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講義名
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FP金融資産・不動産運用設計 2単位   経済 2年以上 経営 2年以上
2年以上        
海宝 賢一郎(代)
鳴滝 善計
後期1コマ クラス: 2級FP技能士を目指す学生を優先,オムニバス
実務経験 内容 海宝:CFP(R)および1級ファイナンシャル・プランニング技能士として、ファイナンシャルプランニングに関する相談・提案業務等の実務経験を積んだ。
鳴滝:大和証券(株)および同グループ各社に社員として勤務し、証券市場、証券投資業務等に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 海宝:ファイナンシャルプランナーとしての経験をもとに、パーソナルファイナンスの理論を教授する。また、CFPおよび1級ファイナンシャル・プランニング技能士の立場から、2級FP技能検定・実技試験に求められる不動産運用設計に関する実践的知識を教授する。
鳴滝:大和証券(株)および同グループ各社に社員として勤務した経験をもとに金融資産運用等の実態について言及し、2級FP技能検定・実技試験に求められる金融資産運用設計の知識を学習する観点から理論的・実践的知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

 経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。本講義は、金融リテラシーを基礎として、パーソナル・ファイナンス・プランニングの専門家である「2級FP技能士」に求められる専門的な知識を身につけ、さらに評価分析・提案能力の向上を図ることを授業目標とする。

【到達目標】

 国家検定試験の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定・個人資産相談業務の実技科目のうち、C分野:金融資産運用設計およびE分野:不動産の分野に関する知識の7割程度理解できる。また、AFP認定者に求められるFP提案書に関連する基礎的な技能について理解できる。
1.金融資産および不動産に関する専門用語について説明できる。
2.金融資産運用設計および不動産運用設計に関連した各種計算および分析ができる。
3.ファイナンシャルプランニングにおける金融・不動産に関するプランニングの基礎的な考え方が理解できる。


【授業計画】

【講義方法】
 この講義は原則として対面講義を基本としますが、新型コロナの感染状況によってZoomでのオンライン講義を行います。オンラインの場合、課題は講義掲示版を使用して行いますので、PC・スマートフォン等の通信端末を用意してください。
 なお、オンライン講義の場合には、Zoomの接続URL等は前日に講義掲示版にてお知らせします。


※原則として「金融資産運用II」および「不動産運用設計II」の授業を履修していること

【授業計画】
1.ガイダンス、不動産運用設計(概論)
 不動産の取得に係る調査:不動産の価格・登記簿の調査に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第5章・第1−3を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

2.不動産の取得に係る調査:現地調査、都市計画等の調査に関する事項の理解   
 ・事前学修:教科書 第5章−5を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

3.不動産の取得に係る関連法規:建築基準法に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第5章−6(建蔽率・容積率)を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

4.演習I:不動産関連法規に関するまとめ、売買契約に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書:第5章の要点をノートにまとめる
 ・ 事後学修:演習問題について解説を読み、間違った点をノートにまとめる 

5.不動産関連税制:不動産の取得・保有・譲渡に関する税制の理解
 ・事前学修:教科書 第5章−8〜10を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

6.不動産投資:有効活用の方式、投資利回り計算等に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第5章−12を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

7.不動産の証券化:証券化商品による資産運用の特徴の理解
 ・事前学修:教科書 第5章−13を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

8.演習II:不動産有効活用・不動産投資に関するまとめ
 ・事前学修:教科書:第5章−12・13の要点をノートにまとめる
 ・事後学修:演習問題について解説を読み、間違った点をノートにまとめる 

9.経済の基礎知識、金融の基礎知識に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・1−2を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

10.貯蓄型金融商品、債券の概要・利回り・リスクに関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・3−5を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

11.株式の概要・指標に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・6−7を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

12.演習III:経済・金融の基礎知識、貯蓄型金融商品、債券の概要・利回り・リスク、株式の概要・指標に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・1−7の要点をノートにまとめる
 ・事後学修:演習問題について解説を読み、間違った点をノートにまとめる 

13.投資信託の概要・費用・分類、外貨建て商品に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・8−10を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

14.金融派生商品、ポートフォリオに関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・11−12を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること

15.金融商品の税金、金融商品関連法規に関する事項の理解
 ・事前学修:教科書 第3章・13−14を読み、不明点をノートにまとめておくこと
 ・事後学修:講義内容の重要事項についてノートにまとめること


【予習・復習】

講義を受けるに際して、予習1.5時間、復習2.5時間を取ること
・予習 1.5時間:授業のテーマについて教科書の全文を読み、不明点をノートにまとめること
・復習 2.5時間:講義内容、小テストについて教科書等を使って復習すること

※毎回、WebClassで自主課題(予習課題)を課しますので、指定された期限までにレポート提出、課題への回答を送信してください。


【授業関連科目】

「FPリスク・リタイアメントプランニング」、「FPタックス・相続プランニング」の同時履修を推奨


【成績評価方法・注意】

※定期試験が中止になった場合には、授業評価方法が変わります。第1回目の講義(ガイダンス)で説明します。

成績評価方法:課題、演習問題、定期試験

 原則として毎回授業終了時に課題を出題し、定期的に演習問題を実施する。演習問題については模範解答を配布して解説し、採点して返却する。また、定期試験は計算問題、記述問題等によるテストを実施する。課題および演習問題に70点、定期試験に30点を配点する。

※セキュリティシートにより出席管理を行うのでスマートフォン等を持参すること

※原則として「金融資産運用設計II」および「不動産運用設計II」を履修していること


【教科書】

著者:家計の総合相談センター 書名:FP技能士2級・AFP最速合格ブック'22→'23年版 出版社:成美堂出版


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 60% 20% 5% 5% 5% 5%
評価手段(比率) 試験 20% 10 5 5
小テスト 55% 40 10 5
レポート 25% 10 5 5 5
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
       

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