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職業指導I 2単位   経済   経営 1年以上
1年以上        
吉田 信 後期1コマ クラス: 教職科目(教職コース生のみ)
実務経験 内容 38年間にわたり関西高校、笠岡商業高校、玉野商業高校、岡山商業高校、岡山東商業高校で教師として教壇に立ち、そのうち岡山東商業高校、笠岡商業高校で5年間教頭として勤務、その後笠岡商業高校、津山商業高校、岡山東商業高校で7年間校長として勤務し高等学校教育に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 38年間高等学校現場に勤務した経験をもとにキャリア教育の実践並びに進路指導について言及し、キャリア教育の観点から理論的実践的知識や技術を享受する。

シラバス1

【授業の目的】

1.職業指導から進路指導、キャリア教育への発展の歴史および青年期の発達課題など基本的な内容や進路相談に必要な検査とその内容など実践的な指導内容について研究を深める。
2.産業社会に関心を持ち、創造的に社会の発展に指向する人物を養成する。

【到達目標】

1.高等学校におけるキャリア教育および進路指導の諸活動や実践例、関係法規などを研究し、職業指導に必要な基礎的知識を習得している。
2.クラス担任または進路指導担当者として、生徒の進路指導が的確にできるようになる。
3.学校の教育活動全体の中でキャリア教育の指導ができるようになる。


【授業計画】

【授業方法】
 この講義は対面講義で行います。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、オンライン授業「ZOOM」に切り替えることがあります。

1.高等学校学習指導要領(1) 
   ・事前学修:自分の高校時代の各教科や学校行事、LHRなどでキャリア教育・職業指導でどんな    ことをしたか思い出し、当時の資料等を確認しておく。
   ・事後学修:他の発表者の内容をまとめる
2.高等学校学習指導要領(2) 
   ・事前学修:学習指導要領改定の経過について調べてくる
   ・事後学修:改定の経過と内容の整理
3.職業指導の歴史(1)日本における職業指導
   ・事前学修:職業指導に関して各自テキストに沿って調べてくる
   ・事後学修:職業指導の時代背景をまとめる
4.職業指導の歴史(2)学習指導要領からみた職業指導
   ・事前学修:入沢宗寿についてテキストを参考に調べてくる
   ・事後学修:戦前・戦後の職業指導について時代を追ってノートの整理
5.職業指導・進路指導に関する基礎理論(1)特性・因子理論
   ・事前学修:Parsons.F.についてテキストを参考に調べてくる
   ・事後学修:マッチング理論についてまとめる
6.職業指導・進路指導に関する基礎理論(2)職業選択理論
   ・事前学修:Holland.J.Lについてテキストを参考に調べてくる
   ・事後学修:VIP職業興味検査について調べる
7.職業指導・進路指導に関する基礎理論(3)発達理論
   ・事前学修:Ginzberg.Eについてテキストを参考に調べてくる
   ・事後学修:用語についてまとめる
8.キャリア教育における個人資料・情報収集のための資料(1)
   ・事前学修:Superのライフ・キャリア・レインボーについてテキストを参考に調査・研究してくる。
   ・事後学修:キャリア・アンカー質問票について調査・研究・自己分析をする。
9.キャリア教育における個人資料・情報収集のための資料(2)
   ・事前学修:GATB・VRTについてテキストを参考に調べてくる
   ・事後学修:ノートの整理
10.キャリア教育と進路指導
   ・事前学修:自分が高校時代にどんな進路指導を受けたかテキストにまとめてくる
   ・事後学修:ノートの整理
11.正社員・フリーター・ニート
   ・事前学修:フリーター・ニートについて調べてくる、友人にインタビューしてくる
   ・事後学修:他人の発表の内容のまとめ整理
12. キャリア教育(1)若年者雇用の状況と社会的背景
   ・事前学修:ハローワークに行ってインタビューと発表準備
   ・事後学修:発表原稿のまとめ
13. キャリア教育(2)高校生・大学生の現状と課題
   ・事前学修:発表の準備
   ・事後学修:ノートの整理
14.キャリア教育の必要性と意義
   ・事前学修:中央教育審議会答申を調べ発表準備
   ・事後学修:中央教育審議会答申をまとめる
15. キャリア教育の定義、まとめ
   ・事前学修:「職業観・勤労観を育む学習プログラムの枠組み(例)」の研究
   ・事後学修:まとめとノート整理
16. 定期試験


【予習・復習】

講義を受講するに際して予習を2時間、復習を2時間取ること。
予習内容:次回授業の内容を事前に読んでくること。又授業中に与えられて課題を調べてくること。
復習内容:ノートの整理をし復習をしっかりすること。


【授業関連科目】

教師論、生徒・進路指導の理論と方法、キャリア形成論1・2


【成績評価方法・注意】

・授業への参加、宿題・レポート、発表、試験等により評価する。
・コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い試験が実施されなくなった場合は、ZOOMによるオンライン試験を実施します。
・宿題やレポートは授業中に発表したり、提出して評価します。
・発表では、パソコンや書画カメラ等ICT機器を活用すること。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 65% 10% 5% 10% 5% 5%
評価手段(比率) 試験 50% 50
小テスト
レポート 10% 10
成果発表 20% 10 5 5
受講態度 20% 5 5 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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