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中級経済数学 2単位   経済 1年以上 経営  
         
熊代 和樹 前期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

経済学部経済学科に関わる専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学部の学生にとっては「幅広い学習機会」にもなる。

【到達目標】

受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である.

1. 集合や関数などの数学の概念を理解し,問題を解ける.
2. 行列の操作が行え,行列を最適化問題に応用できる.
3. 制約付き最適化問題を,ラグランジュ乗数法を使って解くことができる.


【授業計画】

【オンライン対応について】
◎ この授業は原則として対面授業を実施する.ただし感染症の拡大時や未入国の学生がいる場合等,オンライン授業が必要となった場合にはZoomによるリアルタイム授業とYoutubeによる録画配信を併用する.
◎ 資料の配布は講義掲示板を使用する.
◎ 毎回練習課題を課す.

【受講に関する注意】
◎ スライドを使用して授業を行うが,必要に応じて板書を併用するのでノートやルーズリーフなどを持参すること.
◎ 経済学は積み重ねが重要な学問なので毎回授業に出席すること.やむを得ず欠席した場合は講義掲示板から資料を入手し,参考書を見ながら内容を確認しておくこと.


以下の「参考書」は入谷・加茂著『サピエンティア経済数学』(東洋経済新報社)を指す.
1. 論理と集合
 事前学修:高校で学習した論理と集合について復習しておく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

2. 関数
 事前学修:参考書第1章を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

3. 微分
 事前学修:参考書第2章1,2を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

4. いろいろな関数の微分
 事前学修:参考書第2章3,4を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

5. 数列の収束と極限
 事前学修:参考書第8章1を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

6. テイラーの定理,微分法の応用
 事前学修:参考書第8章2,3を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

7. ベクトルと行列の演算
 事前学修:参考書第5章1,2を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

8. 行列式
 事前学修:参考書第5章3を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

9. クラメールの公式,1次独立と1次従属
 事前学修:参考書第5章4,5を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

10. 1変数の最大化
 事前学修:参考書第3章を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

11. 2変数関数の微分・勾配ベクトル
 事前学修:参考書第9章1,2を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

12. 制約のない最適化
 事前学修:参考書第10章1,2を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

13. 凹関数・凸関数
 事前学修:参考書第3章2,第10章1,2を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

14. 等式制約つき最適化
 事前学修:参考書第10章3を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する

15. ラグランジュ乗数法
 事前学修:参考書第10章3を読んでおく
 事後学修:これまでの内容をノートにまとめ、確認する


【受講に関する注意】
◎ スライドを使用して授業を進めるが,授業中に問題演習を行うのでノートやルーズリーフ等を持参すること.
◎ 積み重ねが重要なので毎回授業に出席すること.やむを得ず欠席した場合は講義掲示板から資料を入手し,内容を確認しておくこと.


【予習・復習】

予習(1時間程度)指定した文献を読み,疑問点や問題点を整理しておくこと.
復習(3時間程度)講義で解説した議論を手を動かしながら追うこと.配布する練習問題を自分の手で解くこと.


【授業関連科目】

ミクロ経済学,マクロ経済学,経済数学


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:期末レポート[70%],練習課題[30%]
習熟度を確認するための課題を毎回課す.間違いの多かった箇所を中心に,以降の授業で解説する.
未入国の学生が履修している場合は,大学の方針により試験に代えて期末レポートを課すことがある.その際は履修者に周知する.


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

著者:入谷純・加茂知幸 書名:サピエンティア経済数学 出版社:東洋経済新報社
著者:尾山大輔・安田洋祐 書名:経済学で出る数学 出版社:日本評論社
著者:A.C.チャン・K.ウェインライト 書名:現代経済学の数学基礎(上下巻) 出版社:シーエーピー出版

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
     

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 50% 30% 15% 5%
評価手段(比率) 試験 70% 40 20 10
小テスト
レポート 30% 10 10 5 5
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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