印刷する
特別演習II 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済   経営    
2013年度以前入学生
倉持 弘 前期1コマ   経済   経営    
備考 2017年度入学の法学科2年次生のみ。法科大学院志望者向け。履修登録前に科目担当者に相談のこと。
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け: DP1専門知識、DP2一般知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5会話力・文章力、DP6意欲
本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。この演習は法科大学院進学希望者を対象として、法律論文の書き方を身につけることを目標とする。

【到達目標】

受講生が受講後に次のようなことができるようになること。
1.論理的な文章を書くことができる。
2.法律論文の書き方の基礎が身についている。
3.法律論文を書くための勉強の仕方が身についている

【授業計画】

1.オリエンテーション、法科大学院入試に向けての道筋
2.法の学び方(伊藤・第1編第5章)
3.法律の勉強、法律文書の書き方(伊藤・第5編)
4.法律家はどういう文章を書くべきか(井田・p.12)正確性、平易性、論理性(井田・p.20)
5.法的判断の合理性・正当性(井田・p.38)答案やレポートを書くにあたって(井田・p.49)
6.文を整える(井田・p.71)語句を整える(井田・p.89)
7.段落を整える(井田・p.100)全体を整える(井田・p.113)
8.組み立てを考えて書く(井田・p.146)
9.平易な接続表現の心がけ(井田・p.169)
10〜12.練習1 仮題「第177条の第三者」
13〜15.練習1 仮題「第94条第2項の類推適用」

*第1回から第9回までをテキストの理解、第10回以降を答案作成練習としているが、テキストはできるだけ早くに終わらせて、答案作成練習の時間を多くとりたいと考えている。

【予習・復習】

予習3時間(第9回まではテキストの要約作成、第10回以降はテーマに沿った資料を収集しレポートを作成)。
復習3時間(他のゼミ生のレポート等を参考に、自分のレポートを書きなおす)。

【授業関連科目】

特別演習I

【成績評価方法・注意】

ゼミ中で提出された要約・レポートをもとに議論を行い、良い点・悪い点を指摘する。そのレポートの内容およびゼミでの発言内容により成績評価を行う。

【教科書】

著者:伊藤真 書名:伊藤真の法学入門 補訂版 出版社:日本評論社
著者:井田・佐渡島・山野目 書名:法を学ぶ人のための文章作法 出版社:有斐閣

【参考書】

適宜指示する