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教育実習II 2単位   経済   経営 4年以上
4年以上        
吉田 信 前期1コマ クラス: 教職科目(教職コース生のみ),4年次生のみ
実務経験 内容 38年間にわたり関西高校、笠岡商業高校、玉野商業高校、岡山商業高校、岡山東商業高校で教師として教壇に立ち、そのうち岡山東商業高校、笠岡商業高校で5年間教頭として勤務、その後笠岡商業高校、津山商業高校、岡山東商業高校で7年間校長として勤務し高等学校教育に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 38年間高等学校に勤務し、教育実習生を受け入れ指導してきた経験をもとに、教育実習生育成の観点から理論的実践的知識や技術を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

教育実習は、教員免許取得に必要な全教育課程の総仕上げとして位置づけられている。
・学内においては学習指導案の作成や模擬授業ならびにその反省を行う。
・教育現場である高等学校において2週間、教師の多様な教育実践、実習など教育実習生として各種の教育活動に携わる。

【到達目標】

・教職の社会的意義を認識し、将来教職に就く者としての資質・態度を身に付ける。
・模擬授業に加え、高校現場で教育実習を行うことにより、商業科教員として教科指導、生徒指導等生徒を指導できる力を身につけることができる。
・教員採用試験に挑戦し、合格できる実力が身につく。


【授業計画】

【授業方法】
 この講義は対面講義で行います。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、オンライン授業「ZOOM」に切り替えることがあります。

1 教育実習について、授業づくりの方法と準備
・事前学修:昨年度、教育実習指導で活用したテキストと「教育実習日誌」を読んで、疑問点をまとめて質問できるようにしておく。
  ・事後学修:「テキスト」の復習と「教育実習日誌」の作成
2 模擬授業と反省・批評会(1)「ビジネス基礎 第4章 企業活動の基礎」
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業のまとめ
3 模擬授業と反省・批評会(2)「簿記 第10章 掛け取引の記帳、第11章 固定資産の記帳」
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業のまとめ
4 模擬授業と反省・批評会(3)教育実習で担当する科目を模擬授業する
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業のまとめ
5 模擬授業と反省・批評会(4)教育実習で担当する科目を模擬授業する
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業のまとめ
6 模擬授業と反省・批評会(5)教育実習で担当する科目を模擬授業する
 ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業のまとめ
7 模擬授業と反省・批評会(6)教育実習で担当する科目を模擬授業する
  ・事前学修:学習指導案の作成
  ・事後学修:学習指導案の手直しと模擬授業のまとめ
8 教育実習の事前指導、心構え及び諸注意、教科外指導の観察と参加
  ・事前学修:「テキスト」での確認と「教育実習日誌」の記入
  ・事後学修:「教育実習日誌」のチェックと教育実習準備
9 高等学校において教育実習 第1週目 
10 高等学校において教育実習 第2週目
11 教育実習の反省、教育実習日誌のまとめ、報告書の作成、事後学習と研究レポート
  ・事前学修:「教育実習一般について」・「研究授業で指摘を受けた事」・「教育実習感想文」等のレポートの作成と「教育実習日誌」の整理
  ・事後学修:「教育実習一般について」・「研究授業で指摘を受けた事」・「教育実習感想文」等のレポートの作成と「教育実習日誌」の整理
12 教育実習の事後指導(1)教科指導に関すること
  ・事前学修:「教育実習一般について」・「研究授業で指摘を受けた事」・「教育実習感想文」等のレポートの作成と「教育実習日誌」の整理
  ・事後学修:「教育実習一般について」・「研究授業で指摘を受けた事」・「教育実習感想文」等のレポートの作成と「教育実習日誌」の整理
13 教育実習の後指導(2)特別活動及び生徒指導、進路指導に関すること
  ・事前学修:教育実習の振り返り
  ・事後学修:教育実習報告書及び感想文の作成
14 教育実習の事後指導(3)商業教育をめぐる諸課題について
  ・事前学修:教育実習の振り返り
  ・事後学修:教育実習報告書及び感想文の作成
15 まとめ、自己実現に向けて
  ・事前学修:将来を考える
  ・事後学修:教育実習の振り返りと将来についての考えをまとめる
 
※ 授業で与えられた学習指導案作成や課題の研究、模擬授業の準備など、予習に2時間かけること。また、模擬授業後は復習に2時間はかけ振り返りをすること。

※ 教科書の「ビジネス基礎」・「ビジネス・コミュニケーション」・「ビジネス・マネジメント」・「新簿記」・「最新情報処理」・「高等学校学習指導要領解説(商業編)」及び参考書の「ビジネス基礎教科書準拠問題集」・「ビジネス・コミュニケーション教科書準拠問題集」「ビジネス・マネージメント教科書準拠問題集」は3年生前期に学修した「商業科教育法1」で使ったものをそのまま使用するのでこの科目であらためて購入する必要はない。


【予習・復習】

講義を受講するに際して予習に2時間、復習に2時間取ること。
予習内容:毎時間学習指導案や補助プリント等を作成したりICT機器の事前リハーサル等を行い、模擬授業に参加すること。
復習内容:模擬授業をしたのち反省会における意見を参考にし、模擬授業の振り返りと学習指導案の修正と見直しをすること。
・教員採用試験対策の勉強を毎日すること。
・教員採用試験対策勉強会に参加すること。


【授業関連科目】

商業科教育法1・2、教育実習指導を履修していること。


【成績評価方法・注意】

・模擬授業、学習指導案の作成、高等学校における教育実習の成果により評価する。
・模擬授業では、パソコンや書画カメラ等ICT機器を活用し授業展開をすること。
・模擬授業・学習指導案は、実施後すぐに反省会を持ち、意見交換しながら評価していきます。
・高等学校での実習は、4年前期で行うことを原則とする。
・教員採用試験を受験すること。
※高等学校商業教員免許状の取得希望者を対象とする。


【教科書】

著者:岡山商科大学教務課 書名:教育実習日誌 出版社:岡山商科大学
著者:青島矢一・粕谷和生他 書名:ビジネス基礎(商業701)令和4年度用新刊 出版社:実教出版
著者:安藤英義・粕谷和生他、並木道男・安藤孝司他 書名:新簿記(商業709)令和4年度用新刊、最新情報処理(商業715)令和4年度用新刊 出版社:実教出版、実教出版


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段
学習目標(比率) 35% 5% 15% 10% 15% 5% 5% 5% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 20% 10 5 5
成果発表 70% 20 5 5 10 10 5 5 5 5
受講態度 10% 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観

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