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研究演習4年 4単位   経済   経営  
4年以上        
高林 宏一 通年1コマ クラス: ファイナンシャルプランニング生のみ
実務経験 内容  総合ファイナンシャルコンサルティング企業に主席サーティファイドファイナンシャルプランナーとして勤務、ライフプラン提案書のソフト開発、相続・事業承継の支援、医療機関の財政立て直しと新施設の用地選定、資金・財務戦略等の提案業務や実行支援を行った。
授業との関連  個人や法人、事業者への資産設計提案業務を行ってきた経験をもとにパーソナルファイナンスに係る実務6分野について言及し、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の観点から理論的・実践的知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

 経営部商学科(FPコース)の研究演習3年次科目で、「パーソナルファイナンス」をテーマにして実証的な研究をするための基礎的な力を養うことを目指し、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

 本授業では、パーソナル・ファイナンシャル・プランニングの専門知識を習熟すること、グループ研究を通して提案書執筆とプレゼンテーション作成および発表が行えることを到達目標とする。そのため次の4点ができるようにする。
(1)先行研究や国民生活基礎調査等データにもとづいた議論ができるようになる。
(2)家計や小規模事業者の資料を要約し質疑や回答ができるようになる。
(3)パーソナル・ファイナンシャル・プランニングに関する実証的な研究を行ない、基本的な提案ができるようになる。
(4)他者の発表や主張を批評できるようになる。


【授業計画】

第1回 オリエンテーション:研究計画、就職活動の報告
 ・事前学修:各自の個人学外活動などの報告・卒論テーマを整理しておく。
 ・事後学修:研究のアウトラインを完成させる。インターン参加等の実行と報告書などを作成する。

第2回 テキストの輪読1 高齢社会の働き方と健康
    教科書A:第5章 P124 - P134
 ・事前学修:「高齢者の資産管理のあり方を考える」について不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:第5章についての要約文を1,000字程度にまとめレポートを作成する。

第3回 スポーツ・個人資産・昭和地区の活動報告
 ・事前学修:活動テーマごとの結果報告レポートの発表準備
 ・事後学修:グループ活動の3年次生への引き継ぎ、個別の研究課題・設定を整理する。

第4回 テキストの輪読2 高齢者の認知機能の低下と法的問題
    教科書A:第6章 P136 - P157
 ・事前学修:「壮大な社会実験に取り組む日本」について不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:第6章についての要約文を1,000字程度にまとめレポートを作成する。

第5回 テキストの輪読3 組み立てて執筆する
    教科書B:第4章 P93 - P124
 ・事前学修:事実と意見を明確、IMRAD(5部構成)を説明できるように不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:教科書A第5または、6章について意見を2,000字程度の論文にまとめる。

第6回 個人発表会3「高齢社会の働き方と健康」「高齢者の認知機能の低下と法的問題」について
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:発表テーマの作成、教科書B第5章を参考にする。
 ・事後学修:他者の主張との相違点などを整理・検討しておく。

第7回 個人発表会2「高齢社会の働き方と健康」「高齢者の認知機能の低下と法的問題」について
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:発表テーマの作成、教科書B第5章を参考にする。
 ・事後学修:他者の主張との相違点などを整理・検討しておく。

第8回 就職活動の進捗・経過報告、全員を予定
 ・事前学修:各自の個人学外活動などの報告・卒論テーマを整理しておく。
 ・事後学修:研究のアウトラインを作成する。インターン参加等の計画書を立案する。

第9回 テキストの輪読4 高齢者の資産管理のあり方を考える
    教科書A:第7章 P160 - P177
 ・事前学修:「将来への希望と機会」について不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:第7章についての要約文を1,000字程度にまとめレポートを作成する。

第10回 テキストの輪読5 論理的で読みやすく仕上げる20のポイント
    教科書B:第6章 P147 - P174
 ・事前学修:論理的、主語と述語、体言止めについて不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:教科書A第7章について意見を2,000字程度の論文にまとめる。

第11回 個人発表会4「高齢者の資産管理のあり方を考える」について
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:発表テーマの作成、教科書B第5章を参考にする。
 ・事後学修:他者の主張との相違点などを整理・検討しておく。

第12回 個人発表会5「高齢者の資産管理のあり方を考える」について
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:発表テーマの作成、教科書B第5章を参考にする。
 ・事後学修:他者の主張との相違点などを整理・検討しておく。

第13回 テキストの輪読6 論証型レポートサンプル
    教科書B:第8章 P197 - P221
 ・事前学修:フィールドワークで発見した「何か」を明確に説明できるようにまとめてくる。
 ・事後学修:発表資料を3,000字程度の論文にまとめる。

第14回 個人発表会6「フィールドワークレポート」について
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:発表テーマの作成、教科書B第5章を参考にする。
 ・事後学修:他者の主張との相違点などを整理・検討しておく。

第15回 個人発表会7「フィールドワークレポート」について
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:活動テーマごとに発表資料の作成・確認する。
 ・事後学修:活動時期や内容、個人別の課題設定を整理をしておく。


第16回 スポーツ・個人資産・昭和地区活動の3年次生支援状況報告・全員を予定
 ・事前学修:活動テーマごとに発表資料の作成・確認する。
 ・事後学修:3年次生のグループへフィードバックする。

第17回 テキストの輪読7 グローバル化の中での日本の高齢化問題
    教科書A:第8章 P180 - P198
 ・事前学修:「将来の日本と世界の共栄のために」について不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:第8章についての要約文を1,000字程度にまとめレポートを作成する。

第18回 テキストの輪読8 引用・参考文献を正しく取り扱う
    教科書B:第7章 P175 - P195
 ・事前学修:引用の二つのルール、参考文献の書き方について説明できるように不明点や用語を調べてくる。
 ・事後学修:教科書A第8章について意見を2,000字程度の論文にまとめる。

第19回 個人発表会8「グローバル化の中での日本の高齢化問題」について
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:発表テーマの作成、教科書B第5章を参考にする。
 ・事後学修:他者の主張との相違点などを整理・検討しておく。

第20回 個人発表会9「グローバル化の中での日本の高齢化問題」について
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:活動テーマごとに発表資料の作成・確認する。
 ・事後学修:活動時期や内容、個人別の課題設定を整理をしておく。

第21回 スポーツ・個人資産・昭和地区活動の3年次生支援状況報告・全員を予定
 ・事前学修:活動テーマごとに発表資料の作成・確認する。
 ・事後学修:3年次生のグループへフィードバックする。

第22回 卒業論文の個別指導1
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:研究対象と背景を示し問題の現状を説明できる資料を準備する。
 ・事後学修:先行研究や文献の調査・整理をしておく。

第23回 卒業論文の個別指導2
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:研究対象と背景を示し問題の現状を説明できる資料を準備する。
 ・事後学修:先行研究や文献の調査・整理をしておく。

第24回 企業研究報告会1 進路の目処が立ったもの全員
 ・事前学修:IR情報や財務資料から企業案内ができる資料を準備する。
 ・事後学修:大学図書館などで情報収集し600字以内にまとめレポートを完成する。

第25回 卒業論文の個別指導2
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:調査・分析対象を説明し理論的枠組みを説明できる資料を準備する。
 ・事後学修:先行研究や文献の調査・整理をしておく。

第26回 卒業論文の個別指導3
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:調査・分析対象を説明し理論的枠組みを説明できる資料を準備する。
 ・事後学修:先行研究や文献の調査・整理をしておく。

第27回 企業研究報告会2 進路の目処が立ったもの全員
 ・事前学修:IR情報や財務資料から企業案内ができる資料を準備する。
 ・事後学修:大学図書館などで情報収集し600字以内にまとめレポートを完成する。

第28回 卒業論文の個別指導4
 ・発表予定:学籍番号前半
 ・事前学修:結論の提示と研究結果の評価を説明できる資料を準備する。
 ・事後学修:卒業論文規定に沿って作成する。

第29回 卒業論文の個別指導5
 ・発表予定:学籍番号後半
 ・事前学修:結論の提示と研究結果の評価を説明できる資料を準備する。
 ・事後学修:卒業論文規定に沿って作成する。

第30回 パーソナル・ファイナンシャル・プランニングの今後について
 ・事前学修:各自の4年間活動などの報告・今後の計画などを整理しておく。
 ・事後学修:なし。


【予習・復習】

・予習2時間:該当箇所を精読し用語、疑問点等をノート等に整理しておく。また、グループワークの作業等に参加を求める。
・復習2時間:各回での課題を行う。


【授業関連科目】

FPコース選択必修科目。特にFPリスク・リタイアメントプランニング、FP不動産運用設計、FPタックスプランニング、FP相続・事業継承、FP技能論1.2他。


【成績評価方法・注意】

・学校閉鎖時のZoom配信講義では当日のレジュメや資料を画像展開して進めるためPC・タブレットが必要となります。
・各輪読回、卒論指導では、指定される文字数以内でレポート・論文形式で整理した提出物を評価して(50%)次回ゼミで返却し修正箇所や注意点などのコメントを行います。
・学外活動では、個人またはグループごとに内容、報告方法、発表態度により評価します。(50%)
・レポートや発表資料はPowerPointやExcelデータで提出することが望ましい。
【注意】
・準備や活動が週末に行われることもあるが積極的な参加を求めます。
・学生で共同するグループを組成するため問題等あれば個別に相談してください。


【教科書】

著者:新田誠吾 書名:これならできる!レポート・論文のまとめ方 出版社:すばる舎


【参考書】

著者:編著者清家篤 書名:金融ジェロントロジー 出版社:東洋経済新報


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段        
学習目標(比率) 50% 10% 20% 10% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 50% 40 10
成果発表 30% 10 10 10
受講態度 20% 10 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
       

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