開講科目名 | 計量経済学特殊講義 | 大学院 | ||
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担当教員名 | 三谷 直紀 | 開講期 | 単位数 | |
後期 | 2単位 | |||
実務経験 | 内容 | 旧労働省に労働事務官として勤務し、労働市場の調査・分析および政策立案業務に従事した。また、OECD(経済協力開発機構)にエコノミストとして勤務し、OECD諸国の労働市場の分析及び政策提言作成業務に従事した。 | ||
授業との関連 | 計量経済学的手法を用いた経済データの分析を行った経験を本講義の中で生かすことができる。 |
本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業の目的とする。
本講義の到達目標は次の通りである。
1. 本講義の指定教科書である『実証分析のための計量経済学』を読みこなせるようになること
2. 計量分析の結果の読み方、分析方法を身に着けること
3. 自身の問題意識に基づき計量モデルを作成し、分析できるようになること
4. Stataなどのソフトを活用して計量分析ができるようになること
5. 計量分析用いた研究ができるようになること
この講義は対面で行う予定ですが、オンライン対応時にはZoomを使った遠隔授業を行い、課題に対する解答はメールに添付して提出してもらいます。
第1講 計量経済学とは何か(第1章)
事前学修:教科書の第1章を読んで予習しておく
事後学修:Stataのガイドブック入門編を読んでおく
第2講 計量経済分析のエッセンス1(第2章)
事前学修:教科書の第2章を読んで予習しておく
事後学修:t検定について調べておく
第3講 計量経済分析のエッセンス2(第3章)
事前学修:教科書の第3章を読んで予習しておく
事後学修:回帰モデルに自然対数をとったときに解釈が変わる理由について調べておく
第4講 計量経済学を用いた実証分析の具体例(第4章)
事前学修:教科書の第4章を読んで予習しておく
事後学修:各種参考書などを用いて実証分析の具体例について調べておく
第5講 最小二乗法の仕組みと適用条件(第5章)
事前学修:教科書の第5章を読んで予習しておく
事後学修:教科書p.91の図表5-5をよく復習しておく
第6講 加重最小二乗法と一般化最小二乗法(第6章)
事前学修:教科書の第6章を読んで予習しておく
事後学修:変量効果モデルを一般化最小二乗法で推定する方法について調べておく
第7講 プロビットモデルと最尤法(第7章)
事前学修:教科書の第7章を読んで予習しておく
事後学修:プロビットモデルとロジットモデルの違いについて調べておく
第8講 順序ロジットモデルと多項ロジットモデル(第8章)
事前学修:教科書の第8章を読んで予習しておく
事後学修:順序プロビットモデルと多項プロビットモデルについて調べておく
第9講 トービットモデルとヘーキットモデル(第9章)
事前学修:教科書の第9章を読んで予習しておく
事後学修:教科書に示されている樋口・山本(2002)を読んでおく
第10講 非線形モデルの実証分析の具体例(第10章)
事前学修:教科書の第10章を読んで予習しておく
事後学修:第10章の演習問題について改めて自身で考えてみる
第11講 操作変数を用いた因果関係の特定(第11章)
事前学修:教科書の第11章を読んで予習しておく
事後学修:教科書に示されている山本(2014)を読んでおく
第12講 パネルデータ分析と固定効果モデル(第12章)
事前学修:教科書の第12章を読んで予習しておく
事後学修:教科書に示されているYamamoto and Matsuura(2014)を読んでおく
第13講 効果・影響の測定(第13章)
事前学修:教科書の第13章を読んで予習しておく
事後学修:教科書に示されている山本・伊藤(2014)を読んでおく
第14講 サバイバル分析(第14章)
事前学修:教科書の第14章を読んで予習しておく
事後学修:ワイブル分布について調べておく
第15講 パネルデータを活用した実証分析の具体例(第15章)
事前学修:教科書の第15章を読んで予習しておく
事後学修:教科書に示されている山本・野原(2014)を読んでおく
講義を受講するに際して、予習3時間・復習2時間を取ること
予習内容:教科書の該当箇所を読んで、疑問点を整理しておくこと
復習内容:配布資料と教科書を見直し、理解を深めること
計量経済学
成績評価方法:レポート・小テスト
各回の講義でレポート、もしくは小テストが課されます。小レポートの解説は次回の講義で行います。レポート・小テストの合計点は100点です。
著者:山本勲 書名:実証分析のための計量経済学 出版社:中央経済社
適宜指示する
著者:鹿野繁樹 書名:新しい計量経済学 出版社:日本評論社
著者:Wooldridge, Jeffery M. 書名:Introductory Econometrics: A Modern Approach,7e 出版社:South-Western Pub
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ |
【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 |
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○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 研究科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ||||||||
学習目標(比率) | 50% | 30% | 20% | ||||||||
評価手段(比率) | 試験 | 50% | 25 | 15 | 10 | ||||||
小テスト | 50% | 25 | 15 | 10 | |||||||
レポート | |||||||||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | |||||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ |