シラバス1
【授業の目的】
授業の位置付け(ディプロマ・ポリシー):専門知識(DP1)、思考力(DP3)、会話・文章力(DP5)、意欲・責任感(DP6)
経済学の理論的基礎を身につけるとともに、アジアにおいて特に大きな経済パフォーマンスをみせる日本・中国の経済について学ぶ。本科目は、経済学部にかかる専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。
【到達目標】
以下の点を目標とする。 1.基礎的な経済理論を修得し、その考え方をもとに実際の経済現象を考察できる。 2.中国・日本の経済について、それぞれの発展過程を理解し現在直面している課題について考えることができる 3.グループワークや発表を通じて、相手に分かりやすく自分の考えを伝えるようになる
【授業計画】
【講義方法】 本講義はZoomを利用してオンラインで行う。毎回の課題は、担当者が前日までに講義掲示板ないしメールにて担当教員まで送付し、当日担当教員から他の受講生にZoomで配布される。講義開始後10分以上経過して入室した場合には、出席として認めないことがあるので必ず事前に連絡をすること。
※ただし、全員が入国し来学できるようになった時点で対面に切り替える。
【大学閉鎖時の対応】 本講義では、大学が閉鎖された場合直ちにZoomでの講義に移行する。その際には講義掲示板で事前にアナウンスを行う。
【前期】経済学基礎の修得
第1回 オリエンテーション 事前学修:テキストの序章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第2回 消費者行動と需要曲線 事前学修:テキストの1章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第3回 費用構造と供給行動 事前学修:テキストの2章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第4回 市場取引と資源配分 事前学修:テキストの3章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第5回 独占の理論 事前学修:テキストの4章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第6回 市場の失敗 事前学修:テキストの5章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第7回 不完全情報の世界 事前学修:テキストの6章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第8回 ゲーム理論入門 事前学修:テキストの序7章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第9回 マクロの視点からの経済 事前学修:テキストの8章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第10回 有効需要と乗数メカニズム 事前学修:テキストの9章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第11回 貨幣の機能 事前学修:テキストの10章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第12回 マクロ経済政策 事前学修:テキストの11章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第13回 インフレと失業 事前学修:テキストの12章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第14回 経済成長と経済発展 事前学修:テキストの13章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第15回 国際経済学 事前学修:テキストの14章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
【後期】テキストの輪読と卒論計画 ※卒論計画については、学生の習熟状況をみて適宜指示を行う。
第1回 オリエンテーション 事前学修:『中国経済講義』の序章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第2回 金融リスクを乗り越えられるか 事前学修:『中国経済講義』の第1章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第3回 不動産バブルを止められるのか 事前学修:『中国経済講義』の第2章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第4回 経済格差のゆくえ 事前学修:『中国経済講義』の第3章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第5回 農民工はどこへ行くのか―知られざる中国の労働問題 事前学修:『中国経済講義』の第4章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第6回 国有企業改革のゆくえ―「ゾンビ企業」は淘汰されるのか 事前学修:『中国経済講義』の第5章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第7回 共産党体制での成長は持続可能か―制度とイノベーション 事前学修:『中国経済講義』の第6章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第8回 国際社会のなかの中国と日中経済関係 事前学修:『中国経済講義』の終章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第9回 日本経済論:占領・復興期 事前学修:『日本経済論・入門』の第1章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第10回 高度成長の時代 事前学修:『日本経済論・入門』の第2章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第11回 日本経済の国際化と経済摩擦 事前学修:『日本経済論・入門』の第3章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第12回 バブルの崩壊と長期経済停滞の始まり 事前学修:『日本経済論・入門』の第4章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第13回 小泉構造改革とその反動の時代 事前学修:『日本経済論・入門』の第5章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第14回 経済成長の減速と日本経済システム 事前学修:『日本経済論・入門』の第6章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
第15回 アベノミクスと経済成長戦略 事前学修:『日本経済論・入門』の第10章を読み内容を理解しておく 事後学修:演習での議論をまとめ,再度読み直す
【予習・復習】
予習(4時間程度):各項目を読んでおく。発表担当者はレジメ作成も行う 復習(3時間程度):授業の内容をふまえて、再度該当項目を整理する
【授業関連科目】
マクロ経済学、ミクロ経済学、経済学演習、アジア経済分析
【成績評価方法・注意】
発表(70%)と授業態度(30%)に分かれる。特に以下を中心にし、総合的に成績評価を行う。 ・発表:レジメ作成の完成度、発表のわかりやすさ、その後の議論の質疑応答 ・授業態度:他者発表時の聞く姿勢、議論への貢献度(積極的に参加すること)
※欠席は減点対象とします(諸事情があれば考慮します)
【教科書】
著者:伊藤元重 書名:『経済学入門(第4版)』 出版社:日本評論社
著者:梶谷懐 書名:『中国経済講義―統計の信頼性から成長のゆくえまで』 出版社:中公新書
【参考書】
適宜指示する
著者:八代尚宏 書名:『日本経済論・入門 新版 -- 戦後復興からアベノミクスまで』 出版社:有斐閣
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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○ |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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○ |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
|
○ |
○ |
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学習目標(比率) |
50% |
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30% |
|
10% |
10% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
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成果発表 |
70% |
40 |
|
20 |
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10 |
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受講態度 |
30% |
10 |
|
10 |
|
|
10 |
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|
|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
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○ |
○ |
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