経済成長論I | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 | 経済 | 3年以上 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
山下 賢二 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 3年以上 | 経営 | 商 | |||
備考 |
DP1 専門知識,DP3 思考力,DP4 判断力
経済学部経済学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」にもなる。
CP1 専門知識,CP3 思考力,CP4 判断力
受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。
1.静学モデルと動学モデルの違いを理解できる
2.成長モデルの基本であるソロー・モデルを理解できる
3.定常状態や収束という概念を理解できる
4.モデルの意味を理解した上で図示、計算できる
・景気循環モデ基本的な経済成長理論や景気循環理論の基本的な部分を講義し,以下の到達目標の実現を目指す。ルの基本であるリアル・ビジネス・サイクルモデルを理解すること
CP1 専門知識,CP3 思考力,CP4 判断力
授業形態:講義
授業方法:受動型
01.マクロ経済学の基礎理論の復習(1)〜長期と短期〜(※マンキュー入門編を参照)
02.マクロ経済学の基礎理論の復習(2)〜経済循環図・分配理論〜(※マンキュー入門編を参照)
03.ソロー・モデル(1)〜技術進歩を考慮しないケース(1)、モデルの概要〜(chap.1)
04.ソロー・モデル(2)〜技術進歩を考慮しないケース(2)、定常状態の導出〜(chap.1)
05.ソロー・モデル(3)〜技術進歩を考慮するケース(1)、モデルの概要〜(chap.2)
06.ソロー・モデル(4)〜技術進歩を考慮するケース(2)、定常状態の導出〜(chap.2)
07.ソロー・モデル(5)〜黄金律(1)、導出〜(chap.2)
08.ソロー・モデル(6)〜黄金律(2)、消費・貯蓄・投資の変化〜(chap.2)
09.ソロー・モデル(7)〜絶対的収束・条件付き収束〜(chap.2)
10.ラムゼイ・モデル〜効用最大化を考慮した新古典派成長モデルの概要・修正黄金律〜(※齊藤 chap.16)
11.世代重複モデル(1)〜モデルの概要(1)〜(※齊藤 chap.18)
12.世代重複モデル(2)〜モデルの概要(2)・計算〜(※齊藤 chap.18)
13.世代重複モデル(3)〜モデルの概要(3)・動学的非効率性〜(※齊藤 chap.18)
14.リアル・ビジネス・サイクルモデル〜新古典派景気循環理論〜(chap.2)
15.総復習〜ソロー・モデルを中心に〜
16.定期試験
予習(1時間):テキストの当該箇所を読んでおくこと
復習(1時間):講義ノートを読み返すこと
マクロ経済学、中級マクロ経済学、経済数学1,2、経済成長論2
定期試験(100%)
※試験終了後にWeb上で模範解答を公開する
著者:N. グレゴリー・マンキュー(足立英之ほか訳) 書名:マンキュー・マクロ経済学2(第3版) 出版社:東洋経済新報社
適宜指示する
著者:齊藤誠・岩本康志・太田聡一・柴田章久 書名:新版・マクロ経済学 出版社:有斐閣
著者:N. グレゴリー・マンキュー(足立英之ほか訳) 書名:マンキュー・マクロ経済学1(第3版) 出版社:東洋経済新報社