シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け（対応するディプロマポリシー）：DP1 専門知識，DP3 思考力，DP4 判断力
経済学部経済学科に係る専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。
1. OLSにおけるt検定の役割を説明できる。
2. 標準的仮定とは何かを説明できる。
3. 対数線形モデルにおける分析結果の解釈を説明できる。

【授業計画】

授業の位置付け（対応するカリキュラムポリシー）：CP1 専門知識，CP3 思考力，CP4 判断力
授業形態：講義
授業方法：受動型
1. 計量経済学とは
　 　最小二乗法（OLS）、クロスセクションデータ、時系列データ
2. データの整理
　 　和記法の性質、平均、分散、標準偏差、共分散、相関係数
3. 最小二乗法（１）
　 　OLSの考え方、残差二乗和の最小化　　　
4. 最小二乗法（２）
　 　残差の性質、決定係数
5. 単回帰分析（１）
　 　確率変数、標準正規分布、中心極限定理
6. 単回帰分析（２）
　 　自由度、不偏性、t分布
7. 単回帰分析（３）
　 　t検定の考え方
8. 単回帰分析（４）
　 　OLSにおけるt検定、標準誤差
9. 単回帰分析（５）
　 　標準的仮定、BLUE、有効性
10. 重回帰分析の基礎（１）
　　　一致性、残差の性質
11. 重回帰分析の基礎（２）
　　　ベン図、自由度修正済み決定係数
12. 名目変数と実質変数
　　　過少定式化、過剰定式化、物価指数
13. 重回帰分析の拡張（１）
　　　対数線形モデル、ダミー変数（１）
14. 重回帰分析の拡張（２）
　　　ダミー変数（２）、ラグ付き内生変数
15. 重回帰分析の拡張（３）
　　　多重共線性
予習（１時間程度）テキストの該当箇所を読んで、問題点（疑問点）を整理しておくこと。
復習（１時間程度）課題に基づいてレポートを作成すること。

【予習・復習】

【授業関連科目】

計量経済学、計量経済分析I、計量経済分析II

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：レポート，ノート提出
複数回のレポート［60%］と、ノート提出［40%］により評価する。
＊レポートについては一部解説を行う。
この授業は計量経済分析Iの内容と強く関連しているので、計量経済分析Iを履修しておくことが望ましい。計量経済学の単位を習得しておくことが望ましいが、この授業からでも計量経済学の学習がスタートできるよう設定している。

【教科書】

著者：山本拓・竹内明香　書名：入門 計量経済学 −Excelによる実証分析のガイド−　出版社：新世社

【参考書】

著者：山本拓　書名：計量経済学　出版社：新世社

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】