開講科目名 | 研究演習1年後期 | 大学院 | ||
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担当教員名 | 西 敏明 | 開講期 | 単位数 | |
後期 | 2単位 |
本学の建学の精神である「学問と真理に対して謙虚な情熱と不屈のファイトを持つ人物の養成」を目指し、教育理念として「高度な専門知識と具体的社会事象に関する問題分析能力、理論的予測能力、創造的な政策立案・実践能力を備えた人材の養成」に寄与することである。
研究演習1年後期は、最終年度で修士論文の作成のために必要な理論修得のための演習科目であり、品質マネジメントシステムのシステム分析の考え方・構築の仕方を講義し、修士論文を論理的に作成するために必要な研究能力を育成することを目標とする。
受講生が、受講後につぎのようなことができるようになることを到達目標とする。
1.前期の修得を踏まえ、統計的品質管理の観点から品質マネジメントシステムの考え方・分析方法の基礎理論を分析に応用することができる。
2.統計的品質管理の観点から品質情報システムと組織の考え方についてさまざまな視点から捉えることができる。
上記1.2の基本として、関連する論文を自分で探し、読み解くことができる。
この講義は,
1 対面講義で行います.なお,学校閉鎖時にはZoomを使用した講義となります.オンライン授業の場合,自分でExcelが出来る環境であることが履修条件です.
2 必ず教科書を講義の際,持参すること(教科書に沿って講義,課題があるため).
3 変更があれば,学内掲示板等を通じて連絡します.
1.工程能力指数と不良率との関係、データの変換
教科書:第1、2章
事前学修:工程能力指数の考え方について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:データ変換の意味・基本的考え方を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
2.期待値と分散、期待値と分散の性質とその応用
教科書:第3、4章
事前学修:期待値と分散の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:期待値分散の応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
3.統計量の確率分布、カイ2乗分布と非心カイ2乗分布
教科書:第5、6章
事前学修:各種分布について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:非心分布の基本的考え方について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
4.t分布と非心t分布、F分布と非心F分布
教科書:第7、8章
事前学修:t分布、F分布の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:非心t、F分布の応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
5.最小二乗法、区間推定
教科書:第9、10章
事前学修:最小二乗推定法について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:行列から求める方法について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
6.予測区間、許容区間
教科書:第11、12章
事前学修:予測の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:許容区間の応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
7.検定における棄却域の設定方法の考え方、片側検定のときの帰無仮説の表示方法
教科書:第13、14章
事前学修:検定の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:検定と確率の基本的考え方および応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
8.検定と区間推定との関係、統計的方法の性能の評価尺度
教科書:第15、16章
事前学修:評価尺度の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:性能評価について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
9.割引係数法・ベイズ推定・予備検定推定、工程能力指数に関する推定と検定
教科書:第17、18章
事前学修:ベイズ推定の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:予備検定の意味とその応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
10.非正規分布のもとでの工程能力指数、統計的方法におけるSN比
教科書:第19、20章
事前学修:SN比について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:パラメータ設計について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
11.タグチメソッドにおける静特性のSN比、タグチメソッドにおける動特性のSN比
教科書:第21、22章
事前学修:静特性、動特性の性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:各種SN比の比較について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
12.実験データのグラフの作り方と見方
教科書:第23、24章
事前学修:グラフの基本について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:データの見える化の応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
13.分散分析後の最適水準の設定と推定方法、分散分析は母平均の検定か・母分散の検定か
教科書:第25、26章
事前学修:推定の応用について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:分散分析の応用について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
14.分散分析におけるプーリング、実験計画法でのデータの取り方と解析方法
教科書:第27、28章
事前学修:プーリングの性質について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:データの構造式について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
15.多変量解析法のための線形代数入門、相関係数・重相関係数・偏相関係数
教科書:第29、30章
事前学修:線形代数について、事前に読んで、調べておき、理解すること。
事後学修:偏相関係数と因果モデルについて復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
<授業1回当たりの予習・復習の時間>
予習の時間:1.5時間、復習の時間:2.5時間
<予習の目標値(内容)>
「授業前には、該当のテキスト等で、演習箇所を読み、わからないところを明確にし、その箇所については事前学習し、予習すること。」
<復習の目標値(内容)>
「毎授業後には「演習要約レポート」を提出すること。その後、演習中、理解できなかったところを復習して、理解しておくこと。」
システム分析特殊講義
成績評価方法:レポート、成果発表、受講態度により評価する。
「演習要約レポート」(35%)を毎回作成し、それをもとに演習を踏まえ成果発表(25%)し、さらに議論や質疑応答などから受講態度(40%)を評価する。なお、レポート提出した場合、次回の授業で課題の中での特徴的な見解や誤解などについてコメントする。また、疑問点については、授業内で適宜回答する。
著者:永田靖 書名:統計的品質管理 出版社:朝倉書店
適宜指示する
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ | ○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | その他 | |||||
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課題解決型 | ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 | |||
○ | ○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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○ |
【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 |
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○ | ○ |
【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 研究科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
学習目標(比率) | 30% | 25% | 25% | 20% | |||||||
評価手段(比率) | 試験 | ||||||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 35% | 10 | 10 | 10 | 5 | ||||||
成果発表 | 25% | 10 | 5 | 5 | 5 | ||||||
受講態度 | 40% | 10 | 10 | 10 | 10 | ||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
高度な専門知識 | 専門知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
○ | ○ | ○ | ○ |