シラバス1
【授業の目的】
経済学部経済学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」にもなる。
【到達目標】
社会政策は、労働や生活の分野における様々な問題を解決するための、政府の諸政策を研究する学問です。経済学、法学、社会学、政策学など多くの学問分野からのアプローチがあり、その守備範囲も非常に広い。本講義は、初歩的な経済学の手法を使って政策を分析するとともに、政治学や行政学のアプローチを紹介する。
社会政策IIでは、政策の概念や政策の形成・実施・評価の過程を中心に解説する。 なお、到達目標は以下の通りである。 (1)経済学の理論とデータに基づいた分析手法を身につけること。 (2)政策の背景と効果について、評価できるようになること。
【授業計画】
この講義は対面で行う予定ではあるが、学校閉鎖等のオンライン対応時にはZoomを使った遠隔授業を行う。講義日の前日までに具体的な指示を「講義掲示板」から送信します。
1.政府の役割とは 事前学習:シラバスをよく読む。 事後学習:市場メカニズムの補完について復習する。
2.公共財の自発供給 事前学習:フリーライダー、パレート非効率について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
3.公共財の最適供給理論 事前学習:サミュエルソン条件について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
4.費用・便益分析 事前学習:余剰分析について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
5.費用・便益分析 事前学習:代替法、トラベルコスト法、ヘドニック価格法について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
6.社会的選択 事前学習:中位投票者定理について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
7.政策形成理論 事前学習:政策循環モデルについて調べる。 事後学習:確認問題を解く。
8.政策評価の手法 事前学習:セオリー評価、プロセス評価、インパクト評価について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
9.行政の組織管理 事前学習:ニュー・パブリック・マネジメント(NPM)について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
10.行政マーケティング 事前学習:SWOT分析について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
11.政策課題と戦略 事前学習:知覚適合戦略、競合適合戦略について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
12.住民価値戦略 事前学習:住民コスト戦略について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
13.公共規範 事前学習:自由主義、功利主義、本質主義について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
14.行政改革 事前学習:市場化テスト、官民連携について調べる。 事後学習:確認問題を解く。
15.まとめ 事前学習:分からないところをまとめる。 事後学習:期末試験対策をする。
【予習・復習】
予習(1時間程度)授業終了前に、次週講義のキーワードを発表します。 分からない単語は、インターネットや参考書を利用して調べてくること。 復習(3時間程度)ノートをもとに、問題点(疑問点)を整理すること。 分からないことは自分で調べるか、オフィスアワーや講義前に質問に来ること。
【授業関連科目】
ミクロ経済学の履修を前提に授業を進める。 中級ミクロ経済学を履修していることが望ましい。
【成績評価方法・注意】
複数回のレポート(100%)に基づき、総合的に評価する。 課題については授業で解説をする。 期末レポートでは到達目標にどの程度到達したかを、穴埋め問題や記述問題で確認する。 模範解答を配布し、フィードバックする。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:J・E・スティグリッツ 書名:『スティグリッツ公共経済学・上 公共部門・公共支出』 出版社:東洋経済
著者:伊多波吉雄 書名:『公共政策のための政策評価手法』 出版社:中央経済社
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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○ |
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学習目標(比率) |
80% |
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20% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
100% |
80 |
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20 |
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成果発表 |
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受講態度 |
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その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
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