シラバス1

【授業の目的】

経済学部経済学科に係わる専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。

【到達目標】

講義の到達目標は、「経済学検定」のミクロ・マクロにおいてＢ以上を獲得することとするが、Ａ以上の評価を努力目標とする。

【授業計画】

通常の授業は対面講義とZoom授業を併用しておこないます。ただし、学校閉鎖時にはZoom授業で行います。いずれにおいても、担当教員の指示に従ってください。

１　オリエンテーション＋必要な数学的知識
２　消費者行動の理論
事前学修：無差別曲線、予算制約線、最適消費点、価格効果、所得効果、ギッフェン財、
　　　　　　　　間接効用関数、補償需要関数
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
３　生産者行動の理論
事前学修：生産関数、費用関数、短期と長期、生産可能性曲線、操業停止点、損益分岐点
　　　　　　　　包絡線
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
４　独占モデルと双方独占
事前学修：需要の価格弾力性、ラーナーの独占度、独占価格の決定、自然独占、双方独占
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
５　複占モデル
　　　事前学修：クルーノー・モデル、シュタッケルベルグ・モデル、ベルトラン・モデル
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
６　外部性・公共財
　　　事前学修：外不経済、外部非経済、ピグー税、コースの定理、サムエルソンの条件
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
７　ゲームの理論
　　　事前学修：純粋戦略、混合戦略、ナッシュ均衡、囚人のジレンマ、部分ゲーム
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
８　まとめと中間試験
９　国民所得の決定と乗数
　　　事前学修：有効需要の原理、注入・漏出分析、45度線分析、乗数分析
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
10　消費関数、投資関数、貨幣市場
　　　事前学修：ケインズ型消費関数、消費のパラドックス、投資関数、貨幣需要関数
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
11　IS・LM分析
　　　事前学修：ＩＳ曲線の導出、ＬＭ曲線の導出、財政金融政策の有効性
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
12　AD・AS分析
　　　事前学修：ＡＤ曲線の導出、ＡＳ曲線の導出、財政金融政策の効果
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
13　インフレーションの理論
　　　事前学修：デマンドプル・インフレ、コストプッシュ・インフレ、スタッグフレーション
　　　　　　　　フィリプス曲線
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
14　マンデル＝フレミング・モデル
　　　事前学修：ＩＳ・ＬＭ・ＢＰ分析、固定相場制、変動相場制、財政金融政策の有効性
　　　　　　　　国際金融のトリレンマ
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
15　経済成長論
　　　事前学修：投資の二重効果、ハロッド・モデル、ソロー・モデル、黄金律
　　　事後学修：大学院入試の関連する過去問題
16　期末試験

【予習・復習】

授業を受けるに際しては、予習および復習の時間にそれぞれ2時間および3時間程度の学習が必要である。

【授業関連科目】

ミクロ経済学、マクロ経済学、経済数学

【成績評価方法・注意】

（評価方法）
記述式の試験問題を作成して期末試験を実施し、その結果に基づき評価する（70点満点）。また、毎回課題レポートを課し、レポート内容が到達目標に近づいたものは成績評価に加点する（30点満点）。なお、次回の授業で、優れた着眼点は披露し、誤解についてはコメントする。
（注意事項）
講義時間を延長する場合があることを了承しておくこと。なお、ノート提出を単位認定の必要条件とすることに留意すること。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】