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テーマパークデザイン論 2単位   経済   経営  
2年以上        
大石 貴之(代)
杉本 敦
ソ ユンゾン
前期1コマ クラス: 地域フィールドスタディー、夏期集中講義(国内研修)
実務経験 内容 神山町で実習を実施し、現地の地域づくりに関わる実務者を招き、事前学習における講義や実習を行う。
授業との関連 学生が地域について考える機会を提供し、地域振興にかかわる活動を実践できるよう、地域づくりに関する実務経験に基づいた指導を受けることで、実践的に学ぶ。

シラバス1

【授業の目的】

 経営学部商学科に係る専門科目として、本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」と「社会的人材の育成」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

 本授業は、徳島県神山町におけるフィールドスタディを実施し、以下のことができるようになることを到達目標とする。
1.対象地域の現状について理解し、地域における課題を整理することができる。
2.対象地域における取り組みを踏まえ、他の地域に応用して考えることができる。
3.学生の視点から考えたことを積極的に社会に情報を発信することができる。


【授業計画】

[講義方法]
・事前学修および事後学修は対面により実施するが、学校閉鎖など対面での授業が実施不可能となった場合、オンライン(ZoomもしくはYouTube)により実施する。
・実習については中止となる可能性がある。
・詳細については、講義掲示板等により詳しく説明する。

[授業計画]
・本授業は、現地集合により実習を行い、さらにインタビュー調査を実施するなど、学生の主体性に基づく活動が中心となる。したがって、参加意欲や積極性の低い学生、また日本語能力が乏しい学生の受講は認めない場合があるので注意すること。
・実習は夏季休業中に3泊4日で実施し、事前学修を6月後半より4コマ程度、事後学修を8月中に2コマ程度実施する。
・実習場所は徳島県名西郡神山町とし、現地集合とする。
・参加者は4月中に別途募集(定員10名程度)し、説明会を実施する。

1. 事前学修(1):オリエンテーション―フィールドスタディの進め方について―
 ・事前学修:実習の日程や内容について確認しておく。
 ・事後学修:フィールドスタディの意義や目的を整理しておく。

2. 事前学修(2):「地域づくり」の現状について知る
 ・事前学修:日本における地方の現状について調べておく。
 ・事後学修:事前学習の内容を踏まえ、地域づくりの具体例について整理しておく。

3. 事前学修(3):神山町における地域づくりの取り組みについて知る
 ・事前学修:神山町の概要(人口や産業、歴史など)について調べておく。
 ・事後学修:事前学習の内容を踏まえ、神山町に関する書籍を読んでおく。

4. 事前学修(4):インタビュー調査の準備をする
 ・事前学修:インタビュー調査の際に気を付けるべき内容について整理しておく。
 ・事後学修:インタビュー調査の内容を整理しておく。

5. 実習(1):神山町における地域づくりの経緯に関する講義
 ・事前学修:事前学習を踏まえ、神山町の地域づくりについて整理しておく。
 ・事後学修:講義を踏まえ、神山町の地域づくりについて、その特徴をまとめておく。

6. 実習(2):神山町における地域づくりの端緒となるアートツアーの実施
 ・事前学修:神山町の地域づくりとアートの関係について整理しておく。
 ・事後学修:アートツアーを実施して学んだことを整理しておく。

7. 実習(3):IT企業や飲食店等を経営する移住者に対するインタビュー調査
 ・事前学修:インタビュー調査の調査項目を確認しておく。
 ・事後学修:インタビュー調査の結果を整理しておく。

8. 実習(4):神山町に在住する地元住民に対するインタビュー調査
 ・事前学修:インタビュー調査の調査項目を確認しておく。
 ・事後学修:インタビュー調査の結果を整理しておく。

9. 実習(5):スダチ収穫や薪割り等の既存産業の体験
 ・事前学修:神山町の既存産業について、その歴史や内容を整理しておく。
 ・事後学修:既存産業から得られた知見について整理しておく。

10. 実習(6):既存産業を生かした新商品開発に関するワークショップの実施
 ・事前学修:新商品開発に関するアイディアを整理しておく。
 ・事後学修:ワークショップで得られたアイディアや考えを整理しておく。

11. 実習(7):神山町における地域づくりの意義についてのディスカッション
 ・事前学修:これまでの実習について、メモした内容をまとめておく。
 ・事後学修:ディスカッションを踏まえ、神山町の地域づくりに関する課題をまとめておく。

12. 実習(8):神山町における地域づくりの課題について考察
 ・事前学修:神山町の地域づくりに関する課題を発表できるように準備しておく。
 ・事後学修:他の人の発表を踏まえ、自分の考えを整理しておく。

13.事後学修(1):フィールドスタディを振り返る
 ・事前学修:実習について、メモしたことや考えたことなどを整理しておく。
 ・事後学修:関連書籍や資料を改めて確認し、実習の内容を整理しておく。

14.事後学修(2):実習を踏まえて身近な地域の課題について考える
 ・事前学修:身近な地域の課題にはどのようなものがあるか考えておく。
 ・事後学修:神山町と身近な地域を比較し、どのような取り組みが可能か整理しておく。

15.授業のまとめ
 ・事前学修:フィールドスタディを通じて、自分が得たものは何かを考えておく。
 ・事後学修:地域で活動するために、自分に必要なことは何かを確認しておく。


【予習・復習】

<事前・事後学修>
予習(2時間程度):次回の授業に関する準備(基本的な統計や資料を入手する、グループワークを実施する等)をすること。
復習(2時間程度):授業内容の確認をすること。

<実習中>
予習:翌日の活動内容を把握しておくこと。
復習:1日の活動を振り返るミニレポートを作成すること。


【授業関連科目】

観光学概論、観光振興論特殊講義、観光地理学、観光資源論、観光経営論、地域マーケティング、地域づくり論


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート、討論・プレゼン
 レポートは、事前学修や事後学修での課題、および実習中のミニレポートとし、コメント等を付けて返却する。また、実習中に1〜2回程度実施する討論・プレゼンについても成績評価に加点する。

注意 情報収集や資料作成において,受講生のPCやスマートフォンの機器を使用することがある。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

著者:篠原 匡 書名:神山プロジェクト 出版社:日経BP社
著者:NPO法人グリーンバレー・信時正人 書名:神山プロジェクトという可能性―地方創生、循環の未来について― 出版社:廣済堂出版

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
 

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
 

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 25% 25% 25% 25%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 50% 20 20 10
成果発表 30% 5 5 5 15
受講態度 20% 10 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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