開講科目名 | 国際会計論特論I | 大学院 | ||
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担当教員名 | 陶 静 | 開講期 | 単位数 | |
後期 | 2単位 |
商学研究科にかかる専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」
に貢献することが授業目標である。他研究科の学生にとっては,「幅広い学習機
会」になる。
受講生が授業修了までに次のようなことができることが到達目標である。
1.国際財務報告基準の基本的な考え方と基本的な知識を習得すること。
2.会計基準の国際的な調和化の現状と課題を理解すること。
3.会計基準の国際的な調和の実例として、中国の『企業会計準則』を理解すること。
本講義は基本教室にて対面講義を行う。新型コロナウイルス感染症の感染状況によって、やもえず学校閉鎖になった場合はオンライン講義になる。
オンライン講義になる場合は講義日前日までに大学講義案内システムを通して講義資料を配布し、当日ZOOMを使って講義を行う予定である。ZOOM講義でもオンラインで小テストを実施する。また、講義時に提示した課題は所定の締切時間までに講義案内システムを通して提出すること。締切時間過ぎた場合、いかなる理由でも受付ない。
第1回 イントロダクション(講義の進め方、国際会計基準の考え方、会計基準の国際的な調和の現状と課題について)
事前学修:国際会計基準について調べる
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第2回 国際財務報告基準の学び方(第1章、意義、学習ポイント、学び方)
事前学修:第1章を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第3回 国際財務報告基準の基礎知識1(第2章第1から3節、国際会計基準の歴史など)
事前学修:第2章第1節から3節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第4回 国際財務報告基準の基礎知識2(第2章第4から7節、国際会計基準の特徴など)
事前学修:第2章第4節から7節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第5回 国際財務報告基準の概要1(第3章第1から5節、固定資産など)
事前学修:第3章第1節から5節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第6回 国際財務報告基準の概要2(第3章第6から10節、リース、引当金など)
事前学修:第3章第6節から10節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第7回 国際財務報告基準の概要3(第3章第11から14節など)
事前学修:第3章第11節から14節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第8回 国際財務報告基準の概要4(第3章第15から17節、外貨換算など)
事前学修:第3章第15節から17節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第9回 国際財務報告基準の概要5(第3章第18から21節、後発事象、IFRSの初度適用など)
事前学修:第3章第18節から21節を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第10回 国際財務報告基準の将来像(第4章、IASB概念フレームワークプロジェクト)
事前学修:第4章を読み込み
事後学修:テキストと配付資料を再確認
第11回 会計基準の国際的な調和のやり方(プリント配布)
事前学修:会計基準の国際的調和について調べる
事後学修:配付資料を再確認
第12回 中国の企業会計準則の概要(歴史、発展、現状、予測)(プリント配布)
事前学修:中国の企業会計準則について調べる
事後学修:配付資料を再確認
第13回 中国の企業会計準則と国際財務報告基準の相違1(中国会計基準の国際化)(プリント配布)
事前学修:中国の企業会計準則について調べる
事後学修:配付資料を再確認
第14回 中国の企業会計準則と国際財務報告基準の相違2(中国会計基準の特殊性)(プリント配布)
事前学修:中国の企業会計準則について調べる
事後学修:配付資料を再確認
第15回 総括 (自身の理解度チェックと課題を整理する)(テキスト全般及びプリント)
事前学修:いままでの学習内容を復習する
事後学修:テキストと配付資料を再確認
受講生の要望および講義の進展状況により,授業計画を変更する可能性がある。
予習(2時間程度)テキスト、配布プリントの該当箇所を読んで、問題点(疑問点)を整理しておくこと。
復習(3時間程度)講義の内容をもう一度整理し、自分の理解度と課題を整理すること。
商学研究科の会計関連科目の受講をお薦めする。
成果発表(100%)(CP1高度な専門知識70%、CP3思考力10%、CP4判断力10%、CP5会話・文章力10%)知識の理解度と問題意識・分析視点の深さ (成果発表後、講義中に講評を行う。)
著者:橋下尚、山田善隆 書名:IFRS会計学基本テスト(第6版) 出版社:中央経済社
適宜指示する
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 |
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○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 研究科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
学習目標(比率) | 60% | 10% | 10% | 20% | |||||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | |||||||||||
成果発表 | 100% | 60 | 10 | 10 | 20 | ||||||
受講態度 | |||||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ |