教育原理 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 1年以上 | 商 | 1年以上 | |||
2013年度以前入学生 | |||||||||
伴 恒信 | 前期1コマ | 法 | 1年以上 | 経済 | 1年以上 | 経営 | 1年以上 | 商 | 1年以上 |
備考 | 教職科目(2015年度以前入学生のみ) |
授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識、DP3 思考力、DP6 意欲・責任感、DP9 倫理観
教職に係る専門科目(必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。
教職課程の授業科目は、教育原理を出発点に相互に関連し、全体として教職に就く者の基礎知識と教育の力量の基盤を提供している。
1.教師論、教育史、教育課程論、教育方法論、教育制度論の基礎を教育学の立場から身につける。
2.教職を目指すことは新たな民主国家日本の次世代を育成することでもあるので、教育の基本的な目標やあり方についても明確な認識を培う。
(1)授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1 専門知識、CP3 思考力、CP6 意欲・責任感、CP9 倫理観
(2)授業形態:講義
(3)授業方法:受動型
1.教育の意義と目的
2.人間の発達と教育−人間の発達を社会的な視点から考察し、教育との関係を考える。
教科書:第1章
3.社会生活と教育−現代社会の趨勢を踏まえて、教育のあり方を考える。
4.現代の学校教育(1)−現代社会における学校の果たす役割を考える。
教科書:「社会の中の学校」
5.現代の学校教育(2)−現代の学校そのものの社会的構成を考える。
教科書:「学校社会」
6.教育目的の普遍性と歴史性(1)−教育の理念や目的も時代によって変化する。
7.教育目的の普遍性と歴史性(2)−時代を通じて普遍的な教育の理念や目的とは何かを考える。
8.教育の歴史概要(1)−日本の明治・大正期の教育の実際の変遷を概略理解する。
教科書:第5章
9.教育の歴史概要(2)−欧米諸国における教育の実際の変遷を概略理解する。
教科書:第7章
10.教育の内容と方法(1)−教育の内容はどのように決められるかを理解する。
教科書:第8章
11.教育の内容と方法(2)−改正基本教育法で目指す教育とその教育方法について考える。
教科書:第8章
12.学校と教育の制度(1)−教育の制度や仕組みを把握する。
教科書:第6章
13.学校と教育の制度(2)−学校とそれを支える教育の制度や組織を理解する。
教科書:第6・7章
14.家庭と地域社会−学校を取り巻く家庭や地域社会の現状と役割を考える。
教科書:第15章
15.教育の新しい動向−シティズンシップ教育やESDなどで取り組まれている新たな教育の方向性を知る。
16.定期試験
(5)復習(1時間程度)教科書をよく読み、内容を理解すること。
教師論、教育史、教育社会学、教育課程論、教育方法論
成績評価方法(手段):(1)試験、小テスト
(2)小テストの後、答え合わせと考え方を示す。
著者:南本長穂・伴恒信編著 書名:発達・制度・社会からみた教育学 出版社:北大路書房
適宜指示する