シラバス1
【授業の目的】
経営学部経営学科に係る専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること.他学科の学生にとっては,「幅広い学習機会の提供」にもなる.
【到達目標】
受講生が、受講後につぎのようなことができるようになることを到達目標とする。 1.経営統計学Iでの内容を基本とした統計的方法の応用的な部分を講義する。経営統計学Iと同様に、経営の分野からのデータを用いての解析のほかに、アンケートの設計・解析ができるようになること。 2.多くの業種で顧客満足の評価が注目されることからもデータを集め、評価し、経営に生かしていくことができるようになること。 3.その周辺となる多変量解析の基礎についても理解できるようになること。 4.数値データのほか、数値化データの処理方法ができるようになること。 5.解析を通して、多くのデータが物語っている構造を探り、そこから次の方針を導き出す考え方ができるようになること。 6.多変量解析については実際的な考え方や使い方ができるようになること。
【授業計画】
この講義は, 1 対面講義で行います(教科書持参必須です).なお,学校閉鎖時にはZoomを使用した講義となります.オンライン授業の場合,自分でExcelが出来る環境であることが履修条件です. 2 定員があり,事前に抽選し,決定します.申込方法等は教務課から全学生に連絡される予定です. 3 2により履修を許可されたものは,必ず教科書を講義の際,持参すること(教科書に沿って講義,課題があるため). 4 変更があれば,学内掲示板等を通じて連絡します. 5 全学的にオンライン授業となった場合,講義資料配布(前日までに配布)および課題提出(毎回提出)は講義掲示板を通じて行う予定です. 6 対面の際は,教科書にもとづき講義を行い,毎回課題提出の予定です.詳しくは「成績評価方法・注意」を参照のこと.
1.経営統計学の概要 教科書:第1章-第3章 事前学修:経営統計学1の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:経営統計の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
2.データにおける仮説と検証,アンケートへの導き方 教科書:p35,36 事前学修:アンケートの仮説検証の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:仮説検証のあり方・概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
3.計量値に関する検定・推定 (2)−2つの母集団 教科書:p80-84 事前学修:2つの母集団の場合の計量値の検定・推定の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:検定と推定の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
4.計数値に関する検定・推定 (1)−1つの母集団 教科書:p35-40 事前学修:計数値(1つの母集団)の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:検定と推定の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
5.計数値に関する検定・推定 (2)−2つの母集団 教科書:p40-51 事前学修:計数値(2つの母集団)の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:検定と推定の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
6.感性・官能評価と顧客満足の評価 (1) 教科書:p51-55 事前学修:感性評価の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:CSの概要とその評価を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
7.数値データと数値化データの考え方 教科書:p55-58 事前学修:数値化データの内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:言語から数値化への考え方の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
8.分散分析 教科書:p84-92 事前学修:分散分析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:例題から分散分析のあり方を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
9.ビジネスデータの解析 (1) 計量値,計数値の総合解析と考察 教科書:p92-110 事前学修:ビジネスデータの解析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:解析後の考察の内容と概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
10.相関分析 教科書:p110-118 事前学修:相関分析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:相関に関する検定と推定の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
11.単回帰分析 教科書p119-128 事前学修:単回帰分析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:回帰診断の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
12.重回帰分析 教科書:p129-133 事前学修:重回帰分析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:説明変数の考え方と概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
13.多変量解析 教科書:p133-144 事前学修:多変量解析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:数量化の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
14.ビジネスデータの解析 (2) 数値化変数の総合解析と評価 教科書:p145-148 事前学修:数値化変数の総合解析の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:適用の場面についての概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
15.総合演習 教科書:p149-155 事前学修:シラバス項目 1-14を復習し、概要を理解すること。 事後学修:ビジネスデータ解析(検定推定、予測のあり方と適用)の概要を復習しておくこと。
*第1回目の講義に必ず出席すること。
【予習・復習】
<授業1回当たりの予習・復習の時間> 予習の時間:1.5時間,復習の時間:2.5時間 <予習の目標値(内容)> 「授業前には、該当のテキストの講義箇所を読み、わからないところを明確にし、その箇所については事前学習して、予習をすること。」 <復習の目標値(内容)> 「毎授業後には「講義要約レポート」を提出すること。その後、講義中、理解できなかったところを復習して、理解しておくこと。」
【授業関連科目】
経営統計学I
【成績評価方法・注意】
出席:出席をとるのでスマートフォンを必ず毎回持参のこと。 成績評価方法:レポート1、レポート2および受講態度で評価を行う。講義中、到達 目標にどの程度達したかのレポート1(時間内演習課題)(40%,逐次3点×13回程度)、指定の用紙で提出するレポート2(2回を予定)(40%,20点×2回)と、受講態度(20%,資料等の持参なしや居眠り,指定した以外でのスマホの使用は減点)の評価により総合評価を行う。履修したら,必ず60点以上を目指すこと。 受講態度は、すでに講義で話 した内容を聞いてない、指示しているとおりに行っていない、講義を受ける準備が出来ていない(事前学修,事後学修)等についての採点し、評価する。 なお、履修者がレポート1の提出後、次回の授業で課題の中での特徴的な 見解や誤解などについてコメントする。レポート2についても次回の授業で課題の中での特徴的な見解や誤解など についてコメントする。また疑問点については、適宜回答する。
【教科書】
著者:西 敏明 書名:ビジネスのための経営統計学入門 出版社:日科技連出版
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
○ |
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○ |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|
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○ |
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学習目標(比率) |
15% |
35% |
20% |
15% |
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|
15% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
80% |
15 |
30 |
15 |
10 |
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10 |
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成果発表 |
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受講態度 |
20% |
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5 |
5 |
5 |
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5 |
|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
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