、第1章第3.4節リタイアプランニングのプロセス他
:ライフイベント情報の収集とキャッシュフローシミュレーション演習
第10回 老後資金計画の策定3、課題レジュメ第3章事例1
:生前贈与、評価圧縮、死亡保険金を利用したマネジメント計画立案、例題を用いての演習
第11回 老後資金計画の策定、課題レジュメ第3章事例2
:金融資産運用、生存リスク対策のシミュレーション演習
第12回 老後資金計画の策定4、課題レジュメ第4章事例1
:キャッシュフローシミュレーションの実施と問題点の整理、解決へのアプローチ
第13回 老後資金計画の策定5、課題レジュメ第4章事例2
:解決策立案のプロセスと再シミュレーション演習演習
第14回 老後資金計画の策定6、課題レジュメ第4章事例3
:FP提案書のプレゼンテーション演習
第15回 老後資金計画の策定7、課題レジュメ第4章事例3.2
:FP提案書のプレゼンテーション演習
予習時間:2時間、テキストの該当範囲を閲読し、不明な用語や制度を調べておくこと。
復習時間:2時間、受動型では課題を発表し次回までにレポートを作成する。問題解決型では滋慶課題を数回にわたって分析し解決策の提案書を作成する。
FP技能論1・2、FP提案書作成2、FP不動産運用設計,FPタックスプランニング,FP相続・事業継承,FPリスク・リタイアメントプランニング,相続・事業承継他
・各階の講義終了時に、受動型、問題解決型それぞれの課題についてレポートを提出していただき、
テーマごとの理解度を評価します。
・最終レポートとしてFP提案書提出していただき、課題等についての理解度を評価します。
・提出されたレポートを次回講義で返却し修正箇所や注意点などのコメントを行います。
著者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 書名:ファイナンシャル・プランニング 提案書の作り方「第4版」 出版社:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
著者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 書名:FP1:パーソナルファイナンス 出版社:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | フィールドスタディ | 問題解決型 | その他 |
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○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
学習目標(比率) | 50% | 20% | 20% | 10% | |||||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 75% | 50 | 10 | 10 | 5 | ||||||
成果発表 | 10% | 5 | 5 | ||||||||
受講態度 | 15% | 5 | 5 | 5 | |||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||