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  2. 教員紹介
  3. 教員プロフィール

氏名:
九鬼 一人
カナ氏名:
クキ カズト
所属:
大 学:法学部 法学科
大学院:
学位
理学修士
役職
教授
担当科目(大学) 科学と哲学,こころの哲学,思考の論理的形式II,公共の倫理学,教養演習,哲学概論I,哲学概論II,法と論理I(形式論理),法と論理II(論理トレーニング)
担当科目(大学院)
研究室 1号館3階 
オフィスアワー 事前にアポイントメントをとることが望ましい。それ以外の時間でも適宜対応する。(水)12:00〜13:00
E-mail: kazuto@po.osu.ac.jp
ホームページ: http://kazuto-phil.under.jp/
教育テーマ: 哲学・論理学の初等的教養の涵養。とくに論理的思考力の向上(レポート執筆等での応用)を目指して、もろもろの仕方で文章力を磨く。
研究テーマ: リッカートの価値哲学の再考。価値や合理性の概念を吟味し、現代的な行為論・価値論の文脈において再評価する。

略歴: 学歴
1982年3月東京大学教養学部教養学科第一科学史科学哲学卒業
1984年3月東京大学大学院理学系研究科科学史科学基礎論修士課程修了
1989年3月東京大学大学院理学系研究科科学史科学基礎論博士課程単位取得済満期退学
職歴
1989年4月より関東学院大学論理学非常勤講師
1991年4月より東邦大学哲学非常勤講師
1993年4月より放送大学哲学と科学非常勤講師
1994年4月より関東大学二部哲学非常勤講師
1996年4月より関東学院二部論理学非常勤講師
以上を経て1997年岡山商科大学法経学部経済学科助教授着任。
同教授を経て現職(岡山商科大学法学部法学科教授)に至る。

業績: 【著書】
『新カント学派の価値哲学』(弘文堂、1989)
『真理・価値・価値観』(岡山商科大学2003)
「新カント学派とカント」『カント全集別巻』(共著、坂部恵・有福孝岳・牧野英二編、岩波書店、2006)
「現象学的理想型解釈の理路」『日本ウェーバー論争』ナカニシヤ出版(共著、その他共著 、2008)
【雑誌論文】特記する以外は査読あり。
「ウェーバーとリッカート」(『思想』岩波書店.1993)査読無
「化肉した価値―リッカートの「現実態」への諡」(『ディルタイ研究』/19, 25-41 2008)
On a Heuristic Interpretation of Noconsequentialism 単著 2014 Philosophy of Science. Vol.47 No.2. pp.69-85.
 【Abstract】
In this paper I contrast ”purpose-rationalists”, who tend to choose alternatives out of poor opportunity sets from the standpoint of expected utility, with "nonconsequentialists", who tend to choose ones out of rich opportunity sets."Welfare economists" insist the existence of "nonconsequentialists" preferring to choose extended alternatives with rich opportunity sets. According to my comprehension, that point is also supported from the viewpoints of "nonconsequentialists' values". So i will argue that a kind of heuristics (namely, a way of giving descriptions to "bundled rich opportunity sets") is regulated by their values, in terms of agent relativity.
"
「リッカート解釈の冒険―ディルタイのリッカート批判(全集二四巻)を手掛かりとして」『ディルタイ研究』第26号(34-55,2015)
「「自己善」と最小倫理のかたち」『岡山商大論叢』第55巻第1号(1-23.2019)
「リッカートの〈しなやかな合理性〉―新カント学派と人間の総体性―」『理想』第703号(48-57,2019)査読無
 書評「Heinrich Rickert,Sämtlich Werke,Bd.2: Der Gegenstand der Erkenntnis」『ディルタイ研究』第30号(63-68,2018/2019)
「しなやかな合理性から認知主義へ」『岡山商大論叢』第56巻第2号(23-42,2020)
「反省的価値の体系」『岡山商大論叢』第56巻3号(21-42,2021)
「真理の宛て先――新カント学派とスピノザ」『スピノザーナ(スピノザ協会年報)』 (17) (19-34、2021) 招待有り筆頭著者
「恩愛の十字架――プレシオスの鎖をめぐって」『論攷宮沢賢治』19号(2021)査読無
「リッカート哲学の臨界」『東洋学術研究』第61巻第一号(2022)査読無

【科研費報告書】
『価値合理性の復権―とくに新カント学派の規範概念を中心に』(2018)
更新:2022年9月2日



教育・研究・社会活動・その他

(1)分野 哲学
テーマ 新カント学派における価値哲学
説明 新カント学派の価値論を反自然主義としてとらえ、ラスク・ディルタイ・フッサールとの比較対質の上で、現在的意義を再確認する。目下、科研費で研究中。JSPS科研費20K00119「20世紀初頭価値哲学の反自然主義――現代価値論の再考のために」
(2)分野 倫理学・科学哲学・認知科学・厚生経済学
テーマ 非帰結主義の基礎づけ
説明 機会集合が潜在的により豊かな、拡張された選択肢が選好される、という厚生経済学に係わる仮説を詰めている。限定的な合理性の「簡便法」に着目して、解決を試みている。(規範の行為主体相関性の議論に換骨奪胎している。)その裏付けとして、現代の情動の哲学を検討している。
(3)分野 哲学
テーマ 合理性の人間学
説明 合理性を当為・記述といった現代形而上学の文脈の中で、再考する。新カント学派の合理性論の背景を追究して考察。多選択肢の選好を厚生経済学の非帰結主義・認知科学の探索概念を手掛かりに考究。