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研究演習3年 4単位   経済   経営  
3年以上        
三好 宏 通年1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

本授業の目的は、履修者が将来一般企業のマーケティング部門や観光産業分野、まちづくり分野他で活躍できる人材となるために、マーケティングに関する能力と態度を身につけることである。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。

【到達目標】

授業目的に基づいて、次の具体的(下位)目標を達成してもらう。
1.マーケティングの基本的専門用語を説明できる
2.一般企業や観光産業、都市・まちにおけるマーケティングに関する問題を、フィールドスタディによって見つけだすことができる
3.グループで協力しながら、フィールドスタディを実践できる
4.フィールドスタディした内容を人前で話すことができる


【授業計画】

ゼミを検討している、あるいは詳しい内容を知りたい人は、志望票提出前に、一度
miyoshi@po.osu.ac.jp まで連絡すること(以下の点を確認したいため)。

このゼミは、特産品の開発・販売や観光地のマーケティングといったフィールドスタディに積極的に取り組んでおり、ゼミ生にそれへの参加を強く促し、4年次に作成する卒業論文もそうした活動についてまとめてもらいたいと考えている。

2022年度は、真庭市北房地区でのAZAEプロジェクト[観光商品開発に向けての調査、ゲストハウスの運営サポート]をメインに、笠岡市真鍋島他での地域づくり、企業他から依頼を受けたプロジェクト等を行う予定である。

フィールドスタディ等は、土日、夏休み、春休みに実施することが多いことや、なるべく負担をかけないように配慮しているが、若干の費用が必要な場合があることを理解して志望のこと。

ただし、絶対参加の強制は一切していないので、一見大変なように感じるかもしれないが、実際はそれほどでもないし、しかも他大学ではなかなか経験できないような内容となっているのではないかと思っている。

授業は対面を基本とするが、入国できない留学生がいた場合は、その授業をZOOMによりライブ配信する。大学全体がオンライン対応となった場合も、同様にZOOMライブ授業を行う。
なお、その場合はいずれも、学修状況を把握する必要から、顔出しによる聴講を原則とする。
   
授業内容は、前期はマーケティングの専門知識力向上、後期は、個人ないしはグループによるフィールドスタディを実施するが、各種プロジェクトのスケジュールによって、多少内容が変更になる場合がある。自主的な学習を促すため、適宜ゼミ内容自体の予習・復習とは別の課題を与える。

1.オリエンテーション:履修上の注意、演習の進め方等
  事前学修:ゼミでしたいことをまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

2.マーケティングの基本:ニーズについて考える ≪テキスト第1章、3章≫
  事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる
  事後学修:授業内容を整理する

   *同時に、JFN大学生ラジオCMコンテストに応募してもらう(5月下旬締切)
    以後も各種コンテストに応募する
       
3.マーケティングの実行(1):STP ≪テキスト第3章≫ 
  事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる
  事後学修:授業内容を整理する
   
4.マーケティングの実行(2):4P  ≪テキスト第3章≫
  事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる
  事後学修:授業内容を整理する
 
5.製品戦略:コンセプト開発力を鍛える ≪テキスト第4章≫
  事前学修:具体的製品のコンセプトを考えてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づき修正する

6.価格戦略:価格の実態を調べる ≪テキスト第5章≫
  事前学修:コンビニやスーパーの価格調査をしてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する
 
7.プロモーション戦略:実際の広告を分析してみる ≪テキスト第6章≫
  事前学修:実際の広告を調べてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

8.チャネル戦略:ネット販売と実店舗の融合を考える ≪テキスト第7章≫
  事前学修:自身のネット販売の利用実態をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する  

9.ブランド戦略:自分の好きなブランドの良さを語り合う ≪テキスト第13章≫
  事前学修:好きなブランドの内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

10.マーケティング・ミックス(1):製品の4Pを分析するテクニックを身につける
  事前学修:4Pについてまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

11.マーケティング・ミックス(2):具体的製品の4Pを分析してみる
  事前学修:製品の4Pを調べくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

12.マーケティング・ミックス(3):具体的製品の4Pの分析結果を報告する
  事前学修:具体的製品の4Pをまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

13.実際の製品のマーケティングを考える(1):題材、報告順の決定等
  事前学修:マーケティングの考え方を整理してくる
  事後学修:授業内容を整理する

14.実際の製品のマーケティングを考える(2):前半報告者の発表
  事前学修:報告内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

15.実際の製品のマーケティングを考える(3):後半報告者の発表と前期のまとめ
  事前学修:報告内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

夏休み課題:参考書を読んでレポート作成

16.後期オリエンテーション:後期の注意事項、演習の進め方、グループ分け等
  事前学修:後期のゼミでしたいことをまとめてくる
  事後学修:授業内容の整理

17.テーマの決定と発表、修正など       *以下の回では、適宜グループワーク行う
  事前学修:グループごとにテーマを決めてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

18.フィールドスタディの計画立案等
  事前学修:どのようにフィールドスタディを進めるか計画してくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

19.テーマに関する現状分析(1):文献、資料収集の方法等
  事前学修:文献等の収集方法についてまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

20.テーマに関する現状分析(2):実証調査の方法等
  事前学修:どのような調査をするかまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

21.テーマに関する現状分析(3):フィールドスタディの実施
  事前学修:フィールドスタディを実践してくる
  事後学修:授業内容を整理する

22.テーマに関する現状分析(4):各自、ないしはグループによるフィールドスタディ報告等
  事前学修:フィールドスタディの内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

23.マーケティング案の検討(1):問題点の抽出・整理等
  事前学修:課題に関するマーケティングについて考えてくる
  事後学修:授業内容を整理する

24.マーケティング案の検討(2):問題解決のアイディアの創出
  事前学修:課題に関するアイディアを考えてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

25.マーケティング案の検討(3):アイディアのスクリーニング等
  事前学修:アイディアを練り上げてくる
  事後学修:授業内容を整理する

26.マーケティング案の検討(4):マーケティング・コンセプトの開発
  事前学修:コンセプトを作ってくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

27.マーケティング案の検討(5):コンセプト・テスト等
  事前学修:コンセプトをテストしてくる
  事後学修:授業内容を整理する

28.マーケティング案の検討(6):具体的マーケティング案の作成等
  事前学修:マーケティング案を作成してくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

29.マーケティング案の検討(7):報告用資料の作成等
  事前学修:マーケティング案を練り上げてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

30.グループ研究報告会
  事前学修:報告内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する


【予習・復習】

予習の時間 3時間:各回、テキストの読了、事前に与えた課題についてレジュメ等を作成してくること   
復習の時間 1時間:各回、報告した内容の修正、授業で行った内容を整理しておくこと

 *予習・復習以外の自主的な課題も適宜与えるので、WebClassの該当欄から期限内に提出のこと


【授業関連科目】

マーケティング論(あるいはマーケティング入門)、地域マーケティングは必ず履修のこと。その他フィールドスタディ関係科目。


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート、討論・プレゼン他
毎回の予習・復習の課題レポートの内容(50%)、授業中の発言(10%)、グループ研究のプレゼン内容(40%)などを総合的に判断する(評価割合は目安)。なお、提出したレポートは、コメントをつけて返却する。
 *上記予習・復習欄の通り、ゼミ時間外に与える自主的な課題については、WebClassの該当欄から期限内に提出のこと

注意事項:
正当な理由なき遅刻者や欠席者には厳しく対応(課題・補習など)する。また、インターンシップ、就職講座なども積極的に履修してもらう。


【教科書】

著者:石井淳蔵・廣田章光編著 書名:1からのマーケティング 第4版 出版社:中央経済社


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
     

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段  
学習目標(比率) 35% 10% 20% 10% 10% 10% 3% 2%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 50% 20 5 10 5 5 5
成果発表 30% 15 5 5 5
受講態度 10% 5 3 2
その他 10% 5 5
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
 

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