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教育実習指導 1単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 3年以上 3年以上
2013年度以前入学生
吉田 信 後期1コマ   経済   経営 3年以上 3年以上
備考 教職科目
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置づけ(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5会話・文章力、DP6意欲・責任感

1.教職の社会的役割を認識し、「心豊かな教師」を目指す。
2.学習指導案の作成や学内における模擬授業並びにその反省、ディスカッション、批評会などを通して教科の指導法を体得する。

【到達目標】

1.将来、教職に就く者としての資質を養い、4年次に行う学校現場での教育実習に備えることができる。
2.全員が交代で模擬授業を行い、反省、ディスカッション、批評会などを実施し、理想とする授業に近づけるよう教科指導力が身につく。

【授業計画】

授業の位置づけ(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識、CP3思考力、CP4判断力、CP5会話・文章力、CP6意欲・責任感
授業形態:講義、模擬授業
授業方法:受動型、能動型(アクティブラーニング)、問題解決型(PBL)

1.教育実習の意義とあり方について
2.シラバスの作成
3.学習指導案の作成(1)
   学習指導案の構成、書き方、単元の目標、評価規準、指導と評価
4.学習指導案の作成(2)
   学習指導案の作成
5.学習指導と観点別評価について
6.模擬授業と反省会(1)
   基礎的科目「ビジネス基礎」第2章 経済と流通の基礎
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
7.模擬授業と反省会(2)
   基礎的科目「ビジネス基礎」第3章 ビジネスの担い手
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
8.模擬授業と反省会(3)
   会計分野「簿記」第2編 第10章 現金・預金などの取引
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
9.模擬授業と反省会(4)
   会計分野「簿記」第2編 第11章 商品売買の取引
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
10. 模擬授業と反省会(5)
   ビジネス情報分野「情報処理」第2章 第1節 情報通信ネットワーク
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
11. 模擬授業と反省会(6)
   ビジネス情報分野「情報処理」第2章 第3節 ビジネス情報の受信と発信
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
12. 模擬授業と反省会(7)
   マーケティング分野「マーケティング」
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
13. 模擬授業と反省会(8)
   ビジネス経済分野「ビジネス経済」
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
14. 模擬授業と反省会(9)
   総合的科目「課題研究」
  ・事前学修:模擬授業の指導案作成と模擬授業のリハーサルをしてくること。
  ・事後学修:模擬授業の振返りと反省をまとめる。学習指導案の手直し。
15. まとめ
16. 定期試験

※ 授業で与えられた課題の調査、模擬授業等の準備など予習に2時間はかけること。また、模擬授業後は、振り返りに2時間は最低かけること。

【予習・復習】

・毎時間学習指導案や補助プリントを作成し授業に参加すること。
・模擬授業をしたのち反省会における意見を参考にし、模擬授業の振り返りと学習指導案の手直しと見直しをすること。
・教員採用試験の勉強にも毎日時間をかけて取組むこと。
・自主勉強会にも参加すること。

【授業関連科目】

商業科教育法1、商業科教育法2

【成績評価方法・注意】

授業への参加、模擬授業、提出物、試験等により評価する。高等学校商業科教員免許状の取得希望者を対象とする。この授業はアクティブラーニング(プレゼン、ディスカッション、グループワーク)を取り入れた授業形態で進めます。

【教科書】

著者:柴田義松・木内剛 書名:教育実習ハンドブック 出版社:学文社

【参考書】

適宜指示する