シラバス1
【授業の目的】
経済学部に係る専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献します.
【到達目標】
産業組織論とは,ミクロ経済学や計量経済学を用いて,競争政策の運用とその評価を目的とする学問である. 近年では,企業戦略,消費者行動の分析や研究開発,イノベーションの普及といったテーマも産業組織論で扱う問題対象となっている.
本講義では上記の分析を行うための基本的な考え方を学び, 1.経済学の理論と「現実の市場での競争」や「企業の行動」の対応を直観的に理解し,説明できる 2.現実の経済政策や政府の規制を理論に基づき評価できる の2点を目標とする.
【授業計画】
「講義方法」 この講義は教室での対面講義を基本とします. 状況によってはYouTubeとZoomを併用してオンラインでの講義を行います. ID・パスワード(Zoom)やURL(YouTube),講義資料などの授業に必要な情報は講義案内システムを通じて連絡いたします. 詳細は初回の授業で説明します.
1. イントロダクション 事前学習:経済学II,経済学演習の練習問題を確認しておく 事後学習:配布資料の整理
2.ミクロ経済学(1):消費者行動 事前学習:経済学II,経済学演習の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
3.ミクロ経済学(2):生産者行動 事前学習:経済学II,経済学演習の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
4.ゲーム理論の基礎 事前学習:前回までの練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
5.寡占理論(1):クールノー競争 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
6.寡占理論(2):ベルトラン競争 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
7.寡占市場(3):シュタッケルベルク競争 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
8.カルテルと繰り返しゲーム 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
9.企業の戦略的行動 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
10.製品差別化(1):ベルトランモデルの応用 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
11.製品差別化(2):ホテリングモデル 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
12.独占市場 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
13.自然独占と規制 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
14.市場支配力と集中度 事前学習:前回の練習問題を確認しておく 事後学習:練習問題の復習
15.まとめ 事前学習:第1回〜第14回までに配布した資料,練習問題を確認し,不明点を明らかにしておく 事後学習:配布資料の整理
16,期末試験
*上記を予定していますが,授業の進度に応じて変更される可能性があります. *練習問題の演習を行うことがあります.
【予習・復習】
予習,復習は4時間以上行うことが望ましい 予習内容:上記の授業計画にしたがって,参考書を読むこと 復習内容:練習問題を課すので,自分の手で解けるようになること
【授業関連科目】
経済学II ミクロ経済学 中級ミクロ経済学 ゲーム理論 経済政策
【成績評価方法・注意】
試験(80%),課題(20%)で評価します. 授業において課題の解説を行う.
【教科書】
教科書を使用しない
【参考書】
著者:泉田成美・柳川隆 書名:プラクティカル産業組織論 出版社:有斐閣アルマ
著者:梶井厚志・松井彰彦 書名:ミクロ経済学 戦略的アプローチ 出版社:日本評論社
著者:長岡貞男・平尾由紀子 書名:産業組織の経済学 第2版: 基礎と応用 出版社:日本評論社
著者:小田切宏之 書名:新しい産業組織論:理論・実証・政策 出版社:有斐閣
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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○ |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
○ |
○ |
|
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○ |
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学習目標(比率) |
35% |
30% |
30% |
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|
5% |
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評価手段(比率) |
試験 |
80% |
30 |
25 |
25 |
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小テスト |
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レポート |
20% |
5 |
5 |
5 |
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5 |
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成果発表 |
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受講態度 |
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その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
○ |
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