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現代ビジネス事情 2単位 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上
1年以上        
香川 俊樹 後期1コマ クラス: (事前申込科目)定員165名,キャリア関連科目(2020年度以前入学生のみ)
実務経験 内容 企業組織が保有する「人」「モノ」「金」「情報」の経営リソースを有効に活用して利益を上げる経営を行い、社内外で発生する諸問題の解決を実践してきた。
授業との関連 企業経営で経験したことを中心に、経営分析や原価管理、ISO9001の品質マネージメントシステム、コンプライアンスについて、ハラスメント問題などを講義する。

シラバス1

【授業の目的】

現代ビジネス事情を通して、本学の建学の精神である「中正な思想を涵養し、広い視野を持って社会に貢献する人物の養成」、「産業の現実に関心を持ち、文化的知性をそなえ、創造的に社会の発展を指向する人物の養成」を目指し、教育理念の「幅広い学習機会の提供」、「専門学術の振興」を授業目標とする。
企業は利益の追求をする組織であることを理解し、将来企業で働くこととなる学生に、営業活動〜受注〜生産〜出荷〜回収までの企業内での実務と社内外で発生する諸問題について理解する授業である。

【到達目標】

本授業を受講することで次のようなことができるようになる。

1.企業は「人」「モノ」「金」「情報」の経営リソースを有効に活用して利益を上げること、
利益追求をする組織であることが理解できる。

2.最近の企業経営に係る様々な問題について、企業の不祥事の問題、ハラスメント防止についてなど
 を取り上げ、社内での取り組み姿勢が理解できる。

3.企業経営において、組織運営のツールとしてのISO9001品質マネージメントシステムと、製造現場
 を管理するための知識、経営分析から読み解くビジネスの実態を知ることが理解できる。


【授業計画】

オンライン対応時の事業方法は、講義前日に「講義掲示板」から講義ノートを送信します、毎回レポートを提出してください。
初回の授業で講義内容の概要についてプリントを配布する。
事前学修は配布プリントの各章を読みこんで、理解できない事項を明確にして授業を受ける。
事後学修は事前学修での不明事項について確認し、理解を確実なものとしてほしい。

1.企業が保有する経営リソースについて
 「人」「モノ」「金」「情報」の経営リソースをつかい、営業活動〜受注〜生産〜出荷〜回収まで
 の仕事について理解する。

2.セクハラ、パワハラなどハラスメントの問題について
 企業がハラスメント問題について、防止の為にどのように取り組んでいるかを理解する。

3.企業の内外で起こる不祥事とコンプライアンスについて
 社内外での不祥事の発生事例から、どのような取り組みが必要なのかについて理解する。

4.同一労働、同一賃金の問題について
 具体的対応について企業の取り組み事例について学習し、法の趣旨を理解する。

5.組織運営のツールとしての品質マネージメントシステムについて (1)
 組織運営とマネージメントシステムについて理解する。

6.組織運営のツールとしての品質マネージメントシステムについて (2)
 仕事をシステムとしてとらえ、品質マネージメントシステムの要求事項について理解する。

7.組織運営のツールとしての品質マネージメントシステムについて (3)
 全社員で取り組む、企業品質について仕事の流れから理解する。

8.組織運営のツールとしての品質マネージメントシステムについて (4)
 組織内のルールの明確化と実行、後輩への伝承、見直しについて理解する。

9.組織運営のツールとしての品質マネージメントシステムについて (5)
 品質マネージメントシステムを経営者の立場で見る、マネージメントレビューについて理解する。

10.経営資源(経営リソース)の有効利用を表す生産性について
 生産性とは投入する経営資源に対する、生産量(産出高)の割合であることを理解する。

11.原価管理と原価計算の基礎知識について
 実際の経営改善活動において役立つ原価管理、原価計算の考え方、活用について理解する。

12.原価管理のための管理会計、キャッシュフロー計算書の分析について
 管理会計は経営改善のためのツールであること、お金が回っていれば、会社は倒産しないことを
 理解する。

13.製造現場を管理する、生産管理の基礎知識について
 生産管理は企業利益の最大化を目的に、品質、コスト、納期を考慮した生産を可能にする
 マネージメントシステムであることを理解する。

14.企業が取り組む安全衛生についての基礎知識について
 企業内では従業員の安全は全てに優先する事項です、企業内での安全衛生についての具体的取り
 組み事例についての説明を聞き、安全衛生法を理解する。

15.移転価格税制について
 日本企業のグローバル化により、国際間での利益移動を自由に行うことが可能となり、この自由
 に行うことを防止するための税制について理解する。


【予習・復習】

講義を受講するに際して、予習2時間・復習2時間を取ること。
事前学修は配布プリントの各章を読みこんで、理解できない事項を明確にして授業を受ける。
事後学修は事前学修での不明事項について確認し、理解を確実なものとしてほしい。


【授業関連科目】

 


【成績評価方法・注意】

15回のレポート内容70%と受講態度30%により評価し、成績とする。
授業開始時に前回提出した課題について、全体のコメント等を述べるので留意して,次回の課題に備えること。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

参考書を使用しない



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
     

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 70% 10% 10% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 70% 50 10 10
成果発表
受講態度 30% 20 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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