シラバス1

【授業の目的】

　法学部・経済学部の学生を対象として、中学校社会科地理的分野を教える際に必要となる知識や考え方を習得し、具体的に教材を作成することを授業目標とする。

【到達目標】

　次のようなことができるようになることが授業の到達目標である。
１．地理学の学問体系について、概説することができる。
２．学習指導要領の内容とその変遷について、概説することができる。
３．系統地理学の諸分野の特色について、中学校地理を教えることを意識して説明できる。
４．中学校社会科地理的分野の教材を実際に作成することができる。

【授業計画】

※オンライン対応時には、配布資料を読んで、資料内容を調べてレポートを提出すること。


１．地理学の学問体系（講義）
　　　事前学習：教科書（地図帳）の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

２．地理学の学問体系と地理教育（講義）
　　　事前学習：前回配布資料の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

３．学習指導要領の内容とその変遷（講義）
　　　事前学習：前回配布資料の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

４．グローバル化とは何か（講義）　　
　　　事前学習：関連のある新聞記事を読んでおく
　　　事後学習：配布資料の整理

５．都市の種類と都市化（講義）　　　
　　　事前学習：前回配布資料の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

６．コンビニエンスストアの立地（講義）
　　　事前学習：前回配布資料の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

７．観光の国際化（講義）　
　　　事前学習：関連のある新聞記事を読んでおく。
　　　事後学習：配布資料の整理

８．災害と地域社会（講義）
　　　事前学習：関連のある新聞記事を読んでおく。
　　　事後学習：配布資料の整理　

９．世界の人口問題（講義）
　　　事前学習：前回配布資料の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

10．世界の食料問題（講義）
　　　事前学習：関連のある新聞記事を読んでおく。
　　　事後学習：配布資料の整理

11．世界の環境問題（講義）
　　　事前学習：関連のある新聞記事を読んでおく。
　　　事後学習：配布資料の整理

12．地理教材とは何か（講義）　　
　　　事前学習：関連のある新聞記事を読んでおく。
　　　事後学習：配布資料の整理

13．地理教材の作成（実習）
　　　事前学習：前回配布資料の熟読
　　　事後学習：授業で作成した教材を再検討する。

14．地理教材の検討（討論）
　　　事前学習：前回作成した教材を検討し、印刷する。
　　　事後学習：教材に対して得た意見をまとめる。

15．地理教育についてのまとめ（講義）
　　　事前学習：前回配布資料の精読
　　　事後学習：配布資料の整理

【予習・復習】

予習：（2時間程度）前回の配布資料を読んで、授業の位置づけをする。関連する新聞記事を読む。
復習：（2時間程度）配布資料の整理、教材に関する討論結果を検討する。

【授業関連科目】

地理学概説、地誌学、社会科教育法、教育実習

【成績評価方法・注意】

成績評価方法
・作成した地理教材（コメントを付けて返却する。）
・ミニッツペーパー（授業の最後の数分で授業の感想を書いてもらう。次回の授業で紹介する。）
・スマホは授業中に情報検索で使うことがある。ただし、通信・ゲーム目的でのスマホの使用は厳
　禁。

【教科書】

著者：金坂清則ほか　書名：中学校社会科地図　出版社：帝国書院

【参考書】

適宜指示する

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】