シラバス1
【授業の目的】
経営学部経営学科に係る専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目標とする。
【到達目標】
本授業は,下記の能力獲得を目標とする。 目標1 企業が実践する生産活動が理解できる 目標2 生産活動の発展の経緯が理解できる 目標3 生産活動に必要な経営資源をマネジメントする体系が理解できる
【授業計画】
対面講義で実施します。なお,学校閉鎖時には,ZOOMを使用したオンラインの講義となります。 対面・オンラインに係わらず,講義前日までに講義掲示板により講義内容を配信します。毎回課題提出が必要です。
日本のモノづくりは世界トップ水準にあり,経済をけん引する重要な産業である。授業は,モノづくりを構成する要素や諸原理,これらをマネジメントする視点を,実際の企業活動,大量生産の歴史,先端のIT活用事例,などを通じて理解する。
1.イントロダクション モノづくり企業の経営 授業計画の全体像,経営学における生産マネジメントの位置づけ,どのようなことを学んで欲しいか,などを共有する。単位取得に関して重要な情報となる。 事前学修:シラバスの内容を確認して,授業の全体像を理解しておく。 事後学修:授業内容と自己の認識に差異がないかの確認と疑問点のまとめ。
2. 生産・製造と企業統治 多くの人や組織が関与する統合的な企業活動を考える。 事前配布資料:第2回目 参考書:富田・糸久(2015)第1章 事前学修:事前配布資料,参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
3. 技術と技術戦略 技術を企業経営の武器として活用するための工夫と活動を学ぶ。 事前配布資料:第3回目 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
4. モノづくりのプロセス モノづくりのプロセスとはどの様なもので,如何にマネジメントするかを考える。 事前配布資料:第4回目 参考書:富田・糸久(2015)第2章 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
5. 様々なモノづくりの方法 商品や技術の違いが,どのように生産プロセスに影響を与えるかを考える。 事前配布資料:第5回目 参考書:富田・糸久(2015)第2章,3章 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
6. 生産システムの歴史 技術や社会が変化することと,生産システムの相互関係を考える。 事前配布資料:第6回目 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
7. 日本における工業化の歴史 明治維新以降急速に発展した生産活動の歴史と,その社会背景を知る。 事前配布資料:第7回目 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
8. トヨタ生産方式 トヨタ自動車のモノづくりを知る。 事前配布資料:第8回目 参考書:富田・糸久(2015)第3章,第7章 事前学修:事前配布資料,参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
9. テーラーシステム 単純化と標準化,そして大量生産との関係を考える。 事前配布資料:第9回目 参考書:富田・糸久(2015)第11章1節 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
10. 労働の人間化 大量生産が生み出した労働への影響を議論する。 事前配布資料:第10回目 参考書:富田・糸久(2015)第11章1節 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
11. コスト改善と生産計画 生産コストを削減する工夫と,確実な生産を実現する手法を学ぶ。 事前配布資料:第11回目 参考書:富田・糸久(2015)第5章,第6章 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
12. 製品開発プロセスとモノづくり 企業の競争力を高める,コンカレント活動やフロントローディングを学ぶ。 事前配布資料:第12回目 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
13. 企業を超えた関係つくり 原材料や部品を調達し生産品を顧客に届ける,サプライチェーンを学ぶ。 事前配布資料:第13回目 参考書:富田・糸久(2015)第8章 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
14. グローバルな生産活動 グローバル生産拠点やサプライヤーのマネジメントを学ぶ。 事前配布資料:第14回目 参考書:富田・糸久(2015)第9章 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
15. モノづくりとIT活用 IT技術はモノづくりにどのような影響を与え,いかにうまく活用できるかを考える。 事前配布資料:第15回目 事前学修:参考書を理解して,疑問や質問を整理する。 事後学修:授業で理解不十分な点を,参考書やインターネットを活用して補強する。
【予習・復習】
予習(2時間程度):事前配布資料・参考書の該当箇所を読んで,問題点(疑問点)を整理しておくこと。 復習(2時間程度):授業内容を整理すること。
【授業関連科目】
経営戦略論,テクノロジー・マネジメント
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:レポート(40 %)と受講態度(各回に課す課題)(60%)の総合評価によって成績評価をする。 フィードバック:レポート・成果発表にコメントをする。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:富田純一・糸久正人(2015) 書名:コア・テキスト生産管理 出版社:新世社
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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○ |
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○ |
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○ |
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学習目標(比率) |
40% |
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20% |
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20% |
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20% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
40% |
40 |
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成果発表 |
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受講態度 |
60% |
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20 |
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20 |
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20 |
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その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
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○ |
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○ |
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