シラバス1
【授業の目的】
経営学部商学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献できる。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」になる。 授業の位置づけ:DP1専門知識。
【到達目標】
受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。 1.個人や世帯の財務計画(パーソナルファイナンシャルプラン)の制度や生活スキルついて概説できる。 2.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級学科試験の「金融資産運用」C分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。 3.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級学科試験の「不動産」E分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。
【授業計画】
第1回 パーソナル・ファイナンスの基礎知識とライフデザインとライフプランの概略を理解する。 教科書:「序論ファイナンシャル・プランニングを学ぶ意味」 事前学修:ライフデザインとライフプラン、パーソナルファイナンスの関連知識や体系につい て読み不明点や用語を調べてくる。 事後学修:パーソナル・ファイナンスの基礎知識の設問を解きレポートを完成する。 第2回 マーケット指標に関し株式・為替・債券・商品の特徴と相互関係、概略を理解する。 教科書:「第5編金融資産運用設計第1章金融経済の基礎知識」 事前学修:主な経済・景気指標、景気対策、金融商品リスクの全体像や法律を読み不明点や用 語を調べてくる。 事後学修:金融・経済の基礎知識についての設問を解きレポートを完成する。 第3回 各種預貯金、各種信託商品、金融類似商品の種類と特徴や金利・利回り計算の仕組みについて 概略を理解する。教科書:「第2章預貯金、第3章信託、第4章債券信託」 第4回 株式投資の実務手続とルール、種類や株式指数、評価指標について、投資信託の仕組み、分類 や種類、主要商品の特徴について概略を理解する。教科書:「第5章株式、第6章投資信託」 第5回 外貨建商品の仕組みと特徴に関し、外貨預金の種類、実務手続とルール、メリットとリスクや 円換算投資利回り計算等について概略を理解する。教科書:「第7章外貨建て商品、第8章派生 商品保険制度」第6回 投資リスクの基本とアドバイス方法、各種金利計算、アセットアロケー ションの概要とメンテナンス等を理解する。教科書:「第9章ポートフォリオ運用の基礎、第 11章預金保険制度とセーフティネット」 第7回 金融商品等の課税関係に関し、マル優、特別マル優、財形貯蓄制度、少額投資非課税制度、配 当課税、譲渡益課税について概略を理解する。教科書:「第10章金融商品と税金」 第8回 不動産の類型、不動産の権利に関する調査、公示・基準地価格や鑑定評価の手法、公図、都市 計画図について概略を理解する。教科書:「第6編不動産運用設計第1章不動産の見方」 第9回 不動産の取引と宅地建物取引業、売買契約上の留意点、賃貸借契約、借地借家権等を理解す る。教科書:「第2章不動産の取引1不動産の売買2不動産の賃貸借」 第10回 区分所有法に関し専有部分、共用部分、敷地利用権と規約、集会、復旧・建替え、義務違反者 を理解する。教科書:「第2章不動産の取引3区分所有法」 第11回 土地基本法、国土利用計画法における売買等の許可制と届出制、都市計画法について概略の知 識を理解する。教科書:「第3章不動産に関する法令上の制限1都市計画法」 第12回 建築基準法の道路・用途に関する制限、建ぺい率制限・容積率制限(緩和規定を含む)、農地 法の売買、転用、賃借等の許認可を理解する。第13回 不動産取得税、登録免許税、マイホームの取得と税金や不動産の保有に係る税金の相互関係、 概略を理解する。 第14回 譲渡所得の計算、長期譲渡所得と短期譲渡所得、居住用財産に係る特例、相続税の取得費加算 の仕組みと概略を理解する。第15回 不動産投資の形態、判断基準、有効活用実務の概略、不動産の証券化、不動産投資信託につい て概略を理解する。
【予習・復習】
予習(1時間程度)テキストの該当箇所を読んで、問題点(疑問点)を整理しておくこと。 復習(3時間程度)課題に基づいてレポートを作成すること。
【授業関連科目】
金融資産運用・不動産1、タックスプランニング、相続・事業承継、FP技能論12など。
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:小テストとレポートにより評価する。 1.到達目標にどの程度達したかを講義内小テスト(30%)で、また、次回講義までに小テスト問題に関連する法令・制度、約定等をレポート(70%)に論述し成績評価を行う。(計15回) 2.次回の講義で模範解答を配布して解説する。また、疑問点には授業内で適宜回答する。 3.課題は検定試験過去問題や想定問題から出題する。
【教科書】
著者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 書名:ファイナンシャル・プランニング入門〔第4版〕 出版社:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
フィールドスタディ |
問題解決型 |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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学習目標(比率) |
100% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
30% |
30 |
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レポート |
70% |
70 |
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成果発表 |
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受講態度 |
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その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
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