開講科目名 | 統計学特殊講義 | 大学院 | ||
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担当教員名 | 佐井 至道 | 開講期 | 単位数 | |
後期 | 2単位 |
経済学研究科に係る主要科目として,本講義では本研究科の教育目標である経済学に関する理論的・実証的な知識と能力を身につけるため,経済分野の個票データについて適切な統計手法を用いて分析するための知識と利用技術を習得することを目標とする。
個票データとは,個人,世帯,企業などについての調査結果が,集計されずに,調査項目の結果がそのまま並べられたデータであり,多変量解析などの分析が可能である反面,プライバシーを保護する必要もある。
1.個票データの特性と集計方法について理解できる。
2.個票データにおけるプライバシー侵害の評価方法を理解できる。
3.個票データに秘匿措置を施すことができる。
4.個票データの量的変数を用いて多変量解析を行うことができる。
5.個票データの質的変数を用いて多変量解析を行うことができる。
この講義は対面で行う予定である。連絡事項については「講義掲示板」を通じて行う。
オンライン対応時には,YouTubeの視聴を基本とし,講義時間前に「講義掲示板」で視聴方法などを説明するとともに資料を配付し,課題はメールに添付して送信してもらう。
1.個票データの概略
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:使用した手法についての復習
2.日本の官庁統計,自治体の統計の個票データと集計されたデータとの関係
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
3.アメリカ・センサスの個票データの特性と利用方法
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
4.個票データの特性を生かした分析法
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
5.クロス表の作成
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
6.分割表における独立性の検定
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
7.主成分分析
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
8.クラスター分析
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
9.判別分析
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
10.数量化理論II類
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
11.数量化理論III類
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
12.統計解析ソフトによる分析
・事前学修:分析するデータの収集
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
13.個票データ公開のリスク評価
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
14.個票データの秘匿措置
・事前学修:使用する手法の予習
・事後学修:返却されたレポートについての復習
15.総合演習
・事前学修:分析するデータの収集
・事後学修:コメントに対応したレポートの修正
予習(1時間程度)使用するデータの選定,手法の予習など
復習(3時間程度)レポートの作成,返却されたレポートについての復習など
成績評価方法:レポートのみ
統計ソフトを利用した演習での小レポートを80%,レポートを20%として,総合的に評価する。課題については,毎回チェックして返却し,次回の講義で解説する。
プリントを配布する
著者:佐井至道 書名:例解調査論 出版社:大学教育出版
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ | ○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ |
【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 |
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○ | ○ | ○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 研究科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
学習目標(比率) | 55% | 15% | 15% | 5% | 5% | 5% | |||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 95% | 55 | 15 | 15 | 5 | 5 | |||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | 5% | 5 | |||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |