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  2. 教員紹介
  3. 教員プロフィール

氏名:
山下 登
カナ氏名:
ヤマシタ ノボル
所属:
大 学:法学部 法学科
大学院:法学研究科
学位
修士(法学)
役職
教授
担当科目(大学) キャリア形成論,教養演習前期,教養演習後期,判例講読,医事法,法学特殊講義,研究演習3年前期,研究演習3年後期
担当科目(大学院) 医事法特殊講義,研究演習1年前期,研究演習1年後期,研究演習2年前期,研究演習2年後期
研究室 7号館3階
オフィスアワー 火13:10〜14:40 木13:10〜14:40
E-mail: n-yamashita@po.osu.ac.jp
ホームページ: rearchmap.jp/medizinrecht777
教育テーマ: 医事法、民法、生命倫理
研究テーマ: 医療情報の開示をめぐる法律問題、医学研究をめぐる法律問題、遠隔医療をめぐる法律問題
個別化医療におけるインフォームド・コンセントのあり方、違法ないし良俗違反行為による収益の侵害に対する損害賠償、医療事故における損害軽減義務
略歴: 1980年3月 滋賀大学経済学部経済学科卒業
1980年4月 神戸大学大学院法学研究科(私法専攻)博士前期課程入学
1982年3月 同上修了
1982年4月 神戸大学大学院法学研究科(私法専攻)博士後期課程進学
1987年3月 同上単位取得退学
1987年4月 長崎県立国際経済大学専任講師(1991年4月より長崎県立大学と校名変更)
1992年4月 同 助教授
2004年4月 神戸学院大学法学部教授
2007年4月 岡山大学大学院法務研究科教授
2018年4月 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科教授
2023年3月 岡山大学退職(岡山大学名誉教授)
2023年4月 岡山商科大学法学部教授    
    

 更新:2023年9月28日
業績: (共著書)
植木哲・古村節男編著『医療紛争の事例と争点』金芳堂、1985年
太田武男・佐藤義彦編著『注釈ドイツ相続法』三省堂、1989年                          
植木哲編著『世界の医事法』信山社、1992年
石田喜久夫・田中康博編著『注釈国際統一売買法1−ウィーン売買条約』法律文化社、2000年
加藤良夫編著『実務医事法(第2版)』民事法研究会 2014年
粟屋剛・山下登・宍戸圭介・加藤穣編著『生命倫理学 医療と法講義スライドノート 第3版』ふくろう出版 2016年
ほか
  
(論説)
「医師の説明義務をめぐる最近の論議の展開(1)〜(3)−ドイツの判例・学説を中心として−」六甲台論集   
 30巻1号、3号、31巻3号 1983年〜1984年
「鑑定人の民事賠償責任に関する西ドイツ法の動向」年報医事法学2号、1987年 
「インフォームド・コンセント《再論》/各国の法状況・ドイツ」年報医事法学8号、1993年
「インフォームド・コンセント《再論》/いくつかの論点をめぐって・損害論」年報医事法学8号、1993年
「診療記録の開示をめぐる若干の論点についての検討」年報医事法学14号、1999年
「インフォームド・コンセント−実情、理念、法原則/ドイツの状況」年報医事法学16号、2001年
「関係的契約論とインフォームド・コンセント」CDAMSディスカッションペーパー07(9J)、2007年
「医師の民事責任をめぐる新たな一局面−遠隔診療をめぐるドイツの議論状況を手掛かりとしてー」岡山大
学法学会雑誌57巻4号、2008年
「倫理委員会の法的責任」年報医事法学27号、2012年
「医師の説明義務をめぐる重要争点の検討」臨床法務研究18号、2017年

A Study of Important Issues Concerning the Physician's Duty to Disclose: A Case Study of Vertebroplasty for Spinal Cord Disease,2017 Okayama Law Review No.18 pp.15-46 
【Abstract】
This paper is the basis for a report at the Japan-Korea Comparative "Medical Care and Law" Study Group (at Ritsumeikan University) held on September 24, 2016. Based on the description of the National Report in Koch, Medical Liability in Europe (De Gruyter,,2013) and a comprehensive review of case law in Japan, this paper presents the legal solutions that can be expected in Japan and 13 major European countries.
The four issues discussed are "the scope of the physician's duty to disclose, especially with regard to risks and alternative treatments," "how the explanation should be tailored to the patient's level of understanding," "the legal significance of written consent," and "whether the physical predisposition of the patient should be considered when calculating the amount of damages".
The research will focus on these four issues.

 ほか
                   
(判例評釈)
「麻疹感染児に対する治療方法説明義務」年報医事法学1号、1986年
「エホバの証人信者の両親に対する輸血委任仮処分申請事件」医療過誤判例百選、1989年 
「診療録閲覧請求事件」 医療過誤判例百選[第2版]、1996年
「大腿四頭筋拘縮症事件」医事法判例百選、2006年
「医療機器と製造物責任」医事法判例百選[第2版]、2014年
  
(資料と紹介)
「民事訴訟と紛争解決−ウィスコンシンの理論」神戸法学雑誌33巻1号、1983年
「ラウフス『医事法』(9)−守秘義務及び診療記録」民商法雑誌97巻4号、1988年                 
「インフォームド・コンセント《法セミ閲覧室》」法学セミナー36巻8号、1991年
  ほか
 
                                  
(その他)  
「1992年度年間学界回顧 医事法−民事法・行政法分野」法律時報64巻13号、1992年                 
「1994年度年間学界回顧 医事法−民事法・行政法分野」法律時報66巻13号、1994年 
「1995年度年間学界回顧 医事法−民事法・行政法分野」法律時報67巻13号、1995年
ほか

 更新:2023年10月6日
  

教育・研究・社会活動・その他

(1)分野 教育
テーマ 医事法
説明 医事法は、医師の行為を規律する部分(医療行為法)と医療機関や医療の供給といった医療制度を規律する部分(医療制度法)に大別されるが、前者の場面について、人が一生の間に遭遇する医療上の問題と法との関わりを、時系列に沿って取り上げる。
(2)分野 研究
テーマ 医学研究をめぐる法律問題
説明 治験、臨床研究、遺伝子治療等の医学研究の過程で遭遇する様々な法律問題を、技術面での規制と情報の開示のあり方の両面から検討する。
(3)分野 社会活動
テーマ 倫理委員会
説明 臨床研究審査委員会、再生医療等審査専門委員会、高度先端医療技術に関する倫理委員会、臨床倫理委員会等の委員として、医事法学の観点からアドバイス及び改善提案を行う。