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開講科目名 人権法特殊講義 大学院
担当教員名 宍戸 圭介 開講期 単位数
前期 2単位
シラバス1

【授業目標】

DP1:高度な専門知識、DP3:思考力、DP4:判断力、DP5:会話・文章力、DP6:意欲・責任感
人権に関する有名判例又は最近の注目判例を検討する

【到達目標】

1. 判例を適切に読むことができる
2. 判例に対する学説状況を整理できる
3. 報告資料を適切に作成できる

【授業計画】

第1回 ガイダンス
 予習:検討したいテーマについて、資料を持って来る
 復習:テーマの絞り込み、資料収集
第2回 検討判例の確認、報告担当者決定
 予習:報告候補の資料を収集すること
 復習:報告担当分について追加調査
第3回 報告準備確認
 予習:追加調査資料の整理
 復習:不足資料の追加調査
第4回 判例検討会1 ー 国歌起立斉唱事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第5回 判例検討会2 ー 加持祈祷事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第6回 判例検討会3 ー 宗教法人オウム真理教解散命令事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第7回 判例検討会4 ー 牧会活動と犯人蔵匿罪
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第8回 判例検討会5 ー 日曜日授業参観事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第9回 判例検討会6 ー エホバの証人ー剣道不受講事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第10回 判例検討会7 ー 津地鎮祭事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第11回 判例検討会8 ー 自衛官合祀事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第12回 判例検討会9 ー 愛媛玉串料訴訟
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第13回 判例検討会10 ー 靖国参拝訴訟
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第14回 判例検討会11 ー 空知太神社事件
 予習:各自(報告者以外も)判例を読み込んで来ること、報告者は関連判例・文献にも目を通すこと
 復習:指定資料の読み込み
第15回 まとめ、総合討論
 予習:各自短めのまとめ報告が可能となるよう準備
 復習:半期の振り返理、資料再整理

*担当教員は憲法のほか、医事法・生命倫理の分野についても研究を行っている。この領域に関心のある受講者も歓迎する。
 シラバス記載の判例は一例である。受講者に応じて適宜変更を行う。
 現代的な問題を扱う場合は、判例検討会に代えて調査を行う(求める)ことがあり得る。

【予習・復習】

受講者には報告を求めるので、報告者は十分に準備を行うこと。他の参加者に対しても意見を求める。報告者の指定する判例及び文献に関しては、事前に予習して来ること。
また、課題に対しては修正・再提出を求めることがある。

【授業関連科目】

 

【成績評価方法・注意】

成績評価は、受講態度及び報告によって行う。
無断欠席(とりわけ報告者の無断欠席)は厳禁。

【教科書】

教科書を使用しない

【参考書】

適宜指示する