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氏名:
井尻 裕之
カナ氏名:
イジリ ヒロユキ
所属:
大 学:経済学部 経済学科
大学院:経済学研究科
学位
博士(経済学)
役職
准教授
担当科目(大学) 金融リテラシー講座(基礎編),教養演習前期,教養演習後期,金融政策,数学演習,統計プログラミング入門,金融リテラシー講座(応用編),研究演習3年前期,研究演習2年,研究演習2年(サブゼミ),研究演習3年後期,研究演習4年前期,研究演習4年後期,研究演習3年前期(サブゼミ),研究演習3年後期(サブゼミ),基礎演習
担当科目(大学院) 金融論特殊講義,研究演習1年前期,研究演習1年後期,研究演習2年前期,研究演習2年後期
研究室 7号館2階
オフィスアワー メールでアポイントをとることが望ましい。(火)15:00〜16:30
E-mail: h-ijiri@po.osu.ac.jp
ホームページ:
教育テーマ: 金融政策、金融リテラシー
研究テーマ: 金融政策の実証分析、時系列データ分析、金融リテラシー
略歴: 【略歴】

2011年 3月 関西学院大学 経済学部 卒業
2013年 3月 神戸大学大学院 経済学研究科 博士課程前期課程 修了
2016年 3月 神戸大学大学院 経済学研究科 博士課程後期課程 修了
2016年 4月 岡山商科大学 経済学部経済学科 専任講師
2016年 4月 神戸大学大学院 経済学研究科 研究員(現在に至る)
2018年 4月 岡山商科大学 経済学部経済学科 准教授(現在に至る)


【所属学会】

日本経済学会
日本金融学会
神戸大学金融研究会
日本経済政策学会


【その他】

日本金融学会 理事(2020-2021年度)(2022-2023年度)

(更新:2023年9月29日時点)

業績: 【論文】

◇ Hiroyuki Ijiri and Toshiki Jinushi, (2021). “International Spillover Effects of Quantitative Easing Policy: A Case Study on the U.S. and Japan”, Applied Economics Letters, published online. (査読有)

[Abstract]
This study analyses the influence of the changing nature of the U.S. quantitative easing (QE) policy's international spillover on the Japanese economy following the global financial crisis. Based on existing studies, we construct a two-country vector autoregression model for the U.S. and Japan and estimate the time-varying parameters to comprehend the changing macroeconomic and financial structures of both countries. We not only confirmed the existence of spillover effects but also found significant changes in them over time. The spillover effects on Japan are larger for the real economy in the earlier phase and for financial markets in the later phase of the U.S. QE policy.

◇ 地主敏樹・井尻裕之(2022). 「米国の金融政策と資産価格」, 『日経研月報』, シリーズ「ポストコロナにおけるグローバルリスク」第8回, 2022年8月号.

◇ 井尻裕之・地主敏樹(2021). 「日本の量的緩和政策の国際波及効果−日米2国TVP-VARモデルによる米国量的緩和実施期の分析−」, 『商大論叢』 第57巻第2号.

◇ Hiroyuki Ijiri and Yoichi Matsubayashi, (2019). “Quantitative Easing Policy, Exchange Rates and Business Activity by Industry in Japan from 2001-2006”, The Singapore Economic Review, published online. (査読有)

◇ Hiroyuki Ijiri, (2017). “Transmission mechanisms in Japan's quantitative easing policy (2001-2006)”, Economics and Business Letters, Vol. 6, No.2. (査読有)

◇ 井尻裕之・地主敏樹(2017). 「リーマンショック後におけるFRBによる量的緩和政策のスピルオーバー効果の検証」, 『大銀協フォーラム研究助成論文集』 第21号.

◇ Hiroyuki Ijiri, (2016). “Re-evaluating Japan's Quantitative Easing Policy (2001-2006): An Application of the TVP-VAR Model”, Japanese Journal of Monetary and Financial Economics, Vol. 4, No.1. (査読有)

◇ 地主敏樹・井尻裕之(2015). 「金融危機とインフレ期待」, 『国民経済雑誌』 第212巻第5号.


【著書】
『入門 国際経済Q&A100(中央経済社)』 Q30〜Q32 2023年9月.

「米国金融引き締めの国際波及効果―世界的なドル高と株安,および信用リスク評価悪化」, 『ポストコロナの世界経済: グローバルリスクの構造変化(東京大学出版会)』 第3章 2023年8月.

「高校生の金融リテラシー教育と岡山商科大学:課題と展望」, 『「寄り添い型研究」による地域価値の向上(大学教育出版)』 第13章第3節 2021年3月.


【学会・研究会・講演会発表】

〈国内〉
「日本におけるQQEの実体経済に対する効果の検証」 関西応用経済学研究会:第7回(2022年)

「FRBによる量的緩和政策のスピルオーバー効果 ― TVP-VARモデルによる検証 ―」 日本金融学会秋季大会(2017年)

「リーマンショック後のFRBによる量的緩和政策のスピルオーバー効果の検証」 高知研究会(2017年)

「日本の量的緩和政策(2001-2006年)に対する折衷的な政策評価」 第64回金融経済研究会(2016年)

“The Quantitative Easing Policy and Business Activities by Industry in Japan : 2001-2006” 日本金融学会秋季大会(2015年)

“The Quantitative Easing Policy and Business Activities by Industry in Japan : 2001-2006” 第12回 Modern Monetary Economics Summer Institute in Kobe(2015)

“Re-evaluating Japan's Quantitative Easing Policy (2001-2006): An Application of the TVP-VAR Model” 日本経済学会春季大会(2015年)

「日本の量的緩和政策(2001-2006)に対する再評価」 日本金融学会秋季大会(2014年)

「量的緩和政策の再検証」 六甲フォーラム(2014年)


〈国際会議〉
“Japan's Monetary Policy in Modern Times” Integration and Innovation: International Conference on Languages Services and Foreign Studies in the Digital Age, Jianxi University of Finance and Economics, China(2023)

“International Spillover Effects of the Quantitative Easing Policy -An Examination of the U.S. and Japan with the TVP-VAR” Asia-Pacific Economic Association (2019)

“Inflation Expectation and Financial Crisis: An Empirical Analysis based on the TVP-VAR approach” Singapore Economic Review Conference(2015)


【学会・研究会討論/座長/運営】
「米国における量的金融緩和政策の有効性―SVARモデルによる検証― (澤田吉孝 氏)」 日本金融学会秋季大会(2018年)

「人口動態にもとづく地方銀行モデル〜県別金利水準はどのように決まるのか(大庫直樹 氏)」日本経済政策学会 第80回全国大会(2023年)

日本金融学会 2020年度春季大会 金融仲介機関(2)セッション 座長

日本金融学会 2019年度秋季大会 プログラム委員
日本金融学会 2020年度春季大会 プログラム委員
日本金融学会 2020年度秋季大会 プログラム委員
日本金融学会 2021年度秋季大会 プログラム委員

【レフェリー】
・JJMFE 2回
・IJEPS 1回

【科研費】
20K13533 「日本における量的・質的金融緩和政策の実体経済に対する効果の検証」

【賞】
令和元年度大阪銀行協会フォーラム研究支援 奨励賞

平成27年度大阪銀行協会フォーラム研究支援 特別賞


【教育】
令和元年度 人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ 中国・四国地区予選大会 最優秀賞(全国大会へ出場)

平成30年度 人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ 中国・四国地区予選大会 優秀賞 奨励賞

【その他】
「大学関係者の意識 近年の大学受験状況を踏まえて」教育学術新聞 2023年3月22日 アルカディア学報 No.744

(更新:2023年10月28日時点)

教育・研究・社会活動・その他

(1)分野 金融
テーマ 金融政策の実証分析
説明 近年の量的・質的金融緩和政策が実体経済に及ぼす影響について実証分析を行っている。
(2)分野 金融
テーマ 金融リテラシー
説明 高校生(岡山県)の金融リテラシーについて調査している。
(3)分野  
テーマ  
説明