印刷する
研究演習2年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営   2年以上
2013年度以前入学生
海宝 賢一郎 通年1コマ   経済   経営   2年以上
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け:DP1専門知識、DP3思考力、DP5会話・文章力、DP7協調性
 経営学部商学科に関わる研究演習として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。社会人に求められる思考力等を養い、金融リテラシーも同時に身につけることを目標とする。

【到達目標】

 個人での調査・発表、グループ討議・発表などを通じて、研究テーマに対する実践的なアプローチ手法の基礎的スキルを身につけることを目標とする。また、研究演習の基礎として、調査・分析および論文作成に関する基礎的能力の向上も目指す。本演習の到達目標は以下の通りである。
 (1)先行研究や図書を探索し論点を整理できる。
 (2)金融機関や企業の資料を要約し質疑や回答ができる。
 (3)デジタル媒体によりポスターセッションが行える。
 (4)他者の発表や主張を批評できる。

【授業計画】

第1回 オリエンテーション:履修関係の確認、自己紹介
第2回 レポート・論文を書くための基本を知ろう(準備)、レポートのテーマ設定、グループ分け
     教科書:Work1 2〜13頁
第3回 レポート・論文を書くための基本を知ろう(ルール)
     教科書:Work2・3  14〜23頁
第4回 レポート・論文を書くための基本を知ろう(レポート・論文の種類)
     教科書:Work4 24〜36頁
第5回 グループ発表会
     報告型レポートの発表
第6回 あなたの未来と今のお金を知る
     参考書:Part1 4〜11頁、復習:ワークシート作成
第7回 子どもにかかるお金を知る
     参考書:Part2 12〜17頁、復習:金融商品資料の収集と整理
第8回 マイホームのお金と住宅ローンを知る
     参考書:Part3 18〜24頁、復習:不動産広告・ローン資料の収集と整理
第9回 ブックレポート課題の設定、グループ分け
     予習:ブックレポートのテーマ設定
第10回 レポート・論文を書くための5つの基礎能力をつけよう(考える方法・読解力)
     教科書:Work5・6 38〜45頁
第11回 レポート・論文を書くための5つの基礎能力をつけよう(要約力・判断的思考力)
     教科書:Work7・8 46〜53頁
第12回 レポート・論文を書くための5つの基礎能力をつけよう(表現力)
     教科書:Work9 54〜60頁
第13回 レポート・論文を書くための5つの基礎能力をつけよう(トレーニング)
     教科書:トレーニング 61〜68頁
第14回 グループ発表会
     予習:ブックレポートの発表準備
第15回 グループ発表会総評
     総評および前期まとめ
第16回 後期オリエンテーション
     予習:後期への取り組み目標の設定
第17回 老後に必要なお金を知る
     参考書:Part4 26〜33頁、復習:ワークシート作成
第18回 目標のお金を績立で準備する。
     参考書「Part4・5 34〜39頁」、復習:ワークシート作成
第19回 資産を運用する
     参考書:Part6 40〜47頁、復習:ワークシート作成
第20回 レポート・プレゼンテーション:テーマ設定、グループ分け
     事前学修:レポート・プレゼンテーションのテーマについて新聞等から情報を収集する
     事後学修:レポート・プレゼンテーションのテーマについて精査し、決定する
第21回 課題を発見しよう(問題意識)
     教科書:Work 10 70〜81頁
第22回 情報を探索しよう(情報入手)
     教科書:Work 13 82〜89頁
第23回 情報整理力をつけよう
     教科書:Work 15 90〜97頁
第24回 レポート中間発表
     参考書:プレゼンテーションの仕方(オリジナルプリント)
第25回 課題考察力をつけよう
     教科書:Work 17・18 92〜105頁
第26回 文章構成力をつけよう。
     教科書:Work 19・20 106〜114頁
第27回 プレゼンテーションの準備
     事前学修:プレゼンテーション用資料を作成する(構成の検討、パワーポイント作成)
     事後学修:プレゼンテーション用資料を完成させる
第28回 発表資料の精査
     教科書:Work 21 116〜122頁
第29回 グループ発表会
     教科書「Work 25 104〜107頁」
第30回 発表会総評
     1年間の総まとめ

【予習・復習】

予習1時間:演習のテーマについて、事前に専門用語等についてノートにまとめる
復習2時間:与えられた課題について参考図書・新聞・各種資料等を使って調査する

【授業関連科目】

ライフプランニングと資金計画・リスク管理I・II、金融資産運用・不動産I・IIなど

【成績評価方法・注意】

討論・プレゼンおよびレポートにより評価する。
1.個別発表、レポート等の内容に対して70点を配点する。レポートはコメントを付けて返却し、次の授業で解説を加える。
2.グループ作業の参加貢献に30点を配点する。

【教科書】

著者:桑田 てるみ  書名:学生のレポート・論文作成トレーニング  出版社:実教出版 ISBN:978-4-407-32243-9 C1081

【参考書】

著者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 書名:くらしとお金のワークブック  出版社:日本FP協会総合教育部パーソナルファイナンス教育課